ついに大晦日と相成りました。
今日したこと。先ず、足らずの年賀状を買いに行って、写真をプリントして、数枚書いて郵便局へもって行った。客室の掃除をした。午後から母の家のネコのお世話に行き、私が時々使う浴室の掃除を、少し念入りにした。夕方、二胡の練習を小一時間してお茶を濁す。こんなことで上手くなれるはずがない。とまあ、主な行動はこんなところで、合間にテレビを見たり、ネコをからかったりして、大晦日が終わりつつある。
今年もいろいろありました。
5月の連休に夫が倒れて、あわや大惨事になるかと思った。予約満員の前日のことだった。娘たちが帰省して手伝ってくれたので、何とか乗り切れた。家族の有難さが身に沁みた。以来、夫は心臓にステントを入れている。生活習慣病は、年取って、至る所に現れてくるんだと納得した。
娘はようやく家を完成させて10月に入居した。去年8月終わりに古い家を解体して1年あまり、次々と起こるトラブルを解決しながら出来上がったのである。私は彼らの家については終始傍観者であった。3年前に旅館を一部建て替えたけれど、それは営業用のもの、娘を見ていて、自宅を建設するのってすごくたいへんなことだと思った。お金は勿論、時間も気力も要る。私たち夫婦は、全てのことに優先して、家を建てることに集中する気力がなかった。だから、終の棲家はこの古い家である。
娘がどのように独立するかは、いくつか選択肢があった。安い中古物件を買う。母の家に住む。どこか、別の土地に建てる、など。考えた末、元の家を壊して新築すると決心した。勿論ローンを組んで払っていく。私たちには、このような決断力もなかった。すべて成り行きのままに。
そして私の身辺の変化は、膝の痛みの始まりである。5か月である。まいったなあ。どうして急に悪くなったのか分からない。いつもの運動をしただけ、のつもりなのに。
それと、看板ネコのウェイが家出した。2月から帰ってこないのだ。うちに来た時のように、誰かが拾って面倒を見てくれていたらいいが。たまに、「おかあさん、帰ったよ」と突然現れる夢を見る。