COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
統制
FUJIFILM X100V
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高速道路を走っていると、車の動きにひとつの流れが出来る。
何台かの車が連なって、互いに一定の間隔を保って、一団となって走っていく。
こちらは自動運転で走っているので、何もせずに座っているだけだが、その流れに加わって一緒に進んでいく。
会社に行く途中に、速度違反取締りのオービスがある。
毎日通っているから、その場所はよく分かっている。
ナンバーを読み取るNシステムはあちこちにあるのだが、速度を測定するオービスはいくつかしかない。
その2キロほど手前で車内のレーダー探知機が知らせてくれて、1キロ前からはしつこいくらいに警告を発する。
数百メートル手前に来ると、実際に電波を感知してピコピコと大きな音を立てる。
面白いもので、何台かでまとまって走っている車の一群が、オービスの手前になると必ず速度を緩める。
それまでけっこうな速度で走っていたのに、オービスが近付くとスーッと全体の速度が落ちていく。
その落ち方がいきなりではなく、実にさりげなく自然に落ちていくのだ(笑)
列の速度が落ちたからと言って、遅い!とイラついて、隣のレーンに飛び出して追い抜いていく車も無い。
流れに従って、皆が同じように減速していく。
どうやらほぼ全員が、この先にオービスがあることを知っているようだ。
いつも通っているからか、あるいは皆レーダー探知機を付けているのか・・・
そしてオービスを通り過ぎると、また列の速度がスーッと上がっていく。
ここさえ過ぎれば・・という感じで、またもとのペースに戻すのだ。
前の車が速度を上げれば、当然僕の車もそれに合わせて加速していく。
実に統制のとれた動きである(笑)
それにしても、レーダー探知機の装着率って一体どのくらいなのだろう・・・
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