雪の那須へ


D3X + Carl Zeiss Distagon T* 21mm F2.8 ZF

大きな画像

那須に行ってきた。
数日前に思いついて急に出かけることになったので、あまり準備もせずに土曜日の夜、出発してしまった。
東京は、寒いがよく晴れていた。

ところが那須から何度も電話がかかってきて、来るのはよした方がいいという。
外は今年一番の大雪で、車で走るのはかなり危険な状態だという。
僕が東京の人間なので、雪の上を走った事がないと思い心配しているのだ。

現地でも、こんな日に好き好んで車を走らせている人はいないのだろう。
義父の次に義兄の家からも、危険だからやめた方がいいという電話がかかってきた(笑)

雪の上が特別得意なわけではないが、昔は何時間もかけて山奥にスキーに通ったし、今でも毎年奥日光にまで行くのだから大丈夫だと言っても、なかなか信用してくれない。
Mrs.COLKIDが電話口で、スタッドレスを履いているし、チェーンも持っているからと説明して、やっと納得してもらった。

東北自動車道に乗ると、那須から先は通行止めという表示。
高速が通れるうちに行ってしまわなければならない。

宇都宮を越えたあたりで強く降り出し、やがて路面は厚い雪で覆われ、アスファルトは見えなくなった。
那須が近付くと、なるほどかなり危険な状況になってきた。
少しでもラフなパワーのかけ方をすると、車の挙動が不安定になる。

那須のインターでは、ポールで道が塞がれ、警備の人に出口へと誘導された。
すべての車がそこで下りるので、那須の下の道が予想外に混んでいる。

僕よりも周りの車の動きが不安定で危なっかしい。
そのとばっちりを受けないように気をつけなければならない。
ノーマルタイヤでふらふら走る車や、逆に無謀な速度で飛ばしている車・・・
実家の近所では道から落ちた車が2台あった。

ところでMrs.COLKIDの実家は、広い日本家屋なので、とにかく寒い。
このくらいの雪なら、慎重に運転すれば問題なく到着出来るが、むしろあの寒い部屋で、寝ているうちに凍死する方が怖い(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )