気圧


D4 + AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

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まだ花火の写真があるので、もったいないから載せておく(笑)
花火が昨晩でよかった。
今日は一日どんよりと曇り、時折雨のぱらつく薄暗い一日であった。
視界も悪く、おそらく花火をあげてもはっきりとは見えなかったろう。

午後になってソラマチにでかけてみた。
面白いお店もあるのだが、まだまだ異様な混み方で、ショッピングモールが本来の機能を果たしていない。
モール内の道を歩くのも大変で、ゆっくりと商品を見る雰囲気ではない。
もう少し落ち着くのを待つしかないか。

その後Mrs.COLKIDは銀座に向かったが、僕はどうしても行く気になれず、日本橋から別行動をとった。
理由はわからないが、今日は銀座に行きたいという気持ちにならなかった。
三越本店を軽く覗いて、秋葉原に出てヨドバシを見て帰宅した。
曇りの日は気圧の関係か、どうも調子が出ない。



今日の時計ベルト。
シーマスター・アクアテラに、ジャン・ルソーにオーダーしたスムースカーフのダークブラウンをつけた。

秋を意識して、普段使い用に作ったベルト。
同社のカーフは、比較的安価なので頼みやすい。
納期も短いので、季節に合ったものをオーダーできる。
(他社は出来上がるまでに季節が変わってしまうのだ・笑)
色はダークブラウンと書いたが、正式な呼び名ではない。
同社の仕様書には、色番号のみが記入される。

今回のベルトも、バンビのフォールディング・バックル専用の設計にして、12時側を切り詰めてもらった。
動くのを嫌って遊革を付けない人もいるというので、試しにそのタイプを選んだ。
したがって固定された定革ひとつしか付いておらず、ちょっと見た目には寂しい。
6時側はそれに合わせて、ループから飛び出しすぎないよう短めに作られている。
僕の腕の太さに合わせたもので、オーダー品ならではの仕様である。

ステッチは、適度にコントラストを出しながらも、しっくりとマッチするよう、生成りに近い明るいブラウンにした。
手縫いの無料キャンペーン中だったので、当然手縫いにしてもらった。
手縫い用糸とミシン用糸では番手が異なり、用意されている糸の色も違うので、お店でサンプル帳を見せてもらって選ぶ。
ベルトの厚みは前回ほど極端なことはせず、アクアテラに妥当と思われる5mmを選んだ。

裏材はラバーのベージュにしてみた。
同社はラバーにも数種類の色が用意されている。
しかし耐汗性のある素材としては同社オリジナルのアンチスエット・レザーもあり、正直なところ感触はそちらの方がいいように思う。
ラバー材を選ぶと縁はこて仕上げになるが、丁寧に処理されており仕上がりは申し分ない。
一般により高級と言われるへり返し仕上げは、皮革をかなり薄くすいて折り曲げているため弱く、痛んだ場合も修繕不能なので、通は案外こて仕上げを選ぶという。



最初に受け取った時は、少し外したかなと思ったが(笑)、じわりと良さが出てくるベルトだ。
アリゲータに比べれば、カーフの質感が劣るのは致し方ないが、季節にはよく合っている。
今日一日着けて歩いてみたが、案外いいな・・という気持ちになった。

個人的にはカーフ系素材のラインナップを、もう少し充実させてくれると嬉しい。
しかし同社はアリゲータを自社のメイン商品と考えており、安価なカーフを増やすことには抵抗があるようだ。
オプションの多くに無料で対応してくれる同社のシステムを考え合わせると、このカーフはかなり割安感があり、知るぞ知る目玉商品なのだが・・・



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