昨日の嵐は凄かった。その中、雲辺寺を越えてきたお遍路さんが4人、本当にお疲れ様。下からも、山頂がうっすら白く見えたので、雪が積もったなと思った。この海辺の街でさえ、霙のようなものが降ったのだから、雲辺寺は当然雪だ。
今日は午後から暖かく、晴れていた。気持ちよく歩けただろう。
半月以上も前のこと、11月の連休は、4泊5日の東京だった。3日の文化の日、孫娘が学校へ行っている間、時間が取れたので、話のタネに、かの有名な高尾山へ行った。噂どおり、世界一人が多い山は、ヒトで埋め尽くされていた。
8時半ごろ渋谷の家をでたのに、登山口に着いたのは11時前だった。京王井の頭線の神泉駅を探すのに、使い慣れないグーグルマップで、もたもたした。明大前で乗り換えたのはいいが、各駅停車。急行がいくつも追い越していった。これはバカなことをしていると気が付いて、乗り換え案内アプリを使って急行に。
電車はすいていた。出発が遅いからだ。登山口に着いてびっくり、ケーブルの駅前の広場は人でいっぱいだった。案内の看板を見て、左の登山道、稲荷山コースで行くことにした。ゆっくりの人を、スキを見て追い越す。トレイルランのような人もいる。こんな人の多い山で走らなくても、里山は他にもあるだろうに。
頂上に着いてさらにビックリ。何百人もの人人人、老若男女に犬、道の端に座って、皆さんランチしている。私もなんとかスペースを見つけることができ、渋谷で買ってきたパンを食べた。ネットには、周辺の美味しそうな食べ物屋さんが何軒も載っていたが、ありつけないかもしれないと思った。正解だった。皆さん、長い列をつくって食事を待っている。トイレも同様。急ぐ間に合わないではないか。この人の多い山では、用を足す繁みはない。
紅葉は始まったばかり。次回は、相模湖駅に下って、中央本線で帰ってくる、という計画でいきたい。それにしても、東京の人は高尾山がすきなんだねえ。ほかにもいいところはあるのではないの?