反動


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

大きな画像

イタリアから資材をいくつか取っているが、その値上がりが半端ではない。
コロナ前から比べると、そろそろ倍近くなっている。
本当に、2000円で入れていたものが、今は4000円近くなってしまった。
どんどん上がっていくので、原価計算が大変である。

商社も悲鳴を上げている。
あちらから、何かの間違いではないかと思うような価格を提示してくる。
そのたびに再計算して、価格改定を繰り返すことになる。
何度も取引先に頭を下げなければならない。
今ヨーロッパから物を仕入れても、いいことは何も無い・・と言っていた。

この上がり方は、円安だけでは説明がつかない。
恐らく先方の国内での価格がどんどん変動しているのだ。
あちらの事情は分からないが、人件費などもそれに応じて上がっているのだろうか・・・

確かコロナのパンデミックがピークの頃、イタリアでは特に被害が大きく、多くの方が亡くなったはずだ。
あの頃、向こうの資材メーカーと連絡しようとしても、ろくに返事を貰えなかった。
感染拡大が酷く、生産はおろか、出社自体が出来ないようで、何か頼んでも、対応どころではなかったようだ。
コロナの打撃と精神的ショックが大きかったのか、人手が無いばかりでなく、やる気までも失くしているように見えた。

その反動なのか、あるいは延長なのか分からないが、今は価格が際限なく上がっている。
しかしこれが正常な流れとは思えない。
そのうちまた別の反動があるのではないかと心配しているのだが・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )