日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

お遍路さん

2011-12-30 22:56:02 | インポート

 やっとお遍路さんへの年賀状を書き終えた。今年用意したハガキは、去年より100枚少なかった。皆さんがおっしゃるとおり、お遍路さんの数が減っている。震災の影響だといわれている。地震や台風の自然災害、景気の低迷、そして、個人的にも何度か苦境に立たされ、踏んだりけったりの一年だった。よくぞこんなに次から次へと悪いことが起こるものだと、神様を恨みたくもなった。人が幸せであるか否かは、心の持ちようである。前向きに、感謝の心をもって生きてゆこう。一般的にはそろそろ私も定年の年、ここいらで一度健康チェックをしたほうがいいかなと思う。来年そうそう人間ドッグをあたってみよう。楽しく仕事を続けるためにも健康でなくてはいけない。

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3年前、歩きでお遍路さんをしたイギリス人、マーティンさん。かなりの日本贔屓のようだ。何度か日本にきて、ホームスティをして語学学校に行ったらしい。3年前よりずっと日本語が上手になっていた。私も、海外で短期の滞在をしてみたいなあ。

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ある日、お遍路さんが被っていた帽子。手ぬぐいで作ったものだ。夏は涼しい帽子になりそうだ。私は山へ行くとき、いつも手ぬぐいをもっていき、首にまいたり、頭に被って日よけにしたりする。タオルより手ぬぐいなのだ。こんな帽子、作ってみようかな。

P1040244この間おいでたお遍路さんは、お地蔵さんを88箇所すべてのお寺に奉納していた。趣味で清水焼をされているそうだ。観音寺、神恵院へどんなお地蔵さんなのか探しに行ったら、小さくてかわいい仏様がちょこんと座っておられた。これからお寺へ行く度に、お地蔵さんを探す楽しみができた。元日の雲辺寺でお目にかかれるかな。


新入りネコ

2011-12-20 23:58:53 | インポート

 今年も残すところあと2週間をきりました。

 なんて、ラジオがしゃべっていた。 ♪も~いくつ寝ると おしょうがつ~♪  お正月を待ちわびていたのは、何十年前のことだろうか。

 加齢とともに、時間が過ぎていくのが速いこと。地球が24時間で自転し、365日で公転するのは昔から変わらないのに、年をとるにつれ、時の過ぎる速さに拍車がかかるのはどうしてだろう。

 動きが鈍くなる、物忘れがひどくなる、何をするのもおっくうになる、などいろいろな要因で思うようにことが運ばなくて焦りが生じ、ああ一日が終わった、一週間過ぎた、もう一月が過ぎたと感じてしまうのかもしれない。身の回りを見渡しても、物を捨てられない私の、おおよそ60年の軌跡があちこちに散在している。思いきりよく処分できる人が羨ましい。古い雑誌や切抜きなど何の価値もないのだが、まずはチェックしてから捨てようなんて思うから、まとまった時間が取れない限り、手をつけられない。

 さて、9月ごろだったかなあ、女の子の子猫が母の家に住むことになった。田舎道の真ん中で、カエルかなにか、道路にくっついたものを食べていた。ここでは、いずれ誰かの車に轢かれるのはまちがいないことだ。母の家にひとり寂しくすんでいる8歳くらいの雌ネコ、ヒメと仲良く暮らしてほしいと思った。ガツガツとおなかを満たしたあと、「おばちゃん、あそぼー、あそぼーよ」 と屈託なく、ヒメに飛び掛る。「フーッ! うるさいっ! あっちへおいきっ!」 ヒメは逃げ回る。ヒメは生まれてから一度も他のネコと接触したことがない。オスのきょうだいネコと2匹でもらわれてきたのである。このオスは泌尿器の病気で死んでしまったので、ヒメはずっとひとりっきりで母の家にいる。ヒメにとってはこの子猫、ストレスそのものである。私が訪れても、以前のように甘えなくなった。ヒメをなんとか慰めてやらなくてはいけない。

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ネコ

2011-12-15 00:08:37 | インポート

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この間、暇にまかせて、ネコの写真でも見ようかなと思ってパソコンみてたら、サイベリアンという種類のネコのなかにウェイとそっくりのネコが出ていた。この種のネコはシベリア原産の長毛種で、性格は温和で賢いのだそうだ。サイベリアンの中にもいろんな模様のネコがいるらしく、そのうちの一匹がウェイによく似ている。もしかしてウェイは由緒正しいイイ猫だったの? お客さんから「このネコなんて種類のネコ?」と聞かれて、「ただの雑種でしょう」なんて答えてきたけれど、ウェイに失礼だったかも。そういえば、なんだか、今まで飼ってきたネコと、外見は勿論であるが、性格も変わっている。とすると、私は誘拐犯ということになる。しかし、1年前、「迷いネコ」として 写真を張り出して、一応飼い主を捜したけれど、現れなかったのだ。純血かどうかはわからないが、どうもあの手のネコにような気がする。今度は誘拐されないように気をつけなきゃね。

 

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ネコは、箱や袋など、狭いところに入るのが好きだ。ダンボールの箱に納まった。

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 時々行く、「botan」というカフェにいついたネコたち。雲辺寺登山口の傍にある。お遍路さんが立ち寄ることもあるようだ。

 私がここを好むのは、オーナーが野良猫の世話をしていたからというのも理由のひとつだ。それと、若いオーナー夫婦の雰囲気が好ましい。旦那さんは家具職人である。店においてある家具はこの方の製作だが、やはり手作りのものは当然なんでも高い。何か買ってあげようと思ってもやはり躊躇する。そのうち家具の修理でもたのもう。隣のカフェでランチとケーキが食べられる。奥さんはお料理が好きらしく、自家製野菜でちょちょっと作ってしまう感じ。実際狭くて小さなスペースで忙しそうに動き回っている。仕事のだんどりがいいんだね。内装はすべて旦那さんの手作りのようで、豪華な調度品はないけれど、暖かい雰囲気だ。このお店がずっと繁盛することを祈っている。