日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

新型インフルエンザ

2009-04-29 07:16:39 | インポート

 ゴールデンウィークにたいへんなことになった。数年前のサーズのときは、私は傍観者だった。しかし今は、ニュースにはらはらしている。6日にドイツへ行くからである。海外へ旅行を計画している人は多いはず、日程がうまくいくか、日本に帰ってから予定どおりすすむかどうか、皆心配していることだろう。

 出発の日が迫っているのに心配事ばかりだ。イタリア経由でやってくる三女と、無事ドイツでおちあえるか、大阪の娘夫婦は子供を置いていくのだが、孫達が1週間健康でおりこうさんでいてくれるか、私はむこうでティーセレモニーをすることになっていて、それがうまくいくかどうか、等等。昨日になって、三女の到着時間が遅いからフライトを変えろ、と長女がいってきて喧嘩になるし、次女は風邪で発熱しているというし。

 なにより、迎えてくださるあちらのファミリーと楽しくいい時間を過ごせるかどうかである。出発前はトラブルはあったけれど、ドイツへいってよかったという感想でおわりたい。

 


キャンセル

2009-04-22 00:47:48 | インポート

 昨日の強風で埃やゴミが吹き払われ、雲辺寺がぐっと近づいて、山容がはっきり望めた。常緑の植林の深緑と、落葉樹の新芽の輝くような黄緑のコントラストがとてもきれいだ。

 

 孫はこっちにきてすぐオネツ。間髪いれず、私は喉の痛み、のち、鼻炎の症状がでた。夜、鼻が詰まって苦しくて眠れない。「ひょっとして花粉症? ええーッ、毎晩こんなの?」絶望的気分になった。でも、その後は、鼻水は治まらないけれど鼻づまりは徐徐に解消された。風邪だったようだ、またしても。孫がやってくると必ず風邪をひく。

 

 

 昨日の一番乗りのお客様は1時前においでた。私は用事をまだ終えてなくて、車ではしっていた。転送している携帯に、

 「オタクの前に来たんだけど、戸がしまっているよ」

と電話がかかってきた。

 「すみません。1時にならないと戸は開きません。貴重品はもって、ザックは外においてお参りに行ってください。ザックはなかに入れときますから」

 「ハイ」

しかし、観音寺をお参りしたとしてもあまりに早すぎる。

 「もし先に行きたいのでしたらキャンセルしてくださっていいですよ」

と付け足した。私は2時3時など、早く来られた方には、先に進んでもいいですよ、ともちかけることにしている。食事の準備を何もしていない時間帯だし、お客様の望むようにしてさしあげたらいいと思うからである。ただ、このあいだのように、慌てて準備したのに肩透かしされたのでは辛い。

 実際、当日のキャンセル、ときどきある。昼ごろならまだいい。夕方近くというのもたまにある。ごはんが要らない方ならまだいいが、すでに準備できていると困るのは確かだ。

 別のお客様が、

 「このあいだのドタキャンのブログを見て、早く着いたけれどキャンセルできなかった」

とおっしゃった。あのブログはまずかったかな。私は、当日キャンセルはよくないけれど、まあ大目にみてあげましょうという気持ちである。

 それと、もうひとつ、10日ほど前、いつもきてくださるお遍路さん、Hさんが急用ができて前日キャンセルされた。すると、後日、わざわざキャンセル料を持ってきてくださった。私はどなたからもキャンセル料をいただいたことはない。受け取れませんといっても引っ込めてくださらないと思ったので、いただいた。お返ししければと思っていたが、忙しさにかまけてのびのびになっている。今思うと、前のブログをみて気にされたのかもしれない。早急にお返ししたい。


時にはぼやきたくなる

2009-04-04 21:57:37 | インポート

 5時も過ぎて

 「雲辺寺のロープウェイいるんですが2人とめてもらえますか」

と電話がかかってきた。車の夫婦連れだろう。材料が揃うかどうか、ささっと考えて、

 「はい、どうぞ」

 急いで米をといで、茶碗蒸し、煮魚、サヨリのフライの準備をはじめた。明日は日曜、魚屋は休みだから余分に買っておいてよかった。夕方迫って急に人数が増えると、先のお客様を待たせることになったりして、ご迷惑をかける場合がある。私だけがしんどい思いをすればいいというわけではないのだ。

