日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

岡田さんを訪問する

2024-01-31 19:34:43 | 日記

 

 昨日、池田の民宿岡田を訪ねた。久しぶりにお父さんのお顔を見たかったからだ。今はシーズンオフ、のんびりされていると思われた。

 帰り際、干していたシイタケをくださった。肉厚の原木シイタケ、今日は甘辛く煮て、朝のオカズに加えた。

 去年秋に、お客様から、お父さんが木の剪定中に落下して骨を折った、なんて話を聞いていた。実際、ご本人からそのことを聞いて、ビックリ。95歳のご老人でも快復できるんだね。大変失礼な言い方をしたけれど、驚きと称賛の気持ちである。お年寄りが骨でも痛めたら、再起できないのが常である。

 訪問した時、お父さんは、ボイラーの調子が悪いと言って、屋外で何やらゴソゴソやっていた。お父さんの元気のもとは、頭も体もよく動かすことだ。家回りの修理や手入れは、なんでも自分でやるそうだ。車庫兼物置は、何やら工具道具類でいっぱいだ。

 「ボイラーが、どうもうまくいかん」

 「業者に修理、頼んだらどうですか?」と私。

 「ウン、そうするわ」 

 昨日まで、お腹が痛くて入院していたという。あのお歳である、体調を悪くされることもときどきあるようだ。無理しないで、お仕事もほどほどに切り上げてゆっくりしてほしいが、そうもいかないのが辛いところ。

 お父さんに会うたびに、私はいくつまで仕事ができるだろうと思う。


雪を楽しむ

2024-01-30 11:29:08 | 日記

先日の、この冬一番の寒さのあと、チャンスを逃してはなるまいと、山に向かって行く。

 空き時間の都合で、先ずは雲辺寺へ。26日のことである。新雪を踏みたいので、メインの遍路道ではなく、五郷から登った。

 良かった、まだ誰も歩いてない。しかし、道のり四分の三くらいのところで、上から降りてくる二人に出遭った。話はしなかったが、ロープウェイ麓から登ってきて周回するのだろうか。そこからは、なんとか白く覆われた道の雪が剥がれて、土が露わになった綺麗じゃない道を登っていくことになった。向こうさんも歯がゆく思っているだろう。これまで新雪だったのに~と。

 

 けれども、頂上付近では、彼らと違う道を気持ちよく歩けた。「ズズッ、ズズッ」雪を踏みしめる音が心地よい。

   

 なんと、境内に人っ子一人いない。帰り際、ようやく車で来たというお遍路さんご夫婦に遭った。これほどまでに、閑散とした雲辺寺は初めてだ。

 28日、日曜日は国見山。実は前日、午後から時間がとれたので偵察にきていた。峠を通り越して、上の駐車場へ行こうとした。轍の上をゆっくりと走らせたが、だんだん雪が深くなり、下りの車が来た場合避けられないと思い、Uターンした。翌28日は勿論峠の駐車場に停めた。ほぼ同時に登り始めたグループが、偶然にも知り合いの方々だった。

 

 小さな駐車場は5,6台で満車。路上駐車しかない。

 もう一つ高いところの駐車場に2台来ていた。私が断念したところである。大きくて車高が高く、タイヤも大きい車なら問題なく来られるのだろう。

  

 ずっと曇りであったが、頂上で少し晴れた。風無く、暖かで、気持ちよくお昼ができた。

 この日25人くらいこの山に入っていた。登りやすい初心者向けの山なので、雪を楽しむのには最適である。私も今期ようやく雪山に登った気がする。12月早々タイヤを変えて時を待っていたのに、雪と私の時間がなかなかマッチせず、ウズウズしていた。雪と氷の道をガリガリバリバリ走る感覚、気持ちよかった。      

  


やりました!剪定

2024-01-18 17:03:57 | 日記

このところ、天気が目まぐるしく変わる。

 気持ちの良い日は、木の剪定をする。去年さぼって伐らなかったモチノキ?の枝が伸びて、隣のミモザともつれ合って、うっそうとしているのが気になっていた。

  

 登るのには適した枝ぶりである。上の方に登り進めるのは少し怖い。それで、今では滅多に山で使うことのないハーネスとスリングを持ち出して、スリングを幹に巻き付けながら伐った。両手を放しての作業も、安心安全にできた。我ながら、「ヤッターッ!」って感じ。頑張りました。

 ミモザは登れない木だ。他にも私の手に負えない木が何本かある。

 スモモの木に挿してあるバッタ。モズの仕業かな。

 今週末は八ヶ岳に行く。生憎、雨模様だ。こちらの山で、アイゼンを着けて歩く練習をしなくては、と思い、土曜日、大永山トンネルから笹ヶ峰に行ってみると、雪がない。溶けてしまったようだ。

  

 この日が初アイゼンだったが、かろうじて雪が乗っている登山道200メートル歩けた。練習不足だが仕方ない。

 


観音寺、神恵院に参拝

2024-01-06 07:07:15 | 日記

  被災地の様子がテレビに映し出される回数はだんだん減ったものの、被害の甚大さが次第に明らかになってくる。被災者の現状を想うと、年賀状を前にして、新年を祝う言葉を書きながら、ペンを持つ手が止まってしまう。

 石川県、富山県、新潟県にお住いのお客様、友人が何人かいるので気懸かりだ。ご無事とは思うが、断水、停電で大変な暮らしをしておられるだろう。

 四国では、南海トラフの大地震が近いうちに高い確率でやってくるとしばしば言われているが、北陸で先に起こった。私達瀬戸内で暮らす者は、自然災害に鈍感になっていて、私を含め、たぶんほとんどの人は地震の備えをしていないだろう。高知沖で起きる地震は揺れも津波もそう心配は要らないだろうが、四国北部に東西にある断層が引き起こす地震は街を破壊するかもしれない。突然にやってくる地震の備えを真剣に考えなければいけないと、この辺ののんびり屋さんも備えに取り掛かるんじゃないだろうか。連絡方法がなくなる、助けは来ない、ということを頭に置いて、何日間は自助する覚悟が要る。

 恒例の雲辺寺は済ませたが、元日と二日の凶事と、私事の気懸かり二件があって、三日には近くの観音寺と神恵院にお参りした。三が日だけど、お寺は閑散としていた。八幡さんには車がたくさんあった。

 梧桐庵で、ここの名物という湯葉カレーうどんを食べた。うどんにレトルトカレー、くるくる巻いた湯葉が二個入っている。普通のお味である。ぜんざい、わらびもちなどのスウィーツや軽食のメニューが豊富だ。

 


雲辺寺へ初詣

2024-01-01 21:06:08 | 日記

 大晦日、夕方まで物凄い嵐だった。元旦はどうだろうと気をもんでいた。すると、風は止み、お日さんも出て、とても穏やかな元旦である。

 9時前、友人をむかえに行って、恒例の雲辺寺へ初詣に。やはり、去年よりはずっと参拝客は多い。境内で、いつものキッチンカーがたこ焼きを売っていた。お客は殆どいなかった。財布を車に忘れてきたので、売り上げに協力してあげられない。

 納経所の周辺には、おみくじや犬用のお守りなど、多種多様のグッズが売られている。商魂逞しいなあ。英語のおみくじが売られていたので友人が買った。excellent、大吉だ。

 大晦日は、ひとりのお遍路さんが泊まった。お正月の料理も少しあしらった。田作りはナッツを入れて甘く作ってみた。キビナゴを充分に煎ると、ポリポリと香ばしく、とても美味しくできた。手作りはいいなあ。