三脚病


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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ニコンが新型になったことをきっかけに、久々に写真の分野に興味が移っている。
ここに載せる写真を撮るために、ずっと撮影は続けていたが、使用する機材はしばらく更新されていなかった。
しかしD850の導入とともに、ネット上でカメラ関連のグッズを検索することが多くなった。
その分、靴は少しお休みである(笑)

三脚病・・というのがある。
次から次へと三脚を買ってしまう病気だ。
別にコレクションとして買うのではない。
要求を満たすことが出来なくて、どんどん買い増していくのだ。
写真を本格的に始めると、多くの人がかかる病気である。

三脚というものは、ひとつですべてを補うのは難しく、どうしても数種類必要になってくる。
携帯性と強度という相反する二つの要素が絡む、なかなか難しいグッズなのだ。
あれこれと悩んで、結局いくつか買うことになる。

前にも書いたかもしれないが、昔は三脚病は次のようなパターンに陥る場合が多かった。
まず最初は、三脚なんて必要ないと馬鹿にして、国産の安いやつを買う。
ところがぶれた写真ばかりで情けない思いをする。
それではと性能重視に変わり、重量級の大型三脚を買う。
それを山に持って行き、あまりの重さに遭難しそうになる。
重いのには懲りて、少し性能を妥協してカーボン製の中級の大きさの三脚を買う。
こうして三脚が増えていくのだ。

今は中国製など選択肢も増えたため少し変わってきたのかもしれない。
ネットで得られる情報の量も違うだろう。

僕もかつてずいぶんと投資したので、三脚に関しては一通り持っている。
純粋に性能重視のものから、軽いことを優先したものまで・・・
今のところ僕の三脚は、以下のような組み合わせで落ち着いている。
(これでほぼ完成されているので、今から新たに購入することはまずない・・と思う・笑)

1.重量級 性能重視型
ジッツォの5型カーボンにブルジンスキーのヘッドを付けたもの。
これは僕の中では最強に近い組み合わせだ。
また今となっては貴重なフランス製ジッツォの5型アルミも新品同様のものを持っている。
20年以上前に買って大切にしていた・・というより重くて外に持ち出せなかったものだ(笑)
こちらはとりあえずカンボのヘッドをつけている。
ただ超望遠を使うことは少ないので、どちらも滅多に出番は無いのだが・・・

2.性能と重量のバランス型
ジッツォの3型カーボンにRRSの大型ボールヘッドを付けたもの・・これが一番稼働率が高い。
性能と重量が高度にバランスされており、車で出かける時に持って行く三脚のスタンダードになっている。
2型カーボンにRRS中級ボールヘッドを組み合わせたものも持っており、こちらは飛行機で撮影旅行に行く時など持ち出すことがある。

3.軽量・携帯性重視型
近所の散歩や海外出張の際に使うのが、ジッツォの1型トラベラーである。
スーツケースに余裕で入るし、背中のバックパックに入れて運ぶことも可能である。
ただし性能的には限界があり、特に望遠系に使うのはちょっと厳しい。
ブレないように上手く撮るには工夫が必要になるだろう。
本来D850クラスに使う三脚ではなく、あくまで携帯用と考えた方がいい。

年齢とともに重い装備はきつくなっており、どうしても上記3番の軽量三脚を持ち出す事が多くなっている。
現在はRRSの小型のボールヘッドをつけているが、よりマッチしたのが無いか物色中だ。
いい組み合わせがみつかったら、ここで紹介しようと思っている。

実はもっと小さいジッツォのバサルト00型という三脚も持っている。
これはおもちゃのような三脚で、一眼レフにはまったく使えないが、コンパクトカメラで散歩に行く時などはあると重宝する。
以前はシグマのDPシリーズ3台とこの三脚を持って都内を歩いていたこともある。(3台まとめてもニコンの一眼レフより軽かった)
将来はコンデジとバサルト00型の組み合わせも悪くないと考えている。
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