日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

新型コロナウィルス

2020-02-29 21:49:02 | 日記

2月は逃げる、3月は去る、明日はもう弥生3月だ。今日はうるう日なので、一日得した気分。

 新型コロナウィルスは、何時何処で感染者が出るかわからない状態だ。うちの孫たちも、中学校に通う子は月曜から、小学校の子は火曜から、臨時休校になるそうだ。各種イベントが中止され、施設が閉鎖され、都会の繁華街も閑散としている。政府はオリンとピックが開催できるかどうか、最大の危機と考えている。

 なんだかひと昔前のSF小説みたいだ。未知の細菌によって世界中が恐怖に陥るとか。実際こんなことが起きるんだね、グローバル化で人々が自由に行き来できるようになると。国境を越えて飛来してくる鳥が運んでくる鳥インフルエンザや、海外から持ち込まれる肉製品に付着している豚コレラ菌、次々と進化した細菌やウィルスが現れる。AIが支配するかもしれない時代になっても、病気の恐怖は大昔から人類に付きまとっている。

 マスクや強毒液はとうの昔に店の棚から消えてしまった。うちには、マスクは以前からのストックがまだある。アルコール消毒液は切らしている。マスクは、キッチンペーパー輪ゴムホッチキスで、代用品を作ることができる。それに、健康な人がウィルスを防ぐために着けるということは意味がない、目からも侵入するのだからゴーグルをつけなくてはいけない。むしろ手洗いを重視するべきである、と言っている。石鹸で20秒以上、手首まで丁寧に洗わなくてはいけないそうだ。

 昨日、娘が頭痛と微熱、今日、雨の中、早朝からゴルフに行った夫が寒気がするという。はて?

 

 ミモザが満開。母の庭には小鳥が次々と飛んできて、椿にとまって花をつついている。椿はエディブルフラワーなんだ。


西赤石、途中で断念

2020-02-27 16:34:40 | 日記

 世界中でコロナウィルスの脅威に晒され、ここ観音寺の田舎も、のんびりしていられない。ダイヤモンドプリンセス号から下船した人が4人、香川県の自宅に戻っていると報道された。詳しいことは言わないけれど、高松と坂出に居るとか噂されている。周辺の人には隠せ通せないと思う。しばらく自宅で静養しててほしいものだ。

 先日、西赤石に久しぶり北から登ってみようと計画した。鹿森ダムからはいって、東山の尾根、頂上、兜岩経由、上部鉄道跡に下る。ところが、なんと、尾根でへこたれてしまった。ここまで3時間半もかかっている。予定通り歩いて日暮れてしまっては怖い。稜線を銅山越えまで歩いて、馬の背コースを下った。山に来たのは私一人かと思ったら、東平付近まで下ると、次々と人に遭った。計6人、ハイキングに来ていた。皆、西赤石ではなく、銅山峰までのハイキングだった。

 家に帰って登山日記を見る。私の記憶では、西赤石はそんなにきつくないイメージだった。なぜ稜線まででふうふう言ったのか、不思議だった。重い冬靴が足カセのようっだたけれど、そのせいだけでもないだろう。連休初めに雪が白く見えたのに、あっという間に融けたらしく、ぜんぜん登山道に雪はなかった。登山口では、冬なのか春なのか迷ったけれど、一応アイゼンはザックに入れて、冬靴で登った。黒森バットレスあたりは、岩壁に白く雪が付いていたのが見えたからだ。でも結果、足が重いだけだった。

 日記には、東平から西赤石まで、登り2時間20分、下り銅山峰経由で1時間半、と書いてある。これを見てすごいショックを受けた。が、ショックと感じたのが間違いなのだ。これは、28年前、私が38歳くらいのコースタイムである。走れるところは駆け下りたのかもしれない。A地点からB地点まで如何に速く歩けるか、そんなことを問題にしていた。このころ、北からよく西赤石に登っていた。けれども、それ以来ずっとこちらから登っていなかったので、道の景色も曖昧、楽なコースであるという若いころのままの記憶による勘違いをしていたのだった。

 頭ではわかっていながら、どうしても若いころの体力のままであるような思い込みをしてしまう。従って、20数年ぶりに登って、こんなにきつかったかなあと、バカな疑問をもってしまった。また老化を突き付けられてしまった。

 

 初夏、東平の手前の小道は、白い卯の花のトンネルができる。確かここだなと記憶が甦った。

 

 東平の休憩所。

  

 銅山峰ヒュッテ。ひっそりとしている。中で調理をしているようなコトコトという音が聞こえたけれど、邪魔してはいけないので、そっと立ち去る。小銭でも持っていれば、飲み物など注文しておしゃべりできたけど。

 登山道わきの墓地。ここに墓参りにくるのは大仕事だ。

 


赤星、賑やかだった

2020-02-07 20:36:43 | 日記

 立春も過ぎて、ようやく冬らしい寒さになった。例年、建国記念日あたりが一番寒い、はずだ。来週は暖かくなるそうで、昨日降った雪もすぐ融けるだろう。各地で夏の水不足が心配されている。特に、東京で水が足りるのか、オリンピック関係者はその場合の策を考えているのかもしれない。

 今年は冬タイヤを買うことなく、来シーズンに持ち越すかもしれない。今、ノーマルタイヤなので、早朝峠を越えるのは心配。行ける山で我慢するしかない。登山口まで近くて、結構きつい赤星山に、日曜、この冬2度目の登山だ。

    

 お正月に登りに行ったときは、1台も駐車場に車がなく、静かな赤星だったけれど、今回は後から来た人も入れて、6台。皆個人山行である。この頃は若い人が多いなと感じる。そして山の会のような組織に入っている人は僅かだ。個人的な、山の愛好家グループはいくつもあるようだが。

 時々冬型の天候になるけれども、やはり頂上に雪はなかった。

 

 母の家には、2本、梅の木があるが、そのうち1本は紅梅だ。今ピンクの花が満開、でも実が生らない。数年前は何キロも収穫できたのに、大きな枝が風で折れてから、ずっと結実しない。こんなに花が咲くのに実ができないなんて、どういうこと?

  

 屋敷内の排水用溝に私の手ほどもあるカエルが冬眠している。溝を掃除していた植木屋さんが見つけたのだった。溝を塞いでいた落ち葉や草、泥をはぐると、2匹の大きなカエルが顔を付き合わせて、じっと動かない。まだら模様である。こんな大きいカエル、屋敷内で見たことがない。オタマジャクシだって大きいはずだが、見たことない。どこで繁殖しているのだろう。家の周りは田んぼや畑だけれど、用水路は昔と違ってすべてコンクリートで固められている。生き延びているカエルに驚かされた。写真を撮らせてもらって、また枯れ葉の布団をかけてやった。それからは、風呂の湯を捨てるとき、一刻待って温度を下げてから栓を抜くようにしている。

 この溝には台所の排水、風呂の温排水が流れる。洗剤で汚染されているけれど、暖かく眠れて居心地がいいのかも。