日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

中華の点心

2010-04-23 21:26:50 | インポート

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もう2ヶ月も前のはなしであるが、中国語の教室で、先生がお料理講習会をひらいてくれた。献立は、肉まんと麻花とおやきだ。手前は、包子をイーストで発酵させている。向こうは麻花の生地。

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麻花を作っている。ねじれに方向があって、間違うとキレイな形にならない。

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おいしそうに蒸しあがった。どれも素朴な手作りの味がして、市販のものとは違う美味しさがある。

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発酵がおわった生地を油で揚げてできあがり。かりんとうのような感じではなく、揚げパンに似ている。

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黒ゴマと砂糖を練りこんだパイのようなおやき。

子供でもいればうちに帰ってもう一度やってみるかもしれないが、せっかくご指導うけても、ここだけのことになりそう。食べてくれる人がいてこそ、お料理のやりがいがあるというもの。

 今日もあまり気温が上がらず寒い一日だったけれど、観音寺の町のハナミズキの並木がきれいに花開いている。遍路道でもあるので、きっとお遍路さんの心も和ませてくれているだろう。

 母の家も草ボウボウになってしまった。ちょっとくらいぬいても何の変わりもない。一番のツワモノはカラスノエンドウだ。私の腰ほどまで成長している。それに引き換え、私がせっせと種を蒔いたエンドウは、わずか20センチくらいしか伸びていない。これ、大丈夫? もう少し暖かくなったら頑張ってくれるかな?

 カラスノエンドウは、そろそろ種を付け出したので、もう捨て置くわけにいかない。刈ることにした。根絶はまず不可能、できるだけ子孫を残させないようにしなければ。ふと見上げると枇杷がちいさな実をつけている。これもはやく摘果しなくては。やることが多すぎて焦るばかりだ。

 


善通寺へいった

2010-04-17 22:54:46 | インポート

久々の上天気だった。お遍路さんの足取りも軽かろう。

 善通寺で裏千家の講習会があった。私は水屋のお手伝いで出向いたのであるが、せっかくなので、初めて講習というものを見学させていただいた。代表でお手前をする人がいて、先生が気がつかれたことを注意する。先生は、一挙手一投足ご覧になって 細かく指導された。本当にこまかく! 朝の10時から午後4時ごろまで! よく見ておられるし、ずっとしゃべり通しだ。さぞやお疲れだろうと感心する。

 茶道では、覚えなくてはいけないことが膨大にある。すべての所作は理にかなっているので、基本さえ理解すれば面倒なことではない、というように聞こえた。からだがそれを覚えるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。

P1020932  講習会は、大師堂の左の建物で行われた。ここは宿坊である。初めて中にはいることができ、ラッキーとばかりに、お掃除中の部屋をのぞかせてもらった。ツインのベッドの部屋もあった。日本間も広くてきれい、おおきな洗面所もある。テレビはない。ホテルか旅館みたいだ。私も泊まってみたいなあ。

 

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お堀に住んでいる亀も、今日は日光浴をしている

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境内に屋台もでて、賑やかだ

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熊岡菓子店で堅パンを買った。早く行かないと売り切れてしまう。レトロな店がまえ、陳列台、奥さんも化粧っけがなく色白で古風な感じのきれいな女性だ。時間がとまっているような、昔のままの店だ。

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素朴な味がする、名物堅パン。

今夜のお遍路さんにも、お味見してもらった。


お花見期間が結構長かった

2010-04-16 22:41:17 | インポート

 昨日は真冬の寒さだった。愛媛県の、川之江、三島あたりをはしっていて、三角寺方面の山を見ると、うっすら白い。夕方おいでたお遍路さんに聞くと、やはり雲辺寺は雪が積もっていたそうな。4月半ばに雪とは・・・。

 このあいだは、初夏の気温だったので、バナナの鉢植えを外に出してお日さんにあててやった。が、うっかり次の寒波に、取り込むのを忘れた。バナナの葉っぱは茶色くなってしまった。少しだけ緑のところも残っていたので、なんとか命を取り留められたかもしれない。大きく育ててバナナを実らせようと思っているのに。

 聞くところによると、寒さで農作物に被害が生じているらしい。生産者も消費者も、今年は大変かもしれない。

 4月4日が母の施設の花見で、絶好のタイミングだと思ったが、桜は、やや散り加減ではあったが、11日の我が山の会のお花見ハイキングまでもっていた。場所は、家の近くの七宝山である。

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最近よく見かける鯉のぼりの群れ

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桜より花モモの濃い桃色が目立つ

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歩き始めてすぐ、ウラシマソウを見つける。

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ウラシマソウの群生、何度か通っている道なのに、花の時期でなければなかなか気づかない。

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尾根にでると瀬戸内海を展望できる

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大木の山桜が満開している

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しかし、皆が大好きな桜以外の木は、無残に倒されている。ハイカーたちが喜ぶには違いないが、こんなことっていいのだろうか。七宝山はお勧めハイキングコースとなった。


定年はありません

2010-04-05 22:12:43 | インポート

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 絶好の花見日和の日曜日、母が入所している施設の家族会で、財田の香川用水記念公園へ行った。家族連れが広場で遊んでいたり、芝生に座り込んでバーベキューをしていたり、最高の行楽日和だった。

 月日の経つのが恐ろしく速い。お遍路さんも、春の到来とともに動き始めた。

 10年前は、仕事、子供の熟やおけいこの送り迎え、スポーツジム、山登り、と休む間もなく、元気に動き回っていた。当時の生活は超人的といえる。ところが・・・、今は仕事をこなすのが精一杯、ジムで体力を消耗する気力はない。たまに孫達がやってくると、必ずと言っていいほど風邪をもらう。先月も半ばに、1週間、我が家に滞在していた。そのとき、またしても、彼らは全員風邪をひいていた。私は、月末に、団体お遍路さんのお泊りを引き受けていたので、絶対に風邪をひくわけにはいかない。その気合と気力のお蔭か、この大仕事は無事終えることができた。団体の受け入れは、体力、気力的にも、そろそろ限界かなとも思う。

 サラリーマンに定年があるのも、60歳を過ぎれば求人がないのも納得だ。目も耳も、内臓も、足腰も、50歳を過ぎるとどっとガタが来る。老体に鞭打って頑張ってもミスするだけだ。料理に髪の毛が落ちていたり、食器に汚れが残っていたとしても、老眼では見おとす。予約の電話を受けても次の瞬間忘れている。ある友人は、夫婦して、定年まであと4,5年を残して公務員を辞めた。ボロボロになる前に、余力を残して辞めたかったという。まあ、老後に憂いがないからできることといえる。

 私には定年がない。跡継ぎも未定だ。お客様の励ましを支えに、からだと対話しつつ、できるだけ長く仕事を続けたい。