電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
【2023年のマンホール】
【2023年のマンホール】
雨で人影まばらな清水市街夕暮れ。
足下を見たらそこに昔馴染みの顔があり、心の中で軽く手を上げて「よっ」と声をかける。
静岡市下水道事業 100 周年のマンホール。そう 2023 年は旧静岡市が下水道創設事業の認可を得た 1923 年から 100 周年だったのだ。
2024年4月3日 清水にて
足下を掘れ、そこに泉あり(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)
泉ありといえば上水道。
旧清水市の上水道が竣工したのは 1932 年だった。そしてその年に「記念塔」も竣工している。
一方、清水市都市計画事業の方は、すでに一部着工しており、また、まだ着工していないものもあったが、将来市内の幹線道路となるべき五路線の放射状の中心地に、その事業記念塔を七年二月に建立した。この中心地とは当時の清水高等女学校(現在の清水西高)の西南の地であった。この記念五路線の放射にあわせた、五角形の花崗岩製の直径は十三尺(約四メートル)、上部は尖塔状を しており、高さは二九尺五寸(約九メートル)あった。市民はその後「記念塔」と呼びならわした。 (『清水市史』)
記念塔は五叉路を中心とした都市計画道路完成を祝して建造されたものと思っていたのだけれど、上水道の完成を祝い、上水道利用を促進するための広告塔でもあったのだ。だから記念塔内では誰もが自由に水を飲むことができた。ああそうかと記憶をちょっと修正した。
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を公開。
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