年々桜の開花が早くなっている。昔、桜といえば入学式のイメージだった。うちの周りでもあと3,4日もすれば満開になるだろう。
皆が待ち焦がれる春であるが、わたしは雪が名残惜しい。
3月半ば、今シーズン最後の雪山は平家平
ポカポカ陽気、雪はしまって歩きやすい。
これで冬タイヤも物置入りとなる。
毎日欠かさずみていたNHKの朝ドラ「ごちそうさん」が先週終わって、今日からは新しく「花子とアン」がはじまった。主人公花子は「赤毛のアン」を翻訳した女性らしい。「アン」の物語は、私たちの世代がまだ少女だったころ、夢と憧れをもって読み漁った小説である。小説の舞台であるカナダの何とかいう田舎に行ってみたいと憧れたものである。かなり大人になってから、本箱に「赤毛のアン」を蔵書の一つとして並べておきたくて、買った。外国の美しい景色や明るく素敵な女の子アンに憧れて、わくわくしながら読んだ頃の自分を思い出したかったからかもしれない。結局一度も読み返さなかった。
時間をもてあまして、本棚の整理でもはじめたら、また手に取って、昔の私にタイムスリップすることがあるかもしれない。