日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

台湾、4度目

2014-06-29 23:56:23 | インポート

 4年ぶりの台湾である。そして2年ぶりの海外旅行だ。飛行機に乗るのも2年ぶりである。飛行機には絶対乗らないという人が稀にいるが、私は、飛行機が滑走路の端にゆっくり移動して、スタンバイののち、背中に大きな加速を感じて、体がふわっと浮き上がり、景色がななめに見える、この瞬間が大好きなのだ。離陸は、日常から非日常に移行する、旅の始まりである。

 バニラ・エアーは成田から台北に飛んでいる。3番目の娘がバニラで働いているので、航空券が安く買える。朝7時40分の便なので、前日は空港の近くのホテルに泊まった。飛行機、ホテルの手配はすべて娘がやってくれたのと、実は二週間前から仕事で滞在してくださっていたお客様もいたので、私の旅行準備はようやくぎりぎりで整った。

 台北駅からタクシーでホテルに行き、チェックインして昼ごはん、のつもりが思わぬトラブルが発生。タクシーに乗り込んでプリントアウトした資料を見せると、大きな声で何かまくしたてられた。電話もしてくれたけれど、つながらなかった。インターネットの旅のサイトで予約しているのだから、間違いはないはずなんだけど。車から降ろされ、途方に暮れて、別のタクシーにメモを見せる。やはりわからないという。ここで理由が判明、ホテル名の漢字が英訳されていたからだ。「香都大飯店」は「チャーミング・キャッスル・ホテル」と意訳されていた。このことは、後に、昼食をとったレストランの奥さんが調べてくれてわかった。

 ホテルに行くのは簡単でないようだ。また誰かに聞くとして、先にフカヒレを食べにいくことにした。友人お薦めのレストランだ。この店については、運転手は知っていた。テーブルが7,8席くらいの小さなレストランだ。

P1060203 フカヒレスープ

P1060205 娘はフカヒレ、アワビのセット、私はフカヒレ、燕の巣のセットを注文。燕の巣というものを初めて食べた。アナツバメが巣を作るときに出す分泌物だそうだ。寒天のような少しこりこりした食感だ。甘いシロップのなかにはいっていたので、デザートである。

 ここの奥さんは片言日本語を話す。先ほどのホテルのメモを見せて聞く。親切にも電話で調べてくれて漢字名も判明した。無事にホテルに到着。繁華街の中の、小さ目のホテルだった。このあたり、熱砂地区というのだそうな。隣がマッサージやさん、娘はすぐ試しにいった。

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2014-06-18 22:46:40

2014-06-18 22:46:40 | インポート

 ようやく梅雨らしく雨が降ってきた。水遣りに行かなくていいので楽だ。明日明後日は晴れるようだが、週末は雨が降るらしいので安心して留守ができる。

 明日から旅行へ行く。今日、ちょうど梅を取り終った。今年は収穫量が少し少なかった。でも10キロくらいはあった。梅はなんとか間に合ったが、スモモがタイミング悪く熟れ始めた。留守中、いくつか落ちて虫のエサになるけれど、仕方ない。

 30センチくらい成長したけれど、花も咲かず、ほとんど枯れたような状態のジャガイモ、せっかく植えたけれど失敗、とあきらめていた。日照りに水もかけてやらなかった。ちょっと試しに掘ってみると、3,4センチのが3個くらい出てきた。全くイモなんてないと思っていたので感動してしまった。なんと冷たいあしらいをしてしまったことか。ゴメン。旅行から帰ったら掘り上げて食べてあげるね。


コロとウェイ

2014-06-13 18:41:40 | インポート

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 久しぶりにうちのネコちゃんたちの写真をのせた。ブドウの箱がお気に入りだ。ちょうど納まって寝心地がいいのだろう。

 近所に野良猫が数匹いる。入れ替わりするので、数は定かでない。体の大きめのボスがやってきて、いつも小柄な若い猫をいじめている。可哀そうに、悲惨な声で叫ぶので、ときどき仲裁にはいる。この間お腹の大きかったネコがやせ細って出てきた。どこかで出産したに違いない。たぶん隣の床下。ちいさな若い雌猫である。近所の野良たち、みんな鼻がぐすぐすして目ヤニをだして、毛もきたない。病気がまん延しているのだ。こんな中で健康な子が生まれるだろうか。健康に育つだろうか。可哀そうな野良たち。