 今日は午後から雨、早めにはいられたお客様の6時の夕食が時間通りにできるように、大急ぎで準備した。6時15分まえ

 「道を間違えてウロウロしていたらいけんことなりました」

九州なまりである。ガックリ、肩の力が抜けた。一生懸命お料理作ってまっているのに・・・。お客様も、少しくらい道間違えても一生懸命捜して来てほしい。途中でどこかいい旅館でも見つかったのかもしれないが、初めの約束は守ってほしい。

 車のお遍路さんにはこういうタイプがときどきある。いつ入ってもすぐごはんが食べられる食堂のように思っているのだろうか、キャンセルしてもどうってことないと思うのだろうか。こないだ見た高知の「くもも」という民宿のホームページ、今日の私と同じこと書いていた。どこの宿泊所でもよくあることだ。何事についてもマナーを守ることは大事だ。

 ドタキャンではあるが、電話連絡ないまま、8時もまで待たされるよりまし、となぐさめておこう。


雑談

2009-04-01 23:27:25 | インポート

101_0696  先日、何ヶ月ぶりかに外国人のお遍路さんがおいでた。アメリカ在住のオランダ人だ。去年、オランダ人が団体で遍路をしているというニュースを見たし、去年、その前と、続けてうちに来てくださるお遍路さんもいる。オランダ人とお遍路は何か関係があるのだろうか。四国遍路をしている外国人は、スペインの巡礼も経験している人が多い。

 この日お客様は2人だけだったので、二胡をきいていただいた。珍しい楽器なので、おもしろがって聞いてくださるのであるが、私のウデのほうが未熟で恥ずかしい。とちってばかりいる。人前で弾くからには、もっと真剣に練習に精進しなければ。

 

 こないだから奥歯が沁みて、水を飲むのもお茶を飲むのも辛かった。治まりそうもないので歯医者に行った。神経をとって、只今治療中。この年になると、歯を抜かれるのが一番つらい。ボロでもなんとかおいといてほしい。

 神経をとっているからには削っても痛くないはずなのに、時折シクッと痛みを感じるし、削るときの振動、音、臭い、治療が終わるとどっと疲れる。緊張で身体が硬直するからだ。診察台に寝かされると、まな板の上の鯉のように観念して、先生を信頼して治療していただくわけだが、これからどのような治療をするのか、先生がなさることをその前にひとこと言ってくだされば安心できるんだけどなあ。「麻酔します」とか「削ります」とか「掃除します」とか、アンド エトセトラ。何を施されるのか、自分の歯がどうなっていくのか、知らされているほうが安心である。

 昨日、大阪の娘と孫2人がやってきた。仕事が忙しくなる時期なので大変である。去年も丁度今頃、彼らはうちに来ていて、来たとたんコウちゃんから嘔吐下痢がはじまった。次に悦春君、おかあさん、私と、次々たおれた。小児科で検査して、原因はロタウィルスとわかった。ネットによると、大人はかかっても症状が軽いはずだった。ところがうちの場合は、大人の嘔吐がひどくて、おかあさんは点滴までした。私も一晩中ゲーゲー吐いてぐったりした。おまけに、白い、水のような下痢便である。牡蠣中毒以上だった。あのときも思ったっけ、年だなあ、体力がなくなったんだろうかって。子育てしていた頃、家中インフルエンザでダウンしてても私はうつらなかったのに。

 ロタウィルスが去ったあと、今度は悦春君の誤飲騒ぎ。ハイハイして動いているうちに、自転車に注すオイルを見つけて、舐めたかもしれない事件、であった。石油系のものを飲むと命にかかわるのだそうである。そんなにこわいものとは知らなかった。念のため、孫とおかあさんは一晩病院に泊まったのである。結果は、舐めてはいなかったということだった。危ないものを家中から排除しなくてはいけないと反省した次第であった。

 滞在中、怪我も病気もせずに過ごしてほしいものだ。