▼珈琲の香り

東京都豊島区駒込の『石川コーヒー店』。
おそらく自宅に一番近い自家焙煎珈琲豆売りの店。

血圧が高いので血液検査をしながら薬の効き具合を試しているので、
今週末の静岡県清水片付け帰省はお休み。

帰郷して桜橋『櫻珈琲』で珈琲をごちそうになれずに残念。
電六サイトからのリンクを見ていつもの京都の珈琲に替えて
『櫻珈琲』の珈琲を取り寄せたという世田谷在住の先輩が、
生活習慣病にはひたすら歩くことも有効だとアドバイスしてくれたことを思い出し、
買い物を兼ねて近所を散歩する。



あの角を曲がったら『石川コーヒー店』で
珈琲豆を焙煎する香りがするかしらと“鼻を澄ませて”歩いたら
やはり郷里の県道197号線から『櫻珈琲』のある路地へ
曲がったときのように良い香りがし、
香りにはここからあそこへ転移してしまえそうな倒錯感がある。

はて珈琲のカフェインは高血圧に悪いんじゃなかったかしらと
ネットで検索したら珈琲カフェイン悪玉説は
最新の研究で覆されたらしい。
やれやれ。

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▼煎餅の不思議

東京都文京区本郷三丁目の煎餅屋店頭にて。
東大研究室御用達と言っても良いような場所にある大好きな店。

時折袋菓子を開けたらお煎餅が湿気ていた、などということが今もある。

幼い頃のお菓子屋で「お煎餅ちょうだい」と言うと
おばちゃんがガラスの蓋を開けて小さなスコップのような道具で
お煎餅をすくって量り売りしてくれたが
決して密閉性が良さそうに見えない木製ガラスケースなのに
湿気ているなどということはなかった。



文京区や台東区は手焼き煎餅の店がとても多いが、
どの店もこうやって店頭のガラス箱に
綺麗にお煎餅を並べて量り売りしてくれる。

決して密閉性が良さそうではないので
湿気てしまわないのかなぁと梅雨時など心配になるが
買ってみると湿気ていないのが不思議である。

見れば丹念に大量の乾燥剤を入れているようなのだけれど、
決してマメではなくお店自体が湿気ているような幼い頃の駄菓子屋のお煎餅まで
湿気ていた記憶がないのが不思議である。

木製ガラスケースのような適度な通気性があった方が湿気ない…
などという不思議が潜んでいるのだろうか。

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