電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
【夏の時間】
【夏の時間】
子ども時代の夏を思い出すと、何かおもしろいことはないかと楽しみを探しあぐねて、長い昼間の時間を持て余していた記憶があり、何て贅沢な暮らしだったのだろうと思う。
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左から、新巴川沿いを歩いていて見つけた「清水おもしろクラブ」、
新巴川に架かる小さな橋より、
「清水おもしろクラブ」正面にまわってみたが休みだった。
子どもは「おもしろいこと探し」が得意そうでいて実は下手くそで、いつもおもしろがらせてくれる大人の手助けを求めていたんじゃないかと思い、同じように贅沢にある時間を持て余して「おもしろいこと探し」ができずにぼんやりしている年寄りを見ていてそう思う。
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能島八幡にて。円を描いて何かおもしろいことをしたらしい。
輪踊りかなと思ったけれど、何かの競技跡にも見えるし、
幼児の運動会跡にも見え、想像することもまた楽しい。
こんなにふんだんにある夏の時間を、生活のための仕事をせずに過ごせるなら、あれもしたい、これもやってみたいと思うことが山ほどあるのにと、子どもや年寄りを見て思う。だが自分もやがて、「おもしろいこと探し」ができない年寄りになるのだろうか。
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塩田川の水辺で遊ぶ子どもたち。
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練習じゃないのかな。
丸い輪は年齢別リレーや球運びリレーの練習で、
長い直線は綱引き、照明灯下の白線は
順送球かもしれない。
静岡市立の小・中学校は2学期制を採用しているせいか、早い学校では今日あたりから授業が始まるようです。(昔よりきびしいです。)
この能島八幡は繰船八幡の名もあるおもしろい歴史のある神社のはずですが、手作りのものにいたるまでいっさい解説らしきものがありません。そのかわり境内に白線を引いたりして地域の人がざっくばらんに有効活用しているわけで、その方が神様も喜んでいるかもしれません。
退屈して長く感じて無為に過ごした時間は、振り返るとあっという間の出来事のように短いんですよね。僕もあっという間に夏休みの終わりが来ました。
東京ローカルのニュースで下町の小学校で二学期が始まったと聞いた気がし、区立小中学校の夏休みは各区の教育委員会が決めらるようになっていた気がするので、東京でも自主的に始まっているのかなと思っていました。そうか、静岡市は二学期制になっていたのですね。
おもしろクラブは初期の名称で最近はもっぱら漢字で書いています。