愛用靴


D810 + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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数か月前に書いた愛用靴の紹介記事がいくつか残っていた。
すっかり忘れていた。
それを少し修正して公開することにした。



オールデンのフットバランスラインのNo.543 フルブローグ。
モディファイド・ラスト。
サイズは7EE。

1年以上前に購入した靴である。(2016年5月23日の日記
それから何度も仕事で使っており、特に出張先で人と会う際の定番の靴となっている。
華やかな雰囲気のフルブローグは、プレゼンテーションの席に使うのにちょうどいいのだ。

以前も書いた貴重な「幅広のモディファイド」である。
足を包み込むような独特の感触の靴である。
踵をしっかりホールドしてくれて、足先は解放されてストレスは最小・・・

他の靴では味わえない、この靴ならではの特別な履き心地がある。
それぞれのラストに良さがあるとは言うが、自分の足に合ったモディファイドラストの靴の履き心地は別格である。
これが好きになってしまうと、他の靴が履けなくなってしまう。



実際この靴を履いて、一日立ったまま仕事をすることがあり、その良さを実感している。
普通の靴だと途中で足がだるくなって嫌になってしまうことも多いのだが、この靴だとそれをほとんど感じない。
疲れがまったく無い訳ではないが、疲れの度合いは非常に少ない。

赤みの強いバーガンディのカーフは、非常にしなやかで足への当たりも柔らかい。
本来矯正靴であるこの靴の性格、機能とよく合っている。
一般の革靴のように、硬い革の容器の中に足を入れるような感触とは異なり、柔らかい革の袋で足を包み込むような感触である。
深みのあるワインレッドの色も素晴らしく、一目で革の良さが伝わってくる。
仕事の靴として、本当に離せない一足になっている。

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