前回の雲辺寺は一か月前だった。月日がひと月巡ったんだなあと実感する。境内は、ギボウシの綺麗な紫色に彩られていた。セミの声はツクツクボウシと、「ミーン、ミンミンミーン」と絞り出すような大きな声で鳴くミンミンゼミに変わっていた。一生懸命鳴く声が健気だ。
花はホトトギスとカラマツソウ、キツリフネは尾根にまだ残っていた。下界ではホトトギスはまだずっと先だ。
3枚目は野生ランの一種か。ピンボケが残念。登山道に二株見つけた。花が咲いていなかったらとても目につかない小さな花。雲辺寺も季節ごとにいろいろな花が見られるんだなあ、捨てたもんじゃない、と見直した。
このところの雨と気温のせいか、キノコが沢山生えていた。喜び勇んでキノコ採りをする。1番目は傘にぶら下がった膜や軸の膜が気になるから採らない。3番目は直径20センチ以上はある大物、オオシロカラマツタケのよう。毒キノコ。4番目はテングダケ、毒キノコ。
私が採るのはイグチの仲間だ。沢山の種類がある。傘の茶色のもの、紫のもの、黄色のもの、スポンジ部分が白っぽいもの、黄色のもの、軸がカサカサささくれだったものなど。種類ごとに茹でこぼし、少し味をみる。苦味があって食べられないもの、少し酸味があるもの、美味なもの、食べられそうなのは冷凍庫に保存する。
何キロかあったので、整理するのがたいへんだった。キノコ採りは帰ってからが忙しい。
今年のトライアスロン大会は三日が本番だ。国士館大学は4人予選通過した。選手は一日から宿泊、応援団は二日から入る。私は寝具の準備で大忙し。食事の用意をしなくていいのがせめてもの救い。今の私にはとても賄はできない。総勢17人の布団の準備にふうふう言ってる。