▼神田ふれあい橋

 


郷里静岡県清水は町の真ん中に巴川という川が流れているので、市街地で暮らしていると一日に何度も橋を渡ることになる。そういう暮らしをした経験があると、都内でときどき橋を渡るのが楽しく、橋があると用もないのに渡ってみたくなる。



神田佐久間町川から『神田ふれあい橋』に向かう道。



秋葉原のビル街に細い路地があり、その先に歩行者専用の人道橋があって『神田ふれあい橋』 という。千代田区神田須田町と神田佐久間町を結ぶ近道であり、上流の『万世橋』と下流の『和泉橋』を渡らずに済むショート・カットになっている。1989(平成元)年の架設だそうで、東北・上越新幹線東京駅乗り入れ工事の際に鉄橋工事用の橋として用いられた橋が、地元の要望を受けて保存・開放されたものだという。

『万世橋』や『和泉橋』のようにでかい橋ではないので、故郷で橋を渡るような気軽さがあり、川面を渡る風があったりするとちょっと嬉しい寄り道となる。

 
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