◉2019年8月23日(金)の日誌

2019年8月23日
◉2019年8月23日(金)の日誌



親たちは「あの人、お天気屋だから…」などと他人について言っていた。お天気屋とは面白い言葉で、わが世代で話されるのをほとんど聞かないし、若者の口から聞いたこともない。

天気に関する感覚は多分に心理的なものだろう。朝のごみ捨てで人に会ったので「今日はようやく雨の一日のようですね」と言ったら「まったく、雨ばかり降っていて嫌になっちゃうね」と言う。カメラマンと編集者の友人夫婦は、やっとせいせい雨が降るので、鳥のフンまみれになっているベランダ掃除ができると喜んでおり、自分もまた「ちゃんとひと雨くればいいのに」と思って同感だったので意外に思う。

赤坂 2019

この夏は蒸し暑かったので毎日水出しの珈琲と緑茶を作り続けた。緑茶に関してはときどき水出し専用の煎茶パックを買っていたけれど、貰い物のお茶が冷蔵庫内に山積みだったので紙パックを買ってきて利用した。ペットボトル入りのお茶は日本茶だと認めないと郷里静岡の友人が言っていたけれど、確かに市販ではなく自分でつくる水出し緑茶は美味しくて来客にも大好評だった。

友人に限らず静岡県人は日本茶にうるさい。富山出身の妻は静岡県人がお茶ばかり飲んでいると驚いていた。そのお茶ばかり飲んでいる静岡県人は一軒ごとそれぞれに気に入りの生産者である茶園や販売者である茶舗があってそこからお茶を買っている。わが家にも茶園や茶舗を営む友人が多く、どこから買おうかと迷うけれど、やはり顔見知り・土地見知りの生産者に注文してしまう。なんだか作り手の人柄や土地柄の味がするからで、お茶の味もまた心理的なものなのだろう。

貰い物のお茶も底をついたので従姉が送ってくれた清水区西里の煎茶を水出しし、茶園主人の自信作だというその煎茶が美味しかったので追加で2パック注文した。美味しいお茶を送ってくれる清水の友人は、自宅で日常的に飲むお茶は、安い棒茶が好きなのだという。清水で暮らした頃のわが家も実は安い棒茶を飲んでいた。西里の茶園の商品一覧にも高級煎茶一覧の終わり近くに棒茶があり、棒茶にも高いのと安いのがある。

当座にがぶ飲みする日本茶として安い棒茶も買ってみた。あの人が作った棒茶はどんな味がするだろうと興味があった。届いたので煎茶と棒茶を各1リットル同時に水出ししてみた。水を注いでしばらくおいても棒茶の方はお茶の色が水に浸出しないので、やはり棒茶は水出しに向かないのかと思ったが、一晩置いてみたら棒茶の方が濃く出ていた。棒茶は出だすと短時間で抽出が終わるのかもしれない。味は苦味があって強いけれど酸味がなくて美味しい、これで十分と妻が言う。


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コメント
 
 
 
お天気やサン (浮雲)
2019-08-23 13:58:14
お天気屋、懐かしい言葉です。昔はよく聞きました。「この子は、お天気やサンなもので・・・」などと近所の母親たちはよく言っていました。また自分の子に「この、お天気やサンめっ((笑))」などと多分に愛情をこめて叱ってもいましたね。泣いたり笑ったり、ころころ変わる天気のような、手のかかる子への愛情表現のようでもありました。ただし、大人に対して使う時は、あまりいい意味ではなかったですね。
 
 
 
一刻(一国)者 ()
2019-08-23 15:06:30
お天気屋という言葉も聞かなくなりましたが、親たちの世代は「あの人はいっこくだから」ともよく言いました。言い出したら人の言うことを聞かない一刻者(一国者)のことですね。日本も韓国も一刻ですからこじれたら大変なわけです。
 
 
 
不安におびえたものです (浮雲)
2019-08-23 15:49:38
「あの人はいっこくモンだから、早く呆けるね」などともよく聞きました。私は、一刻なところがあるとおもっていたので、不安におびえたモンです。まあこの歳になりましたから、それほどではなかったかナなどと・・・。
 
 
 
一刻者 ()
2019-08-23 16:15:08
「一刻者 認知症」で検索するとこだわりの全量芋焼酎『一刻者』しかヒットしないので大丈夫でしょう。たまには芋焼酎もいいかな。
 
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