節分


D3 + AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

大きな画像

予想外に雪が強く降りだした。
だが水分が多くて、一向に積もる気配はない。

家に帰ると、すぐに豆の入った袋を渡された。
見るとカエルとクマのぬいぐるみが、鬼のお面を付けさせられて、ソファに座って待っている。
お前たち今日は鬼の役か・・と言いながら、豆を投げつけた。

コンビニに行くと、恵方巻きのポスターが貼られている。
もともとそういう風習が無い東京生まれの僕としては、商売と結びついた意図的なイベントには乗りたくないなぁ・・と思っていたが、しっかり夕飯は恵方巻きが用意されていた。
仕方なく食べながら西南西の方角に、申し訳程度に顔を向けた(笑)

節分という行事も、調べてみると地方によってやり方が千差万別で、しかも年々変化しているようだ。
あまりにバリエーションが多く、これが絶対という定まった形は無いように見える。
様々な解釈により変化しながら地方に伝わっていき、長い歴史のうちに、さらに勝手に進化していったのだろう。

そもそも立春の前日という、節分の日自体が、年によって変化していく。
立春とは太陽黄経が315度となる日・・のことだそうで、「天体の運行に基づいているので、日付は年によって異なり、また未来の日付は軌道計算に基づく予測しかできない」のだそうだ。(Wikipedia)

現在は毎年2月3日であるが、それは1985年から2024年ごろまでに限ったことだそうで、1984年までは4年に一度の閏年だけ2月4日になり、2025年から(2021年からになる可能性があるそうだ)は閏年の翌年が2月2日になる・・という、けっこう複雑なスケジュールになっている。
しかしやる事といったら、豆をばら撒くという極めて単純な行為に変わりは無い(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )