goo blog サービス終了のお知らせ 

【女性会館とジョージダンスホールと宇土日出男】

【女性会館とジョージダンスホールと宇土日出男】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 6 月 1 日の日記再掲

静岡市女性会館アイセル 21 で戸田書店発行『季刊清水』の編集会議があったので出席した。

宇土日出男さんという人が原稿を寄せてくださるそうで女性編集委員たちが知っているかと聞くので知らないと答えると、清水の男女出会いの場だった『ジョージダンスホール』を知らないかと言う。知らないと答えると、
「そうか、まじめだったから知らないんですね」
と静かに笑われてしまった。

■アイセル21(静岡市中央公民館・静岡市女性会館)の二重螺旋。
RICOH GR Digital

宇土日出男さんは幻冬舎から『白壁の鼓動』という本を出されているそうで、奥付ページをめくって著者略歴を読んでみた。

宇土日出男(ウドヒデオ)
1949年生。専修大学商学部卒。静岡市清水区「ジョージダンスホール」(現ジョージオーシャンビュー)2 代目。バンドマンとして活躍後、ホテル・音楽教室に勤務。その後渡米し、コロラド・ラスベガス・SFシスコ・ハワイに滞在。’77年帰国しミュージックライブパブ開店。1980 年、NHK テレビ「あなたのメロディー」にて「島崎 恋の人」(歌:大月みや子)を作詞作曲しプロデビュー。国内有数の老舗ダンスホール:ジョージオーシャンビューとライブパーク:ジョージ通代表。社団法人 JASRAC 会員。専修大学柔道部静岡県支部長。東海大翔洋高校初代柔道部OB会長。特技:日本拳法五段、柔道二段、プロキックボクサーライセンス所有(幻冬舎刊『白壁の鼓動』著者略歴より)

■幻冬舎刊『白壁の鼓動』宇土日出男著
NIKON COOLPIX S10

最近はちょっと酒が入ると途中からの記憶がなく、酔って破廉恥な行為をしたとか、暴力をふるって大暴れをしたとか、そういういう話を聞かないのでそれはそれでいいのだけれど、陽気でご機嫌だったけれど、ろれつが回らないし足下がふらついていたので怪しいな……と思っていた、などと言われると不安になる。

5 月 31 日も郷里清水出身者が営む東京四谷の割烹料理店で飲んでいたら、面白そうなお客がいたので紹介していただき、名刺交換をしてあれこれ話をしたのを微かに覚えている。話をしたのを微かに覚えているけれど内容が全く記憶にないので名刺入れを調べてみたら、東京都小笠原村の村長さんだった。清水に縁のある人だそうで、面白い人にあって面白い話をしたような気がするのだけれど中身の記憶がまったくない。

■ダンスホールは知らないけれどミルクホールは知っている。でも入ったことがない。まじめだったからか。
RICOH GR Digital

『季刊清水』の編集会議が終わって清水まで送ってもらったら午後 8 時近かったので新清水駅前から第一タクシーに乗って辻の中華料理店『らいみん』へ。
「ねぇ、ジョージダンスホールって知ってる?」
とかつて遊び好きだったご主人に聞こうと思っていたのだけれど、その用件もまた飲んで奥さんと話し込んでいるうちに忘れてしまった。

帰京してあらためて思い返すに、どうも清水の友人(森美佐枝)宅で行われた飲み会で一度だけ宇土日出男さんに会って紹介されているような気がする。その人は挨拶してちょっと話したら「(面白い人だなぁ)」と思ったのだけれど、残念ながら何が面白かったのかがまったく記憶にない。

面白いことの内容を覚えていないというのは、酔っているときの自分だけが得をして素面の自分ばかりが損をしているような不公平感を、どちらかといえば感じる。
 
酔って忘れたいから飲むのだけれど、飲んだときのことを覚えていない酒飲みというのは、幸せなのだろうか、不幸せなのだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 【落ち着きの... 【 2007 年 清... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。