 随分前に梅雨入りしたのに雨が降らない。梅雨だからサツマイモの苗を植えたのに、今にも枯れそうだ。

 梅雨のせいではないだろうが、体調が悪い。季節に左右されるようなデリケートな体ではないのだけど。一昨日の夜中、急に吐き気をもよおした。朝治っていなければ食事の支度が辛いなあと思いながら、ウトウトと眠った。食べたものが悪かったかなあ。

 幸い、起きてみると、胃に少し痛みは感じたけれど吐き気は治まっていたので、仕事はこなせた。のち、下痢も少しあったので、何とか性胃腸炎かな?と自分で診断を下す。毒素が出てしまえば治るはずだから、医者には行かない。

 体に不調を感じると、あと10年頑張れるだろうかと不安になる。老いには逆らえないのだから。


石鎚山系

2014-06-06 10:28:53 | インポート

 5月31日、6月1日はたっぷりと山登りに行ってきた。大抵は、お客様の途切れた時、行ける範囲で日帰りハイキングをするといったパターンである。したがって、前日に、「明日、山行こう」ということになる。

 今回の登山は石鎚山系、ひとりで行く技量は私にはない、ちょっとハードな山行である。顔見知りというだけの、一度も一緒に登ったことのない方からお声がかかり、同行させていただくこととなった。どの程度体力と技量があるのかわからない人間を連れて行くにしては、不安を感じるコースと思うだが、よく誘ってくれたものだ。結果、もともと道はないところではあるが、コースをはずして時間と体力をロスし、オーバーワーク気味だった。

 というわけで、東京の浅〇さん、お電話、小屋で受け取りました。お休みして申し訳ありませんでした。

 ついでに、今月は台湾に旅行することになっている。19日から23日までお休みします。三女がLCC のバニラエアーに勤めていて、一親等は1割の航空料金で行けるというので、この会社にいる間にこれを利用しないのはもったいない、是非いかなくちゃと、思い切って休むことにした。成田まではジェットスターで往復14600円、娘が予約してくれた番号をもってファミリーマートへ駆けつけるも、機械を前にタッチパネルでやってみるけれど、案の上できない。お店のおにいさんにやってもらう。あーあ、どうしようもないな、年寄には最近のシステムについていけない。ITディバイドというのか。

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高瀑の滝、日照り続きで水量が少ない。

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西之冠山、なるほど岩が盛り上がって王冠みたいだ。

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石鎚山頂、弥山が見える。明日あそこには行かない。

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愛媛大学の小屋、4時に到着。テントが一人、小屋には私たち3にんだけ。夕食はイノシシと鹿の肉で焼き肉をいただく。ジビエである。

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次の日、御来光の滝の上まで下り、中沢をめざす。樹林帯ではまだ山勺が咲いていた。上に行くとアケボノツツジもまだ咲いていた。やはり石鎚では遅いのか。

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大砲岩と墓場尾根が右の方に見える。崖の下をトラバースして右の鞍部に出る。

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45度くらいありそうな傾斜を喘ぎながら登る。東稜コースを歩く人が、面白そうに上から覗き込む。「こんなところに人がいるぞ」なんてね。

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尾根に取り付きホッと一息。シャクナゲが満開、緊張を解してくれる。いやいや、あと少し、狭い岩の尾根を通りぬけなければ。

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隙間で咲くイワカガミ

 東稜コースを下っていて何人もの人にすれ違った。ここはもうポピュラーな登山道になっている。立ち入り禁止なんて看板があっても誰も気にしていない。南尖峰のところに一箇所、どうやって登ろうかと思案の岩がある。最近お助けロープが据え付けられていたらしかったが、ごく最近、危険なこのコースにはいらないようにロープをとってしまったらしい。入ってはいけないと書かれてあっても無視するのだから、いっそうのこと、安全に登れるようにロープをいっぱい付けてあげたらいいと思う。

 土小屋まできて、もう安心。あと西の川まで、もう高速道路みたいなものだ。でも私はもうひとつ気になることが。高瀑の滝のパーキング手前でパンクしたのだ。この林道は長くて石が露出、非常に悪い。登り始める前にスペアタイヤと交換した。家を出たのは6時半だったのに、いろいろ雑用が重なって、登山開始は11時だった。朝から幸先悪いなあ、何か悪いこと起こらなければいいけど、と思いながら出発したのだった。取り越し苦労でよかった。

 もうパンクは許されない。ゆっくり用心しながらスペアタイヤで帰ってきたのであった。