日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

炎天下の歩き遍路さんは若い!

2020-08-24 08:06:01 | 日記

 一年中で一番暑い時期ではあるけれど、歩き遍路さんは少しはいらっしゃる。「歩いている方、ほかにいましたか?」と聞いてみると、何人かに遇ったそうである。丈夫でないとこの炎天下、歩くことなんてできない。相当、体力、気力が要る。「まだお若いからできるんですね」なんて言ったら、60の定年過ぎて、61ときいて、びっくり。年齢を推察する最も重要な要素、髪の毛の状態は、黒々と豊かでほとんど白髪がない。皮膚の艶、姿勢、醸し出す雰囲気、これらから、20歳は若く見える。

 私の知っている人にも、若いときと全く変わらない人が2,3人いる。反対に、随分老けてしまった人もいるが。頭髪、姿勢は生まれ持ってのDNAだろう。それに加えて、のちの生活環境、ストレスの大小も老化の速度を左右させる。実年齢より数段若い人は、いいDNAを受け継いでいるうえに、心身共にゆったりと暮らしているんだろうなと思う。ゆったり暮らせるか、これも持ち合わせた性格だ。私みたいに、自分にストレスをかけたがる性格の人間は、若く見られたいという願望は捨てた方がいい。老けて見られるのはショックだが、実年齢プラスマイナス2くらいでお願いしたい。

 


夏の庭

2020-08-22 11:17:25 | 日記

 カンカン照りが続いて草木も萎えている。今日午後から雨が期待できる。1トンの雨水をためられる業務用のタンクがからっぽになっている。ついに、水かけは水道水を使わなければいけなくなった。

 連日猛暑日、熱帯夜であるが、虫の声も聞こえてくる。田んぼの中の母の家は、家の周りを歩くだけで自然観察ができて楽しい。

 今年は仕事がほとんどないので、母の家で過ごすことが多い。今年こそは蝉の羽化を見たいと思い、8時半とか9時頃、懐中電灯を持って蝉が好きな木の周りを照らしてみるものの、みつからない。

 朝早く、飛び立つ前の、準備中のクマ蝉はみつかった。

 庭木には蜘蛛もいっぱい。まだ小さくてかわいいけれど、秋には、赤や黄色の鮮やかな体のジョロウグモになる。蝉が飛び立つうまいところに網を張って、ニイニイゼミを捕まえている。クマゼミは大きくて、多分捕まらない。

  

 畑には、ヒラヒラ舞っているアゲハ蝶をよく見かける。三つ葉が食料である。大事な鉢植えコブミカンの葉っぱに小さな幼虫を見つけたときには、三つ葉に引っ越しさせる。蝶の羽化も立ち会ったことがない。早朝、草むらで、ジッと旅立ちの準備しているのを見ただけだ。

 黒色の幼虫がブラックベリーにくっついている。不思議なカタチ、見過ごしてしまいそうな、擬態である。黒いから、クロアゲハかと思ったら、調べると、クロアゲハの幼虫もアゲハチョウの幼虫に似ている。これとは全然違う。何か峨の仲間だろうか。わからずじまい。

 

 


山三昧

2020-08-13 09:01:57 | 日記

 今朝は、腕、肩の筋肉痛、手足の擦り傷と打撲の痛みで、いつもと違う疲労を感じている。

昨日は、「山と元気の会」の、皇子渓谷沢登りに参加。私は3年ぶりの沢登りだ。水量は、多すぎて危険という箇所もなく、丁度いいと思った。天気も、暑くて、水遊びに丁度いい。

 高松出発の、会のバスに17人乗って、登山口で、沢組と山組に分かれた。私は直接登山口に行き、合流。

 既に停まっていた軽トラは、篠原さんという地元の方で、赤星山の登山道の整備を自費を投じてされている、超有名な方だった。下りの道で、土を掘り起こし岩を並べているところ、お会いした。80歳になられるそうだが、にこやかで若々しい方だ。団体行動だったので、挨拶程度でお別れしたが、機会あればゆっくりお話を聞きたい。

