八月に入ってから、ほとんど雨か曇りだ。二度の台風は、高知、徳島に豪雨をもたらしたが、幸い、香川県では被害はなかったようである。しかし、長雨のせいで、イネのイモチ病警報が出ているらしい。
今朝も朝から雨が降っていたけれど、蝉は寸暇を惜しんで鳴いている。長い地中生活を終えて、ようやく青空に飛びたてると思ったら、毎日雨である。可哀そうに。
雨のお蔭で、畑の野菜に水遣りの手間は省けたが、招かれざる草もいきいきしている。雨が上がったスキに草取りをしなくては。イチジクの下草刈りもしておかねば。小さい実をたくさんつけているけれど、お日さんの魔法がなくては美味しい実にならないだろう。暑いときは暑く、寒い季節は寒くないと、農家さんも心配なことだろう。
取り忘れた巨大胡瓜、右ふたつは普通サイズ。100円足らずで買ってきた苗なのに結構収穫できた。まだ花がさいているから期待できるのだろう。家庭菜園は趣味のみ、実益はないとよくいわれるが、うちの胡瓜の場合、上出来だ。
ネコちゃんたちには、ネコジャラシをお土産にとって帰る。はっぱが大好きなのだ。早速齧り始めた。
北アルプス槍ヶ岳方面で、沢に3人の登山者が流されたそうだ。このあたり、5年前から4回ほど行っている。今年、岐阜側から登ってみたいと思っていた。ちょうど今遭難しているあたりだろうか。けれど、お天気と休暇のタイミングが合わず、未だ悶々としている。私が所属する山の会でも今年の夏山は槍方面だったが、台風で中止となった。お盆休み、悪天候で計画通りにゆかず、不完全燃焼の人が多かったのでは? しかし、やはり山は怖い。無理をしないという、適確な判断ができるかどうかが生死を分けるのかもしれない。