日記

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瀬戸芸、伊吹島

2019-11-13 22:46:09 | 日記

 瀬戸内国際芸術祭、11月4日で終わった。連休に入ると人が多く出るし、私の仕事も詰んでくるので、10月30日に行った。

 その朝、アメリカ在住のポーランド人、レスさんに朝食を用意し、「今日、伊吹島へアートを見に行く」と言ったら、「一緒に行く」と言われ、ちょっと慌てた。私は英語ができないからだ。会話が続かない。ま、何とかなるだろう。

 彼は自転車で旅している。日本は6回目というけれど、日本語はあまりわからないようだった。スマホに向かって喋り、日本語訳を私に見せる。

 9時半の船に乗るため、私たちは自転車で港に向かった。

 駐輪場がわかりにくい。そして汚い。ゴミが散乱している。どうして掃除しないのか、不思議だった。綺麗好きの日本人なのに。

   

 一時間の船旅、飽きることなく、ちょうどいい。レスさんが喋って私に見せたスマホ、日本語なのに、どうも言っている意味がわからない。傍に座っている若い女性に見せて「これどういう意味かな?」と聞いてみる。すると彼女、英語をしゃべりだした。日本人じゃなかった。台湾から来ていた。メルボルンに居たらしく、流暢な英語を話す。レスさんは「船からジャンプして泳いだら料金が無料になるかな?」と言ったようだ。ジョークを解せず、情けなかった。彼ら二人はしばらく会話を楽しんでいたので、間がもててよかった。写真、左がレスさん、右が台湾の綺麗な女性。

    

 さて、私たちは、時折二言三言会話しながら歩いた。私同様、どうもアートにさほど興味はなさそうだった。彼はスポーツマンだ。コースを歩くのは速い。1時間で港に戻ってしまった。私は、会期中、ここで売り出している「うらら弁当」が楽しみだった。レスさん、付き合ってくれて、弁当売り場まで、また坂を登って行った。念願のお弁当、ゲット。頼りないガイドだったけど、このお弁当、ご馳走してくれた。

  

 カモメが沢山、可愛らしく休んでいる。

 前回の伊吹の展示は真夏だった。暑くて涼をとる場所もなく、疲れた。今年は気候のいい秋だけど、人は少ない気がする。

 英語の勉強の必要性を痛感した一日だった。外国人とコミュニケーションできたら楽しいだろうなあ。

 近頃有名になった伊吹のアサギマダラ、この日は見なかった。フジバカマの花畑を探したら見つかったのかも。レスさんが教えてくれたことだけど、アメリカにも渡りの蝶がいて、モナクバタフライというのだそうだ。調べてみると、オオカバマダラという名前で、メキシコからロッキーまで渡るらしい。へぇー、そうなんだ。ひとつ勉強した。

 


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