 昨日は、もうひとり、ボランティアの方に遇った。植物の名札を付ける為に来ていた。写真と名前を印刷した綺麗な立札だ。きつい登り道、この名札で疲れが癒されると思う。貴重な花にも立てただろうか。私たちにとっては、自分で見つけられない珍しい花を教えてくれるのは有難いけれど、盗掘の心配はないのだろうか。貴重な植物を囲って、注意を喚起した方が盗掘を免れるという意見もあるようだ。

 このお方も、篠原さんと道の整備をされるそうだ。赤星山には熱烈なファンがたくさんいる。

岩の上で日向ぼっこをする、金属的な輝きのトカゲ。

 皇子渓谷一番の名所、機滝

 沢靴のフェルトが剥がれた方が二人。園芸用のシュロ縄が役に立つらしい。

 8月9日、10日は、女3人で石鎚山系でテント泊登山をした。私は一人用テントを10年以上も前に買って、使う機会もなく新品のまましまい込んでいた。今回初めて日の目を見たのである。

 瓶ヶ森のテント場は駐車場から離れているので、そこから下った名野川沿いのオートキャンプ場でする。荷揚げの必要がないのは便利だけど、瓶ヶ森林道から9キロも下っている。その夜、私たち3人以外、男性がひとり、テントしていた。ひとりテントの寝心地は?夜中に雨が降ったり、沢の音がうるさかったり、寝てたのか起きていたのか、よくわからない。

 

 土小屋の駐車場は県外ナンバーも含めて満杯、路上にもいっぱい停めている。山の日、みんな石鎚に登りたいんだよね。大阪ナンバーのクーパーに貼ってあるステッカーがおもしろい。

 

 9日は手箱山、キレンゲショウマは咲き始め。絶滅危惧種、テバコマンテマは見つからず。

 10日は西冠山の予定だったが、台風の影響で風雨、朝食をとって、早々に帰途につく。山は残念、でも、ようやく、ひとりテント経験できてよかった。


観音寺市もキャンペーンをはじめた

2020-08-02 16:24:16 | 日記

 国から「GOTOトラベル」、県から「うどん県泊ってかがわ割」、観音寺市から「来てみてGOかんおんじ」と、旅行や宿泊や飲食に関する割引が三つもある。今、感染者の数が全国で増え続け、香川県でもチラホラ陽性者が確認されていて、浜田知事は「不要不急の外出はさけてください」と言っている。県民は県外へ行かないように、県外からの宿泊は歓迎します、どういうこと?

  

一番最近立ち上げられた市からの援助は、簡単なので、私も積極的にお客様にお勧めしようと思っている。西日本災害のときの、復興割と同じような感じで、こちらが領収書と宿泊証明をお渡しして、お客様がそのほか必要な書類2枚を書いて郵送する。インターネットのみ受け付けなんて言われたら、やーめたって人、結構いるよね。「うどん県・・・」というのも簡単なんだけど、「GOTOトラベル」に登録している宿泊所で泊った人、という条件がある。「GOTOトラベル」がややこしいので、私はこれに登録しないつもりだった。「GOTOトラベル」はお客様が申請するのではなく、宿は割り引いた宿泊料をいただく。「ステイナビ」という委託業者が手数料を取って、宿に国からの助成金を振り込むシステムだ。お客様の身分確認をしっかりやらなくては詐欺にあうということか。

 常連のお客様、大中さんが来てくださった。観音寺市のキャンペーンを使っていただきたかったが、8月1日から9月30日までの宿泊が対象だ。残念、大中さんは7月31日のご宿泊だった。遍路の途中に出遭った人に宣伝してくださいとお願いした。腎臓の手術をして間がないのに、酷暑のなか、歩くのは大変です。どうか無理をなさいませんように。