日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

秋の一日

2012-09-30 17:12:48 | インポート

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山を歩いていたら頭上に美味しそうなキノコが・・・、ムキタケ? うわ~い、たっくさんあるよ。嬉々として持ち帰る。

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 確認のため、割ってみると・・・、  どれも黒いシミが!

一応現場でも、軽く裂いてはみた。軽すぎて、根元まで割って確認できていなかった。がっかり。ツキヨタケではなく、ムキタケであってほしいという潜在的願望がやらせた行為であった。毒キノコではゴミ箱に捨てるよりほかない。数年前にも、大きくておいしそうなキノコを何キロかもってかえって悔しい思いですてたことがあったっけ。あのときもツキヨタケだった。

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 こんな群生もあった。あまりに大きくてたくさん生えていたので、「これはツキヨタケに違いない」とすぐに決めてしまった。採って裂いてみると、根元にうっすら色がついているような気がしたので、あっさりその場をあとにしたのだった。勝手なものだ。ひょっとして、こっちはツキヨタケでなかったかも。

 少し涼しくなったので畑仕事に励んでいる。夏の間、元気のなかったピーマン、ナス、ゴーヤ、シシトウ、オクラが盛り返して、今になってやっと収穫できている。秋に種をつける雑草の退治もたいへんである。特にイノコズチとセンダン草だ。草むらに入ろうものなら、ズボンにいっぱい種がくっついて、除るのに一苦労なのだ。子供のころ、飼い猫が外遊びからかえってくると、体についたイノコズチをひとつひとつとってやったことを思い出す。

 3年くらい前、スダチの木を買ってきて庭の隅に植えた。ところが、きれいさっぱり葉を食べられた。蛾の幼虫に違いないと思っている。スダチは、健気にも、小さな若芽をふきだした。よしよし、頑張れよ、とエールを送る。するとまた葉っぱはなくなって、かわいそうに枝だけの姿である。何か幼虫を発見できてもいいはずなのに、私には見えないのだ。いったい何の仕業だろう。蜘蛛が枝に巣をかけているから、きっと蛾に違いないと思う。裸にされては芽吹く、何度もくりかえしながらもスダチは生きている。このあいだ、堪忍袋の緒が切れて、私は木を掘り起こして植木鉢に植え替えて、別の場所、目の届くところに置いた。小さな葉っぱも出ている。このまま順調にそだってくれよ。しかし、である。今日見てみると、大きくなっているはずの葉が、ない。思案の末、家の中に鉢を移した。しっかり監視して犯人を見つけださねば。葉が繁ったら外に出してやりたい。


笹倉湿原

2012-09-20 23:42:28 | インポート

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梅雨も終わりのころ、10数年ぶりに、石鎚山系、笹倉湿原を見に行った。周囲の笹に押されて、ウマスギゴケが少なくなりつつあると言われていたが、そう変わりはないように思えた。

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 金山谷から笹倉湿原を通って尾根に突き上げ、稜線を筒上山に向かって歩く。筒上山基部までは、時に背丈ほどの笹を漕がなければいけないが、なんとなく踏み跡はあるし、テープもつけてくれているので、方向を間違えることはない。基部からは急斜面であるし、テープもなくなる。登れるところをひたすら上に向かって這い上がればいいが、帰りに方向を間違えればやっかいなことになるので、マイテープを付けていく。帰り道、外せば迷惑にもなるまい。

 やっとのことで登山道に出た。雨は降っていなかったけれど、露でズボンはドロドロのビショビショだ。筒上山の頂上では、先に山にはいった男性が弁当を食べていた。

 「おつかれさまー。よく来ましたね。」

登山口で遇った人だ。彼のほうが、5分くらい先に山にはいった。多分、頂上では15分くらいの差がついていたかな。山歩きの趣味と傾向について、同類と感じて、親しみもわく。以前から興味深い、高瀑の滝から尾根に突き上げるコースについての情報をいただく。

 「よし、私も次は高瀑へ行くぞ。」

と勇気をもらって決断をする。で、その後、そう時間をおかず、実行した。まともな登山道ではないけれど、赤テープがずっとついているので迷うことはない。

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 正規の登山道の傍らでみたショウキラン。ギンリョウソウと同じ、腐敗した植物から栄養を摂っている。

 先着さん、ピストンしないで土小屋経由で下るというので、私もそうすることに・・・。あの登りを思い出すと、できれば避けたい、きれいな道を歩きたい。最初の予定は変更して、距離は長いけれど、ラクな登山道をくだった。

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 石鎚スカイライン、土小屋から7キロの下りはとてもきつかった。面河側から見る石鎚は、また違った山容をみせてくれる。こんな尖った鑓のような堂々とした姿をみると、登ってみたいと思わない人はいないだろう。やはり石鎚さんは四国一だ。


今年も鉄人達がやってきた

2012-09-01 22:57:17 | インポート

 

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 玄関にずらり、高価な自転車が並ぶ。明日、全日本学生トライアスロン大会が観音寺で行なわれる。この地で開かれるのは6回目である。来年もここであるとか・・・。レース会場として、割合条件が整っているのと、観音寺市が誘致に力をいれているからだ。

 昨日からいつもの学生さんたちが泊まってくださっている。「今年もきましたねー」って感じで、1年前のことが思い出される。来る早々、「ネコちゃんいますか?」 予防接種をして少し元気のないウェイを挨拶に出す。ウェイを囲んで皆が喜んでくれている。ネコと触れ合うのがメンタルトレーニングになるそうな。ウェイはとても重要な役割を担っているわけだ。

 昨日午後から結構まとまった雨が降っている。明日はあまり暑くなく、いいお天気になってくれるといいのだが・・・。