酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

意地とお告げと鉄則で~第2回ヴィクトリアマイル

2007-05-13 00:18:17 | 競馬
 11日、岡仁詩氏が亡くなった。岡氏は同大ラグビー部監督時代、3年連続学生日本一を達成した。最大の功績は封建制が色濃く残るスポーツ界へのアンチテーゼとして、<自主性重視>と<強い個の集合体>を掲げたことだと思う。ご冥福をお祈りする。

 さて、第2回ヴィクトリアマイル。NHKマイルの973万馬券の余熱で、いまだ頭は痺れたままだ。ギャンブルを宝くじにしても仕方ないので、<意地>と<鉄則>のキーワードを用意する。

 まずは馬の<意地>から。昨年のエリザベス女王杯、カワカミプリンセスは1着入線も12着降着の憂き目を見た。初マイル、6カ月ぶりのローテ、スピード決着の馬場と不安もあるが、中団からレースを進めれば、「牝馬最強」のタイトルに手が届くとみた。

 人間の<意地>なら角田だ。フサイチパンドラは乗り替わり後、福永鞍上で女王杯を制し、カワカミプリンセスに騎乗するチャンスも武幸に奪われる。アグネスラズベリはカワカミ同様、本田(現調教師)と縁のある馬だ。角田の<意地>と本田の<無念>が目に見えぬ力となって、両馬を後押しするだろう。

 ちなみに武豊は、女王杯での本田に不可抗力の要素もあったと弁護していた。「武豊TV!」で映像を交え、「騎手の掟」に反したルメ-ル(シェルズレイ騎乗)のコース取りこそ責められるべきと語っていた。

 次は<鉄則>だ。「同一厩舎は人気薄を狙え」というが、西浦厩舎ではアグネスが該当する(もう1頭はカワカミ)。3頭出しの堀厩舎ではジョリーダンスが人気だが、次週以降、本命馬で大勝負に挑むアンカツのこと、ここではおとなしくするとみた。内田博(スプリングドリュー)も大仕事を終えたばかりだし、堀トリオではビーナスラインの無欲の追い込みに期待する。

 アドマイヤキッスはひ弱さが拭えないし、JCを使った疲労残りが窺えるフサイチパンドラともども切る。ディアデラノビアは岩田が末脚勝負に徹するとみて2番手。スイープトウショウは府中苦手も、押さえざるをえない。

 結論。◎⑥カワカミプリンセス、○②ディアデラノビア、▲⑩アグネスラズベリ、△⑱ビーナスライン、△⑦スイープトウショウ。

 馬連は⑩と⑱から⑥②⑦に流し計6点。3連単は⑥1頭軸に<⑥・②><⑥・②・⑩・⑱・⑦><⑥・②・⑩・⑱・⑦>の計18点。

 先週「ギャンブルの不条理」にKOされ、サイコロを購入した。<お告げ>は③、⑪、⑱である。買わないと神の怒りに触れそうなので、③⑪⑱の馬連ボックスと3連複を賽銭代として100円ずつ買う。そのうち出目論者に転向するかもしれない。

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