日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

夏から秋へ

2009-08-24 23:52:41 | インポート

 今日は一変して秋だった。風は爽やか、夜は外は肌寒いくらいで、冷房は必要ない。

 観音寺で3回目のトライアスロン大会は昨日終わった。「この仕事、無事やり遂げないと」

準備の段階からずっと緊張が続いていたので、彼らが引き上げたあと、心にポッカリ穴があいたようだ。兎に角、何事もなく終わり安堵している。

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 カンカン照りの太陽の下を駆け抜けていく彼らを見て、おじさんおばさん達はふと自分の青春時代を思い出しつつ、暖かい声援を送る。私も応援に行きたかったのだけど、大会のスタートが遅かったから、夕飯の支度が気になり出られなかった。うちにお泊りの学生さん、今年も5位に入賞した。おめでとう!

 うちに泊まっている神奈川大学の学生が、「うどんとだしをさしいれしてくれたので、こちらで食べさせて」と、うどん50玉持って帰った。「どなたがくれたの?」ときくと、駅の近くのガソリンスタンドのおじさんだという。去年、女性の選手のTさんが車にガソリンを入れに行って知り合いになったらしく、今年はダンボールで応援のプラカードを作って応援してくれたらしい。ウーンなかなかやるな。市民もお蔭で熱くなれてる。

 今年で観音寺での大会はお終いかもしれない。3年続けて同じ場所でやるそうだ。例外をつくっていただいて、来年もここで開催していただけるよう、市長さん、良しなに取り計らってください。学生さんたちも、来年も観音寺であったらいいなと帰っていった。

 


やっと夏らしくなったけれど

2009-08-18 23:14:19 | インポート

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 モモタロウは、すっかりうちの子になった。この頃は余裕もできて、キョウゲンして遊ぶようになった。籐のバッグがお気に入りで、爪をといだり昼寝をしたりしている。怖いもの知らずで、傍で掃除機をかけても知らん顔している。看板ネコとして立派に働いてくれた玉緒の跡継ぎになれるかな。

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 孫の置き土産、「金魚すくい」の最低保障の金魚。3匹のうちの1匹は早々に死んだ。残った出目金とフナ金はとても元気、狭い鉢の中を忙しそうに泳ぎまくっている。まるでコウちゃんみたいに、せわしなく動き回っている。

 じっとみていると、大きな尾びれを小刻みに震わせて泳ぐ様がとても愛らしい。癒されるというのだろうか。金魚を飼って楽しむ人の気持ちが解らなくもない。

 しかし、モモタロウが金魚鉢の傍まで飛び上がって欲しそうに見つめていた。子猫のうちはいいけれど、大きくなると悪戯して手に負えなくなるだろう。

 

 お盆も過ぎて、やっと梅を干すことができた。カラッとした日差しは戻ってきたけれど、クマゼミの声も小さくなって、朝夕は秋の気配を感じる。おかしな夏だったけど、農作物はどうなんだろう。今とても野菜が高い。遣り繰りが大変である。

 


ネコの世話にあけくれる

2009-08-11 23:25:49 | インポート

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 昨日、一昨日とよく降った。心配された水不足も一挙に回復、どころか、災害までもたらしている。毎年、どこかで記録的大雨が降って、何人か亡くなる。

 一昨日、日曜日は一日中雨だった。歩きのお遍路さんも、びしょ濡れでおいでた。オランダ人で、今年で3回目のお泊りだ。日本語はとてもお上手だ。「オランダ人のお遍路さん、多いですね」というと、「ラジオで2回放送されました」とおっしゃった。88ヶ所参りは、オランダではよく知れ渡っているのか。

 うちの柿の木は、虫に丸裸にされた。オキク虫と、このあたりで呼んでいる、チクリと刺す気味の悪い虫が葉っぱの裏にうじゃうじゃと並んで、バリバリ音を立てて食べていた。木の下を足早に通るだけで、殺虫剤も施さなかったので、みるみる葉っぱはなくなり、触手は、木の下の植木鉢にのびてきた。危なくてかなわない。彼らのうちの何匹かは成虫になって、また来年食い尽くすだろう。今度は頑張って消毒しようかな。因みに、オキク虫はなんとかいうアゲハチョウのさなぎで、このあたりでオキク虫といってるのはイラガという蛾の幼虫らしい。

 3番目の写真はズッキーニ。去年もうえたけれど、小さいのが2本ばかりとれただけだった。私はこの野菜が好きなので、今年も植えた。葉は見事に成長するのに、実はどうも成りが悪い。今菜園で好成績なのは、バジル、ミニトマト、ピーマン、きゅうり、とりわけ枝豆、自分でいうのもなんだが、これが素晴らしくあまくて美味しい。種を蒔いて、よしよしフタバが出たぞ、というところで、放し飼いのわがやの犬めが踏み散らす。発芽率はほぼ100パーセント、でも成長率50パーセントくらいだったが、来年もつくってみよう。

