おニュー


SIGMA DP3Merrill

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出張先で、買ったばかりのスコッチグレインをおろした。
日曜日に購入したおニューの靴だ。
朝からそれを履いて仕事先にでかけた。

想像していた通り、自分の足にぴったりだ。
まるで10年も履いてきた靴のように、初めから足に馴染んでいる。

柔らかくはない。
作りがしっかりしており、かなり頑丈に作られている。
その中に足がすっと収まる感じだ。

柔らかい靴を履いた時とは、違った意味での快適さがある。
リラックスではなく、少し緊張した心地よさとでもいうべきか。
これ以上を望むなら、自分専用の木型を作るしかないだろう。

当分は、同社の靴の中で、これと同じ型で作られたモデルから、選ぶのがよさそうだ。
仕事以外で履く靴も、欲しくなってきた。



今日の時計ベルト。
ブロ-バ・アキュトロンに、ジャン・ルソーのルイジアナ・アリゲータ・セミマットのブラックをつけた。

アキュトロンが気に入って、このところ毎日のようにつけている。
機械式とは違って、金属の塊という感じはしない。
厚みこそけっこうあるが、ケースの重量は案外軽い。

時代的なものなのか、あるいはメーカーの考え方なのか、各部の作りが意外にしっかりしている。
文字盤は立体的で、手を抜いた感じはなく、機械式の腕時計と言っても通用する。
そもそも音叉式という駆動方式の存在を誰も知らないから、機械式であることを疑わないだろう。
何しろ秒針は滑らかにスーッと動くのだ。

最近のクォーツのように、すべてが薄く安っぽい作りにはなっていない。
機械式の時代との中間に位置する時計といったらいいのか、部分的にクラシカルな価値観が残っている。
もしかすると、構造上ケースを一定以上薄くは出来ないのかもしれない。
その厚みが、古典的な外観の理由のひとつになっている。

ところで精度の問題だが、僕の持っている個体は意外に狂いが生じる(笑)
しばらく使って様子を見てみたが、一日に十数秒、あるいはそれ以上進む。
これでは機械式の標準的な時計と変わらない。

本来は日差2秒という話なので、何か原因があるのだろう。
勝手な想像だが、内部の音叉の共振周波数を狂わす外的要因があるとか、この方式ならではのトラブルもあるような気がする。

このモデルのドレスウォッチとしてのデザインを生かすべく、ジャン・ルソーのアリゲータのブラックをつけてみた。
幅が17mmと狭いので、素材の良さが伝わりづらいが、細部まで手を抜いていない最高峰のベルトである。

もちろん立派にドレスウォッチとして通用する時計ではあるが、リューズの位置が中央にないのが、やはり多少の違和感につながっている。
どこか女性的で、頭を丸めた尼僧のようにも見える(笑)
また慣れていないからだが、リューズが中央にないと、腕に通す時に方向を一瞬迷うこともわかった。

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