日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

GWに入った

2024-04-29 19:27:18 | 日記

 門扉の上のアマガエル、その保護色に感嘆。

 お遍路さんからお接待いただいた夏みかん。お二人から二個ずつ。歩きの遍路さんには重すぎるようだ。それに、皮を剥いて食べるの、少し面倒かなと思う。

 だんだん暑くなっていく季節、汗をかいたあとの夏みかんは最高、私が美味しく頂きましょう。

 ゴールデンウィークに入った。去年5月3日、ダブルブッキングして大騒動したのを思い出す。去年の記録を見て不思議なのは、今年の人出の多さがニュースで言われているのに、うちではフルになっていない。どういうことだろう?お客様の予約の取り方が変わったから? ネットで予約が主流なのだろうか。

 さて、客足がピークになる三日と四日、うちでは空きがあるのだけれど、当日の電話予約があるだろうか。

 


春爛漫

2024-04-17 15:51:25 | 日記

 先日お泊りのオランダのマダム、お遍路さんである。タケノコの季節なので、毎回、夕食にはタケノコご飯をする。歩き遍路をしていると、多分、炊き込みご飯のような味付けご飯は食べる機会が少ないのだろう、必ずと言っていいほど喜んでくださる。お二人は、後ろの衝立や廊下に掛けてある門脇俊一の版画に興味をもたれて、お土産に買って帰りたいとおっしゃるが、近所にある門脇画伯の美術館は大抵閉じている。お客様はインターネットで買うと言っていた。

       

 庭のアケビが満開、いい匂いが漂ってくる。二種類植えると実がよく付くというので、藤棚にピンクの花のとエンジの花の、1本ずつ植えている。前者はゴヨウアケビ、後者は三つ葉アケビというらしい。葉の形でつけられた名で、分かり易い。けれども、こんなにたくさん花が咲くのに、毎年、実は二つ三つしかとれない。山のは、いっぱい成っているのに。

 近くの里山、高尾山のヤマザクラ。下から眺めると、谷にヤマザクラのピンクが筋になって下に流れるように見えるのに、その時期が終わってサクラなどないだろうとおもっていたら、頂上に一本、見頃のがあった。ソメイヨシノもヤマザクラも、日本人を喜ばせてくれる。

 

 去年巣があった机の中に、女王バチがまた巣作りを始めた。庭では、アシナガバチが飛び交っている。五つぐらいは巣ができるだろうな。庭木に触るときは気を付けなければ。


ペンションに泊まる

2024-04-14 19:16:47 | 日記

 宿は、裏磐梯の「FOOTLOOSE」という犬も泊れるペンションだ。

 すぐそばに沼があって、冬は氷の上を歩けるそうな。朝の散歩で、逆さ磐梯山がきれいだった。登頂できなかったのが悔しい。

  

 20年も前に買い取って、リノベイトして営業を始めたそうだが、部屋も食堂も、とても綺麗だ。新しいホテルみたいに見える。部屋に、小さなユニットバストイレが付いているので便利だ。洗面台、バスタブ、トイレ、綺麗に掃除できている。

   

 夕食は、サラダ、前菜、メバルのムニエル、牛肉ステーキ、アサリのスープ、ご飯、デザート

 朝食は、和食洋食から選択。洋食をいただいた。

 コーヒー、紅茶などの飲み物は、自由に飲める。

 客は私達2人だったので、とても静か。妹は3度目の泊まりだった。人気の宿らしい。料金は、泊まりが6500円、夕食2000円、朝食1000円、一人9500円だ。犬は1000円。安いし、オーナーの人柄がいいので、リピーターが多いらしい。

 よその宿に泊まると、いろいろ勉強になる。出されるお料理や部屋の整え方、接客など、考えさせられる。


安達太良山

2024-04-11 08:42:28 | 日記

 二日目は安達太良山

  

 スキー場はすでに営業終了、シーズン中ならリフトが使えてラクチンだけど、下から歩くしかない。

 五葉松平を過ぎて、薬師岳。見晴らしがいい。上を見ると、左安達太良山、右矢筈森かな。

 スノボーを背負って登ってきたお兄さん。

 

 安達太良山はなだらかだった。

 前日の磐梯山は、見上げると恐ろしいほどの岩だった。あれは細尾根なんだろうか、だとしたら、怖いなあと怖気づいた。登ってみると広く平らだった。行ってみないとわからないものだ。

  

 やがて、スノボーのお兄さんが到着、準備をして岩を登ってきた。「頂上から滑りたかったけれど、雪がない」ほんの少し下ったところから滑り始めた。頭にカメラを付けている。一回目はバランスを崩して不満足、TAKE2。もっと大勢のギャラリーがいたらやり甲斐があろうものの、私と妹と犬、それと単独登山の男性で見物。この日、山で出遭った人は、先に下って行った3人グループだけだ。

 お兄さんはどのように滑って下りたか知らないが、私たちが駐車場に着いたとき、丁度車で帰っていった。雪さえあれば、楽しく速く下ることが出来る。

  

 お兄さんと単独男性に、登山道の方向と様子などを訊いて下っていくと、はやくも篭山の方に間違って入ってしまった。トレースがなくなったからだ。GPSで確認しながら歩くと、谷間に、栃木県の遍路さんHさんお勧めの、くろがね小屋が見えた。硫黄の臭いがする。残念ながら、取り壊しの為、しばらく休むそうだ。

 ここからの水平道が長い。最後の下りで、雪解けの、粘土様の泥べちゃで妹がすってんころり、服が泥だらけ。私もヒヤッとする瞬間があった。

 スキー場では、小さな蕗の薹がいくつか取れた。道路わきなどにも結構ある。前日のペンションの奥さんに、朝の散歩で取った蕗の薹をさしあげたら、あまり喜ばれなかった。全然めずらしくも、なんともないんだ。


会津、磐梯山

2024-04-09 16:31:44 | 日記

 今シーズン最後の雪山は、磐梯山と安達太良山。その中間、裏磐梯に、犬も可のペンションを取ってある。

 どちらを先に登るか。天気は同じ、どちらも20メートルを超える強風だ。キツイほうを先にやっつける、ということで、2日は磐梯山に登ることにした。あてにしていたスキー場のリフトは、祭日と土日しか動かない。先客さんがつけたゲレンデの足跡を追って歩いた。

  

 ワンコには厳しい山行になるかもしれないので、車でお留守番させた。

 スキー場の遥か奥に磐梯山が見える。

 途中、イエローフォールを見学。硫黄で少し岩肌が黄色い。

 ここから、まっすぐ、尾根に向かって急登。途中で振り返ると、これ下るのかと不安を覚えた。最悪バックステップだ。

  

 稜線ではやはり強風、身体ごと飛ばされそうだ。強風のなか、細尾根を歩くのは怖い。すれ違う男性に聞いてみると細尾根はないみたいだった。ただ頂上直下で急な登りになると言った。

 左、磐梯山はまだ随分先だ。

 中、チョウチョのスキー場、吾妻山

 右、絶壁から恐る恐るのぞき込むと、赤茶けた爆裂跡。やはり東北の温泉地だねえ。

 私たちの足では、頂上まではあと2時間はかかりそう。諦めが早い。撤退だ。

 雪の下りは早かった。急な下りが終わって、アイゼンを外して休憩していたら、おじいさんが下りてきた。78歳という。スパイク付きゴム長を履いている。これで、あの急登を登れるんだ!1月、2月も登ったという。お元気さに敬服。この日は8人登頂したようだ。早々に撤退を決めた私達、少し悔いが残る。