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 7月30日朝、私が世話をしている野良ちゃん9匹のうちの1匹が、路地で倒れていた。このこは私が避妊手術に連れて行った女の子で、性格はとても用心深く、人になつかない賢い子だ。犬や人が通る路地で、無防備に寝そべるはずがない。抱き上げると、下腹部が血やおしっこで汚れている。泌尿器か生殖器の病気か、と心配になった。抵抗もせず、ぐったりしていた。ひとに触られるのが嫌いなネコなのに、よほど具合が悪いんだ。私が一番に発見したのはとてもラッキーだった。すぐお医者に連れて行った。

 医師は触診して、大腿骨が折れているといった。交通事故である。うちの前は、車がひっきりなしに通る大通りだ。常々、ネコちゃんたち事故に遭わないかしらと、心配していた。撥ねられたあと何日かどこかに隠れていたのだろう。よく出てきたものだ。なんとしても助けてやらなくてはいけない。

 まず、外傷から治療し、骨折の手術はあとで考えるということになった。幸い内臓は異常なかった。それから10日間、毎日医者に通った。抗生剤や栄養剤を注射し、傷を消毒した。傷口は化膿しながらもだんだんふさがった。初めは歩けなかったので、大人しく寝そべっていたけれど、そのうち隅に隠れて出てこなくなった。野良猫が家に慣れるまでは、人の声や物音がストレスだろうから、物置の暗くて静かな場所にねかせておいた。それでも私が怖いのか隅に入り込んでしまう。今朝、クスリを飲ませて消毒したあと、彼女は私の手を振り切って部屋の外に逃げ出した。戸を閉めておけばよかった。油断した。むこうも必死、3本足でとっとこはしる。ごちゃごちゃした物置の隙間に入ってしまった。実は我が家、ネコだけが知る、外に通じる秘密の抜け穴があるらしい。我が家はすきまだらけなのだ。あれだけ歩ければたぶん心配いらないだろう。お腹がすけば餌場にやってくると思う。なんとか手なずけてうちのネコにしてやろうと思っていた。でもとても難しいことだと思った。彼女は用心深くて、私に心を許すことがほとんどなかった。それに親兄弟が外にいるのに、1匹だけ中で飼うのも不公平だし難しい。残念と思う反面、これでいいのだとも思う。

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 ところが、昨日から1匹、可哀想な子猫が我が家に居る。

 国道11号線、豊浜をはしっていて、路側帯に子猫が動いているのが見えた。また事故?でもまだ生きている、助けてやろう。瀕死でないことを祈りながら引き返した。抱き上げると事故ではない。衰弱して蹲っていたのだ。何日も食べていないのか、骨と皮だけのみすぼらしい姿をしているが、家ネコだったのか人なつっこい。だから、あんな車がばんばん通る場所ですわりこんで居られたのかなあ。食べる気力もあるようなので、医者にいかなくても元気になるかなあと思った。少し食べてウンチもオシッコもした。安心したのか、箱の中でひたすら眠っている。可哀想に。本当なら遊び盛りなのに。

 今日夕方吐いた。明日病院へ行こう。やたら痒そうに体中をかくのも気に掛かる。 


なんとなく沈んだ日曜日

2009-08-04 23:57:23 | インポート

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 8月2日、梅雨明けというものの、真夏のギラギラとした太陽はない。しかし、日曜日だからか、家族連れの海水浴客が大勢遊んでいた。

 前夜は雨が降っていた。2日はどうだろうと気がかりだった。というのは、川で泳いでみたくて、四万十水泳マラソンに申し込んでいたからだ。前日にキャンセルを決めたから、晴れようが降ろうが関係ないのだが、こんなお天気なら川で水泳なんて最高だろうなあ。自分自身、のらなくて取り消したことではあるが、なんとも気持ちが悪い。

 止めた理由は、いくつかある。第一に、トレーニング不足、7月28日29日に団体の宿泊という大きな仕事があり、ちょっと疲れ気味だったこと、20日から遊びに来ていた大阪の娘と孫が2日に引き上げること、30日から怪我をしたノラちゃんの介抱をしていること、等等。でも、本当は、これらは言い訳であって、もうひとつ気力が出なかったのが理由かもしれない。出ると決めたら、何とかしてこれらの困難を乗り越えたはずだ。次回からは、よくよく考えて計画をたてよう。簡単にキャンセルしたことが、非常に気分が悪い。