日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

久しぶりに晴れた

2016-09-27 18:21:26 | 日記

 このところのお天気の悪さといったら・・・。野菜の値の高騰が目に見えるようだ。今すでに高めだが、まだこれから上がりそうだ。もやしとキノコと冷凍野菜で凌ぐか。

 今日は久しぶりに太陽が照り付け、真夏日だった。畑の草取りをして、土を整えて、早く種を蒔かねばと思いつつ、屋敷の至る所草ぼうぼうで、一向に捗らない。春はタンポポ、秋はイノコズチを、目の敵のようにして抜く。タンポポは根っこが深くて抜きにくいし、イノコズチの種は衣服にくっつく。ネコの毛にもくっついて難儀する。センダングサもやっかいな雑草である。

 先日、サニーレタスの苗を植えたところ、雨続きでべチャッとなってしまった。明日からまた雨になりそうなので、元気に育つかどうか心配だ。農家さんはもっと大変だ。

 

 春に拾ってきたホアンホアンは、甘えん坊のおてんば娘。私が畑に出るといつも半径5メーター内で遊んでいる。人が何か始めると、ネコはそばに寄ってきて見ている。時に邪魔をしながら。「見てないで、おまえも手伝えよ」と言いたくなるから、「ねこの手も借りたい」という言葉が生れるのだろうか。「ネコの額ほどの何とか」とか「ネコに小判」とか「ネコまたぎ」とか「ネコかぶり」とか「ネコも杓子も」とか、イヌが引き合いに出されることばよりずっと多いよね。ネコは昔から家の中にいて、人と一緒に暮らしているからだろうね。イヌは外に繋がれていて、番犬だった。今の犬は家の中にいるけど。

 もう金木犀の香りが漂っていた、まだ10月に入っていないのに。今年は咲くのが早いのかなあ。


北アルプス

2016-09-13 18:18:45 | 日記

 山に入ると、食欲がぐっと落ちる。食べなければいけないはずなのに、胃が受け付けない。これは、年のせい? 下界に下りてきてからは、減った体重を取り戻すかのように、口卑しく、食べまくる。度が過ぎて、胃が重たい。

 ここ数年上高地から山に登ることが多かったが、久しぶりに富山から北アルプスに入った。立山方面か穂高方面か、ネットで天気を調べつつ、また、夜行バスの空き状態を問い合わせ、行き先を決定した。台風が次々やってきて、お天気は不安定だ。初日、雨のち曇りの予定が、登りの間ずっと雨、しかも雷付き。ピカッと光って3秒くらいのち、ゴロゴロッとおおきな雷鳴。樹林帯で雷さんが行ってしまうのを待ってはみたが、収まったかと思うとまた鳴りだす。私の前に男性二人、後ろに6人パーティーが歩いている。皆、止まったりしない。

 4時間余りで小屋につき、乾燥室で衣類を乾かす。シーズンを過ぎているので、小屋は空いている。25人くらい泊っていただろうか。私は個室、荷物をずらっと広げることができる。

 翌日、細かい雨が降る中を5時半に出発。予報通り、次第に晴れてくる。太陽と反対側に、ぼやっと虹のようなものが。これも虹といっていいかな。

 ライチョウも食事に現れる。大人並みの大きさ、きっと今年生まれた兄弟ヒナだろう。彼らは、一定の距離を保ちながら、遠くに逃げもせず、私のモデルになってくれた。テレビで見たことがある。ライチョウのヒナが無事に巣立つように、天敵から守るために、夜ケイジに入れて保護する、というプロジェクトをやっている人たちがいる。サルがこのような高山にまで上がってきて、ライチョウのヒナを襲う映像も見た。大きな自然に対して、人ができることはほんの小さなことであるが、こうして努力している人たちがいる。すごいなと思う。

 ハイマツの下にブルーベリーが実っている。キイチゴは少し苦みがあったが、こちらはいける!

  

 赤いナナカマドの実がきれい。少し紅葉した葉っぱも。高山植物の花はほとんど終わっているけれど、トウヤクリンドウは咲いている。

 

 

 鷲羽岳、ワシが大きく羽を広げたような、雄大な山容だ。

鷲羽池、後ろは硫黄尾根と北鎌尾根

 

 黒部五郎小屋、木の香りがして、畳も新しく、きれいな小屋だ。夕食は、山小屋には珍しく、野菜がたくさんついていた。

 

 リピート山中という歌手のコンサートがあった。山の歌が中心だった。このような歌手がいることすら知らなかったが、歌詞にはジーンとくるものがあって、山はいいなあ、ずっと登り続けたいなあ、と思った。CDを買う人も列を作っていて、良かった、良かった。

 

 


トライアスロン、応援団

2016-09-07 09:12:52 | 日記

 

 

 心配されていた台風も事なきをえ、競技は順調に終えた。雨の中の応援は辛いなあと思っていたが、朝のうちはうす曇り、午後からは太陽も顔を出して、蒸し暑いのなんの。木陰で応援の私でさえ、日焼けで赤くなった。

 うちにお泊りの国士館大学の選手は、男子5名女子1名だった。スイム、バイクは人の顔が識別しにくい。ランにはいると、ユニフォームの文字が読めるし顔もよく見える。6名全員、カットされることなく、走っていた。よかった。

 名物になりつつある、バケツのおじさん、今年も、レースが終わるまで、大きな声で一生懸命応援してくれた。

 「兄ちゃん、がんばれよー」

とか

 「おい、こっち向かんかい」

とか、えっと思うような言葉も飛び出す。呼吸のペースが乱れるんじゃないかしら、聞いてみると、

 「あの応援いいですよ~」

とうってくれたのでほっとした。

 余裕のある選手は、声援に応えて、にっこりしてくれたり、手を上げてくれるので、こちらもテンションがあがる。今年は、おじさん、ビールや飲み物、おつまみ、アイスなど、応援団のためにたくさん用意してくれた。けれども、声かけた人たちが案外来てくれなかったようで、せっかくの飲み物やおやつが余ったようだ。近くでこのような大きな大会を見られるいい機会なので、みなさんもっと応援に来てほしいなあ。若い人が一生懸命取り組んでいる姿を見ると、こちらも元気をもらえる。

 

 応援の学生含めて、23名泊った。うちはパンパンに膨れ上がっていた。月曜日、打ち上げの宴のあとの朝は静まり返っている。残されたゴミの山、もちろんまとめてくれている。毎年、彼らのお蔭で町は活気で溢れ、スーパー、コンビニ、うどん屋、ファミレスは潤う。町の応援団もお店も、彼らがくるのを楽しみにしている。