ウェイとあそんでいるのは、この夏、トライアスロン大会にエントリーした学生さん。2ヶ月前の写真ですが・・・。
ウェイは、うちのスタッフとして、しっかり仕事している。うちの玄関は、戸が開くとチャイムが鳴るようにしてあるのだが、これが聞こえると飛んで出迎えにいく。ここのおかみさんは、いつも奥の方にいて、なかなか出てこないので、ネコが代わりに応対に出る。本当は、お客さんが戸をあけたスキを狙って外へ遊びに出ようと思っているのだ。
しかし、このあいだいらっしゃったお客さまが、戸口で早々に、「ネコちゃん、いますか」とおっしゃったのには驚いた。ホームページを見てウェイを知ったらしい。この頃、「ホームページを見ました」というかたが増えてきた。やはりパソコンで調べる人が多くなったということだ。ネコが苦手な人は絶対来ないなあ。というわけで、ウェイは立派に看板ネコとして働いてくれている。
母が骨折してから2ヶ月以上経った。案の定、認知症はすすんで、来月には胃ろうの手術をする。介護施設にはいるには、胃ろうでないと受け入れてくれない。特養やら労健やら、入れる条件とか内容について、これまで理解していなかったが、母がこうなって目の前につきつけられると、少しは世の中見えてきた。
今は医療施設にはいっているので、ただベッドに横たわっているだけだ。少しでも早く介護施設に移りたいと思う。もう少し刺激のある暮らしができるのではないかとおもうから。母の脳が後退するのをできるだけくいとめたい。今は、ベッドで、手足の体操をしたりマッサージをしてあげることにした。細くて硬い、棒のような手足に触り、朽ちていく人体を感じる。