♫ 霧深い街の通りを~ 、かすめ飛ぶツバメが好きよ~ ♫
ユーミンの「雨のステーション」だったかな、今の季節の歌である。若いころによく聞いた音楽、ユーミン、サザン、陽水などは、今の若い人の歌より心地よい。
ツバメといえば、この間、母の家の裏庭でなにか小鳥が騒がしいなと思ったら、小鳥がバタバタしているあたりのブロック塀に、小さめのが一羽止まっている。付近を飛び交う数羽の姿を見ても、ツバメの家族と思われた。私が想像するに、巣から飛び立ったばかりの子供に親鳥が餌をやったり、飛ぶように促したりしていたんじゃないかな。子供のツバメは、私がかなり近くにいるのに飛ぼうとしない。まだうまく飛べないのだろうか。これは危ないと思って、うちのネコに気づかれる前に、ネコを家に追いやった。巣立ちのときは、鳥たちにとって人生一番の難関、危険いっぱいの時期だろう。
愛媛県との県境にある、豊浜、道の駅にはたくさんのツバメの巣がある。二度目の子育てをしているのか、黄色い嘴の赤ちゃんが入っている巣がある。手の届きそうなくらい低いところに巣を作るのは、人に危険から守ってもらう為だろうか。ツバメとヒトは昔から強い信頼関係でむすばれているのだね。ツバメは水田の害虫を食べてくれると、子供の頃習った気がする。ツバメがやってくる家は幸せな家であるともいう。
あるおうちの方、いつも倉庫にツバメが巣作りするのだけど、スズメやカラスが悪さをして困ると言ってた。気が付いたら追っ払うのだけど、目が届かないそうだ。私の家の近くのお宅に、ツバメが巣を作り始めたなあと思ったら、いつの間にかいなくなっていた。楽しみにしていたけれど、ツバメにとって不適切だったんだね。
今は梅雨、ぼんやりしていて、伊吹島さえ見えない。豊浜の道の駅は、ドライバーやライダーにとって休憩所として最高かもしれない。ローソンと隣り合わせ、なんでも買い物ができる。飲み物食べ物を買って、ベンチに座って海を見ながらランチするのもいい。もう少しちゃんとした食事ならレストランでできる。近頃自転車で旅する人が多い。この間、外国人カップルを見かけた。日本の田舎の隅々まで見て帰ってね。しまなみ海道を自転車で駆け抜けるのが一大観光目玉だと思う。私も時間をつくってやってみたいことである。
私が時々寄るカフェ、外にネコがいっぱいいる。ご主人がキャットフードを餌箱にバラバラっと蒔いたら、一斉に食べ始め、あっという間に無くなった。幸せなネコさんたち。私の友人にネコを異常に怖がる人がいて、「キャーッ、ネコがいるッ!」と叫ぶ。アンタは子供の頃、虫や動物にさわったことがないのかい? 観音寺のトカイに住んでいたからねえ。私など、チョウチョ、トンボ、セミを捕まえて遊んだものだ。ネコが怖い人は絶対このカフェにはこないだろう。
フェイスブックもいつも見せてもらうのだが、カフェ、botan、7月から一か月半お休みするそうだ。その前に一度ランチ食べに行かなくちゃ、イチゴショートも食べとかなくっちゃ。行ってみると満員、40分くらい待って入れた。みんな考えること同じなんだね、あと一日、明日も賑わうことだろう。フェイスブックの口ぶりから、病気療養かもしれないと思ったが、ご主人から、やはり奥さんの体調が悪いのでしばらく休むと聞いた。お店が休みの日には、あちこちのイベントにお菓子をもって参加しに行っていた。忙しすぎ。ニコニコ、可愛らしいオーナーと、野菜中心の手作り感あふれるご飯と店の雰囲気が好まれて、いつもお客様でいっぱいなんだと思う。ゆっくり養生して、元気になって戻ってきてくださいね。みんなそう思っているから、今お店、大盛況なんだと思う。
20年近く前、私も病気のため、夏の一か月間、店をお休みした。なんだか、あの時のことを思い出した。夏のシーズンオフでよかった。観音寺には旅館ホテルがたくさんあるので、それほどご迷惑はかけなかったと思う。私の場合、留守の間の、店より子供や家のことが気になっていた。子供のいないbotanさんにとって、お店は大事な子供同様だろう。離れるの、とても寂しいだろうなと思う。まだまだ若いのだからきっと元気になる、祈ってますよ!