多色ボールペンとモレスキンノート

僕の寄り道――多色ボールペンとモレスキンノート
(2016年6月17日)

 OHTO という筆記具メーカーの製品が好きで愛用している。この MULTI-Smart 4 というペンは、ネーミングが示しているように 4 本の芯を内蔵して 4 種類のペンとして使うことができる、いわゆる多色ボールペン。そういう多色ボールペンは必然的に軸が太くなるのだけれど、この製品は驚くほど細身にできている。その秘密は一見チープなプラスチック製に見える軸の構造にあり、なんと極薄に加工された金属でできている。極薄構造なのに十分な強度があることで細身にし、改めて塗装によって金属臭さを隠してプラスチック風の軽みをまとっているという、プッシュ式なのにひねりの効いた製品企画になっている。

 中の芯は 4C 規格に準じているので、各社から発売されている様々な替芯と交換できる。最近はパソコンとインターネットから離れて、Moleskine(モレスキン)ノートにメモを取るのが習慣になっている。仕事のこと、住民自治会のメモから、読んでいる本の読書ノートまで、あらゆることを細かな字で書き込んでいるので、そのために必要な替芯に差し替えている。

 1本目は最初から付いている0.5mmのシャープペンシルをそのまま使っている。これは読んでいる本に傍線を引くためのもの。2本目はパイロットコーポレーションの「感圧方式入力スタイラスペンレフィル」で、感圧ペンで操作したり手書き入力できる電子辞書で調べ物をするためのペン先(TCRF-15)、3本目はパイロットコーポレーションのハイテックCスリム 0.4mm(LHRF-20C4-B) というやつで、Moleskine(モレスキン)ノートの平滑度の高い紙にも滑らず、筆圧をかけなくてもスラスラと書け、小さな字による細かい書き込みにも耐え、インクが染み込んで裏うつりしたりしない。そういう条件にぴったりだったからで、個人的にはこれがベストだと思う。4C規格ボールペンの弱点としてインクのストック量が少ないので、4本目にも同じハイテックCスリムの芯を予備として挿してある。

→ オート スマート4 ホワイト MF-15ST4-WT

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