オーダーシャツ・その後


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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以前オーダーシャツのことを書いた。
2017年7月18日の日記「オーダーシャツ」
2017年7月22日の日記「到着」
そこで3枚ほど自分でデザインしてオーダーしてみた。
何着か作ってみて、それなりに分かってきたことがある。

まず、デザインで冒険したものは、必ずしも成功しないということ(笑)
襟や袖を思い切って別の色にしたシャツは、ネットの画面上で組み上げた時はいいと思ったが、実際に自分が着てみると必ずしも似合わうわけではない。
というか、着こなすことが出来ない(笑)

これは体形ばかりでなくセンスの問題もあり、要するに僕の感性が未熟であるということだ。
シャツとして面白くても、「それを着た自分」まで考えが及ばない。
せっかく自由にデザインできるのに勿体無いとは思うが、やはり単色でまとめた方が無難のようだ。
せいぜい裏地を変えてチラ見せ程度にするのがよさそうだ。

次にやはり廉価な生地は、それなりの品質であるということ。
毎年某デパートで何着かオーダーしているが、やはりそちらの方が物がいい。
まあ価格に倍以上の差があるから、当然といえば当然なのだが・・・

デパートのオーダーはまず生地の小さい反物を購入して、それで作ってもらうので、余った分は恐らく無駄になる。
一方ネットの場合大量に注文が入るだろうから、仕入れた生地に無駄が出ず、その分安いのだろうと思っていた。
しかし実際には生地の品質そのものに差があり、着た時の感触に違いを感じる。
ネットのショップの生地にも高い素材があるので、そちらで作ればまた違うのかもしれない。

サイズについては、まずは自分で測ったデータに基づいて作ってもらい、その結果を次のオーダーにフィードバックして・・というように、段々といいところまで追い込んでいく。
しかしたとえば袖に関しては、単純に腕にピッタリの長さにするよりも、わずかにだぶつかせた方が自然に見える、ということが分かってきた。
そういう細かいノウハウは、デパートでは専門の販売員が心得ているようで、本当にしっくりくる形に仕上がってくる。
やはりプロが介在するだけのことはあるのだ。

ところでもうひとつ気になるのは、メールでの宣伝方法である。
ネットを使った販売では定石なのかもしれないが、ショップからの宣伝メールがほぼ毎日送られてくる。
そのほとんどが、本日限り30%OFFといった内容である。
つまり毎日「本日限り」なのだ。

これはちょっとやり過ぎで、かえって逆効果なのでは?・・と思う。
シャツなんてそうしょっちゅう作るものでもないので、毎日送られてくると少々鬱陶しい。
最近はメールの題名を見ただけで、内容を確認せずに削除するようになっている。
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