黒い靴


FUJIFILM X100V

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大抵の靴は、色が何種類か用意されている。
スニーカーにしても、革靴にしてもだ。
多くの場合、黒とそれ以外の色が用意されている。

黒を選んでおけば、まず間違いはない。
いろいろな服と合わせやすい。
黒い革靴であれば、ブルーのスーツにもグレーのスーツにも合う。
スニーカーでも、黒であれば変に目立たないので、仕事に使える場合がある。
黒い靴は汎用性が高くて便利なのだ。

しかし不思議なことに気付いた。
黒い色のモデルを買って、その靴が気にった場合、別の色も欲しくなるのだ。
履いているうちに、黒じゃ何だか物足りないな・・と考えるようになる。

悩んだ末に、実際に他の色も買い足したケースもある。
最近ではマグナーニのスニーカーがそうだった。
黒を買って気に入り、1年越しで欲しかったブラウンも買った。
(ところがブラウンは思ったほど気に入っていないのが不思議なところ・笑)

オールデンのタンカーブーツも、黒のクロムエクセルを購入した。
いたく気に入っている1足ではあるのだが、それゆえに他の色も定期的に欲しくなってしまう。
時折オークションなどに出るのを眺めているが、価格が高い事もあり、結局買ってはいない。

では最初に黒以外の色を買った場合はどうだろうか。
この場合、あとから黒が欲しくなることは滅多にない。
よほど黒がカッコよければ別であるが、黒以外の色、たとえばブラウンを最初に買って、あとから黒も買い足す・・とうことはまずない。

その靴のイメージを象徴するカラーというものがあるが、その色を押さえておきたくなるのだろうか。
あるいは無難過ぎる黒ではつまらないので、もう少し冒険してみたくなるのか・・・
自分の心理が掴みきれないでいるが、少なくとも経済的には、最初に黒以外の色を選んだ方がよさそうである。
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