3連休は、晴れた暖かい日が続いた。高気圧は東へ去って、今日は、観音寺では、朝から雨。この雨雲は、四国の山に雪をもたらしてくれるだろうか。
私たちは初日、土曜日に石鎚に登った。前日にメールが来て、急遽、参加することにした。
いつもの集合場所、西条の加茂川に、山友2人と男性Sさん、私、計4人が集まった。山へ行くとなると、前日誘ってもOKというフットワークの軽い人たちだ。Sさんのいでたちは、ヘルメットにロープ、雪の斜面で遊ぶ計画らしい。女性3人は、道具も気持ちも、そんな準備はしていない。
瓶が森方面
西之川のロープウェイ乗り場の景色は、雪がほとんどなく、石鎚山はどんなだろうと心配した。ゴンドラを降りて、周囲の山々を眺めると、残念乍ら雪がとても少ない。
登山道の右の谷を隔てて、隣の大きな尾根は水晶尾根、去年秋、これを登った。なかなか登りごたえのある尾根だった。石鎚頂上は風無く、穏やかで暖かく、ゆっくりカップラーメンのランチを楽しめた。
下りは、2の鎖の上くらいから尻セードをはじめる。4人が滑ったら小さな雪崩がおこり、登山道が雪で盛り上がってしまった。遊んだ後は、綺麗にならしておかなければならない。が、うっかりそのまま帰ってしまった。反省。国定公園のようなところでは、尻セード禁止されている。登山ガイドが通りかかったなら、叱られる。
Sさんは、2の鎖横の急斜面を、ロープを使って降りてきた。私達3人は登山道だ。予め計画を聞いていたら、私も道具を準備して、挑戦したかもしれない。大人の遊びなんだね。
成就社の宿、白石旅館の看板ネコ「たま」。右はうちの看板ネコ「コロ」。体重では、うちのデブネコが絶対勝つが、堂々とした「たま」の看板のネコっぷり、恐れ入った。知らない客らに囲まれても、物おじせず、じっと動かず写真を撮らせてくれる。綺麗な顔立ちの、女王さまみたい。
8時半ごろのロープウェイで上がったのに、午後5時前、スタッフが乗る臨時便で降りた。なんとまったりした、楽しいリラックスできた登山だったことか。朝から夕方まで、雲一つない晴天、帰りの車窓から見えた夕焼けの山並みが素晴らしかった。
早朝と違い、夕方は道が混むけれど、帰りも高速は使わず、下道を通った。ロープウェイの料金がシニア割されること、初めて知った。1600円だった。あーあ、何回も損してるな。