ラジオを聴いていた。
するとジョージ・ハリスンの遺作が本日オンエア解禁とかで、
たまたま聴く機会を得た。
厳密に言うと昨年11月に亡くなった彼が生前録音していたものを、
彼の息子がプロデュースしてアルバムにまとめたものだという。
じっくり、聴いた。
しかし、どうってことなかった。
ジョージといえばジョンやポール、リンゴとともに、
間違いなく世界の頂点を極めたバンドをやっていた人である。
その人が死を目前にして、
おそらくは彼の音楽的キャリアのすべてを動員して、
紡ぎ上げたであろう作品である。
このことを知った上で、ビートルマニアが聴いたならば、
なにがしかの感慨や感傷を得ることは出来るだろう。
しかし、俺は特別な思い入れはない。
残念ながら何も感じるところのない曲であった。
ビートルズという、もっとも多数の人が史上最高と認めるであろうバンドの一員の、
その最期の作品にしてこれである。
なのにこれっぽっちのキャリアで曲を作ろうとしている俺が、
何かものすごいものを生み出せるんだろうかと、
悲しい気持ちにもなった。
音楽というものは不思議だ。ごまかせない。
理屈なしにいいものはいいし、よくないものはよくない。
その基準が万人に共通でないというだけ。
美人の基準や異性の好みと似ていると思う。
俺から見たジョージの遺作はどこにでもいそうな感じだったが、
彼にしてみれば最期にふさわしい伴侶であったかもしれない。
その後流れたのは、アニメソング史上に残る傑作といわれ、
しかし未だ俺がきちんと聴いたことのない名曲、「海のトリトン」であった。
これはめちゃくちゃよかった。
誰がなんと言おうが、いいものはいい。
だめなものはだめだ。
つくづく。
するとジョージ・ハリスンの遺作が本日オンエア解禁とかで、
たまたま聴く機会を得た。
厳密に言うと昨年11月に亡くなった彼が生前録音していたものを、
彼の息子がプロデュースしてアルバムにまとめたものだという。
じっくり、聴いた。
しかし、どうってことなかった。
ジョージといえばジョンやポール、リンゴとともに、
間違いなく世界の頂点を極めたバンドをやっていた人である。
その人が死を目前にして、
おそらくは彼の音楽的キャリアのすべてを動員して、
紡ぎ上げたであろう作品である。
このことを知った上で、ビートルマニアが聴いたならば、
なにがしかの感慨や感傷を得ることは出来るだろう。
しかし、俺は特別な思い入れはない。
残念ながら何も感じるところのない曲であった。
ビートルズという、もっとも多数の人が史上最高と認めるであろうバンドの一員の、
その最期の作品にしてこれである。
なのにこれっぽっちのキャリアで曲を作ろうとしている俺が、
何かものすごいものを生み出せるんだろうかと、
悲しい気持ちにもなった。
音楽というものは不思議だ。ごまかせない。
理屈なしにいいものはいいし、よくないものはよくない。
その基準が万人に共通でないというだけ。
美人の基準や異性の好みと似ていると思う。
俺から見たジョージの遺作はどこにでもいそうな感じだったが、
彼にしてみれば最期にふさわしい伴侶であったかもしれない。
その後流れたのは、アニメソング史上に残る傑作といわれ、
しかし未だ俺がきちんと聴いたことのない名曲、「海のトリトン」であった。
これはめちゃくちゃよかった。
誰がなんと言おうが、いいものはいい。
だめなものはだめだ。
つくづく。