夜の銀座


そうこうしているうちに日が沈んでしまった。
1時間ほどの間に急いで撮って回った写真だった。

超広角なのでシャッター速度がかなり遅くても手ぶれが目立たない。
手ぶれをしているのは確かなのだが、WEB上の写真としては、まあ無視できる範囲・・・という意味においてである。

Capture4のヴィネット・コントロールは必需品と書いたが、これが意外に夜景にも効力を発揮する。
周辺部において暗くなった建物が浮かび上がってくるのだ。

色のホワイトバランスをとるのも効果的だった。
Capture4の「グレー点の設定」でスポイトツールを使って補正する写真が多かった。
上手くいくと、一発ですっと欲しい色に変わる。

以上が今日使ってみての感想である。

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM




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イヌ


何も建物ばかりを写すことはない。
大勢の人が集まっているところを写しても面白いだろう。

でもいろいろなものがゴチャゴチャと写ってしまうので、あまり美しい写真にはならない。
サムネイルがずらっと並ぶNIKON View6で見ても、このレンズで撮った写真はあまり美しくなく、似たような構図のものが並ぶので、ちょっとうんざりする。
もちろんそれ以前に自分の腕の問題があるのは十分に承知している(笑)

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM

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角度


これはやはりHGさん向きのレンズかもしれない(笑)
建物の中を写す時に最大の威力を発揮する。

カメラを水平に構えると縦の線がまっすぐになるポイントがある。
しかし角度を少し動かしただけで盛大に傾くので、慎重に合わせてやる必要がある。

上のニッサン・ショールームの写真は、柱をまっすぐにしようとすると床の部分が少なくなってしまい、考えている構図がとれなくなるので、仕方なくカメラを少し下に向けて、柱が斜めになるのには目を瞑った。

もっとも後からPhotoshopで修正するのを「よし」とするなら、簡単に直せるのではあるが・・・(笑)

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM

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俯瞰


今度は逆に上から見下ろす写真だ(笑)
APS-Cでの10mmというと、だいたいこのくらいの感じになる。
画角が100度以上あるので、四つ角の交点に立つと、2方向の道が同時に写せる。

このシグマのレンズは10mmで使うと四隅が盛大に暗くなる。
Capture4のヴィネットコントロールを強めにかけてやる必要がある。
湾曲もわずかに出るがまっすぐのものを撮らなければ気にならない程度だ。
画角を考えれば立派なものである。

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
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敗退?


こうなったらヤケクソで下から見上げる写真ばかり並べてみる。
我ながら発想が貧困で情けない(笑)
特に「目が望遠」の僕は広角は苦手だ。



もっともこうやって並べてみると、これはこれで面白いか?

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM

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初陣


10-20の20mmの方は使う気はない。
常に10mmに固定だ。
これなら10mmの単眼レンズでもいいのだが・・・(笑)

それにしても超広角というのは難しい。
同じような写真ばかりになってしまう。

特に都会では背の高い建物ばかりで、しかも距離が取れないので、どうしても下から見上げる写真ばかりになってしまう。
HGさんの言われる通り、これは広い場所で使うべきレンズだ。
銀座は必ずしもこのレンズに適した場所ではなかったように思う。

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
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青空


台風の影響で、朝からどんよりとした雲に覆われていたが、夕方近くになって晴れてきた。
この時間になって晴れても遅いと思ったが、カメラを持って銀座に出かけてみた。

もう陽は傾いて暗くなりつつあった。
体調があまり良くないのに、我ながらどうかとも思ったが・・・
新しいレンズを使ってみたいという欲望に負けた(笑)

D2X + SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM
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古い日本のガイド


これは以前eBayでとった日本のガイドブックだ。
正式には「THE NEW AMERICA AND THE FAR EAST」の「VOL.IV JAPAN」である。

当時としては、別に「昔の」日本のことを書いてあるわけではなく、「現在の」日本のことを書いたガイドブックなのである。
発刊は1907年なので、それより以前の日本の写真が使われているわけだ。

東京、日光、横浜、箱根、長崎など日本各地の風景写真とともに、当時の人たちの生活の模様も収録されている。
これを見ていると、日本という国が非常に魅力的に思えてくる。
外国人がよく言うが、「精密な」極東の国という印象を受ける。

一方で面白いのは、下の写真のように飲んで騒ぐ男たちの写真が大きく取り上げられていることだ。
それもわざわざスタジオで撮影された彩色写真だ。
100年前の写真だが、最近撮ったといっても通用する光景である。
こういう騒ぎ方をする人は今でも多いが、別に今に始まったわけではないということだろう(笑)

イザベラ・バードが日本の宿で朝までどんちゃん騒ぎをする宿泊客たちに辟易するシーンがある。
バードは日光で侍出身の金谷氏の静かな家に泊めてもらい、やっと安らぎを得る。
その金谷邸でも、飲んで踊りを見せる近所の住人に、金谷氏の家族やお付きの伊藤が腹を抱えて笑うのだが、バードひとりが「何が面白いのかさっぱりわからない」としらけてみせる。

この写真を見ていると、当時の光景が目に浮かんでくるようで、実に面白い。
ところで下の写真の日下部さんの子孫はお元気なのだろうか?(笑)

D2X + Ai Nikkor 50mm F1.8

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ステレオスコープ


毎日のようにeBayでいろいろなものを取っている。
これは少し前に落札したステレオスコープ。
1900年頃には大量に出回っていたようで、毎日のように出品される。
そのため価値もそれほど高くはない。
スコープ本体に写真がどっさり付いて数十ドルだった。

写真は手彩色のものが非常に多い。
モノクローム時代は、カラー化への憧れが強くあったのだろう。
このステレオスコープの立体写真といい、リアリティの追求がずっとなされてきたことがわかる。

先程古いレンズを1本落札した。
以前atchanさんから教えていただいたマクロレンズをずっと探していたのだが、それを見つける前にアメリカで発売されていたオリジナルの方を見つけたのだ。
これも安くて数十ドルだった。
手元に届いたらテストするのでお楽しみに(笑)

D2X + Ai Nikkor 50mm F1.8
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