酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

NPB開幕~失意の男たちがベイスターズを救う?

2024-03-31 21:35:54 | スポーツ
 ここ数年、頻繁に横浜スタジアムを訪れるようになり、街にも愛着を抱くようになった。中高生の頃、プロ野球の開幕が待ち遠しかった。当時は巨人ファンだったが、DeNAベイスターズに肩入れするようになって10代の時のときめきが甦った。開幕3連戦は広島相手に2勝1敗だったが、ルーキーの活躍もあり、好スタートを切れた。

 ローテーションを重視する俺は、怠け者でもあり、競馬予想は<二番は利かない>を軸に組み立てている。その伝でいくと、連覇を期待されている阪神も、コケる可能性はある。実際に村上、山田、塩見が揃って数字を落としたヤクルトは昨季、リーグ3連覇を逃した。最下位だった中日はどうかというと、浮上は厳しそうだ。昨季後半、チーム内の不協和音が洩れていたが、自身の好みを押しつける立浪監督の采配に疑問を覚える。

 阪神、広島、横浜、巨人、ヤクルトに優勝の可能性はありそうだが、ヤクルトは山田、広島は外国人2人が開幕早々、離脱したことは痛い。とはいえ、同様のことは他チームにも起こり得る。その点でいうと、ベイスターズの強みは投打とも使える選手が多いことだ。バウアーと今永の分をカバーするのは難しいが、先発可能な投手は多い。三浦監督が打ち出した〝第2先発構想〟を実現出来る頭数は揃っている。

 昨季の阪神はラインアップを固定することで、打線に繋がりが出来た。一方でオリックスは135通りのオーダーで戦っている。ベイスターズは後者に近いと思うが、度会→オースティン→佐野→牧→宮崎が基本ラインになったら、リーグでも屈指の攻撃陣になる。今季から佐竹学氏が走塁アナリストとしてチームに加わったが、その効果はオープン戦でも表れていた。

 ケミストリー、モメンタムという不確定要素が求められるが、ベイスターズを救うとしたら失意の男たちで、まずはオースティンだ。この2年間はサッパリだったが、2番として開幕3連戦に出場し、ハッスルプレーも見せており、汚名返上に燃えていることは間違いない。現在メキシコでプレーしているが、MLB復帰は絶望的なバウアーが6月以降に復帰する可能性はある。

 そして、筒香だ。広島や巨人も触手を伸ばしているとの噂もある。メンバーは固まったから不要という声もあるが、それは間違いだ。宮崎やオースティンにはケガの不安が付きまとう。度会だって、いつ不調になるかわからない。スペア的扱いであっても、筒香は内外野をこなせるユーティリティープレーヤーだ。重し的な存在感をベンチで示すことも出来るだろう。

 ついでに、パ・リーグについて。オリックスとソフトバンクの2強が有力だが、俺は西武に期待している。荒々しさで旋風を巻き起こしてほしい。
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