昨日、池田の民宿岡田を訪ねた。久しぶりにお父さんのお顔を見たかったからだ。今はシーズンオフ、のんびりされていると思われた。
帰り際、干していたシイタケをくださった。肉厚の原木シイタケ、今日は甘辛く煮て、朝のオカズに加えた。
去年秋に、お客様から、お父さんが木の剪定中に落下して骨を折った、なんて話を聞いていた。実際、ご本人からそのことを聞いて、ビックリ。95歳のご老人でも快復できるんだね。大変失礼な言い方をしたけれど、驚きと称賛の気持ちである。お年寄りが骨でも痛めたら、再起できないのが常である。
訪問した時、お父さんは、ボイラーの調子が悪いと言って、屋外で何やらゴソゴソやっていた。お父さんの元気のもとは、頭も体もよく動かすことだ。家回りの修理や手入れは、なんでも自分でやるそうだ。車庫兼物置は、何やら工具道具類でいっぱいだ。
「ボイラーが、どうもうまくいかん」
「業者に修理、頼んだらどうですか?」と私。
「ウン、そうするわ」
昨日まで、お腹が痛くて入院していたという。あのお歳である、体調を悪くされることもときどきあるようだ。無理しないで、お仕事もほどほどに切り上げてゆっくりしてほしいが、そうもいかないのが辛いところ。
お父さんに会うたびに、私はいくつまで仕事ができるだろうと思う。