日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

NHK受信料、高すぎる

2014-12-31 21:18:16 | 日記

 暮れも押し迫って、訪ねてきた男性が

 「NHKの受信料、云々。テレビの台数を確認させてください、云々。」

 「いいですよ、どうぞ。」

 と、気軽に部屋に案内して、一台、二台と数えていく。まてよ、何年か前、旅館組合の集まりで、今までと受信料の支払い方が変わったということを聞いたことがあるなあ。あのとき、向こうから何か言ってくるまでこのままでいきましょう、という話だったと思う。終に、NHKから支払を請求してきたわけだ。これまでは個人契約だったのが、事業所契約になる。今、二階の客室は布団部屋になっていたり、テレビが故障して撤去していたりで、5台設置という契約になった。たったの五台なのに、なんと、以前の3倍の金額を払わなければいけない。個人契約ならば、一家に何台テレビがあろうと同じ金額である。事業所は二台目以降は半額になるけれど、一台ごとに加算される。満室になることなど年に数えるくらいしかない。12月など閑古鳥が鳴いている。NHKは私が食堂でみるだけだ。客室のテレビは毎日静かに座っている。家庭には一人一台ずつ、一部屋に一台ずつテレビがあるだろう。一家に4,5台はあるんじゃないだろうか。家庭のテレビはほとんどフルに活用されているだろう。

 「うちは5台あるけれど、稼動率悪いからほとんど見てません。」

と訴えても聞き入れてはくれない。水道代にしても事業所としての基本料金をとられる。一般家庭とさほど違わない規模の事業所は、本当に、厳しい仕打ちを受けているなと感じる。調べに来る日がわかっていればテレビを撤去するのに・・・。

 「また何年後かに調べにくると思います。話を合わせておいてください。」

と言って帰った。数を増やしてくれるなよと言っているようだ。受信料請求に、このあたり一帯を回っているらしい。他の旅館がどのような契約をしたのか、機会があれば聞いてみたい。

 


今年もあとわずか

2014-12-28 22:32:46 | 日記

 12月初めの積雪以来、雲辺寺はずっと雪がつもっている。時に小春日和の日もあったけれど、北風小僧の勢力の方が強くて、融けないままである。年賀状用のはがきをつくりたいので、五百羅漢の写真を撮りに、先日登りに行った。

 お寺手前の羅漢さん、雪はたくさんある。

 路傍のお地蔵さん、手前に並んでいるかわいいお地蔵さんたちのうち左端の青いのは、もう数年前くらいになるだろうか、うちにお泊りになった京都のお遍路さんが、自ら焼いてひとつひとつお寺に奉納したものだ。

 すっかり年季もはいって、薄黒く苔がついている。ニコッと笑ったお顔に貫録さえかんじられる。

 山門の屋根の下でおやつを食べていたら、ドサッと大きな音をたてて背後に雪の塊が落ちてきた。ポカポカ陽気で屋根の雪が融けている。頭上注意。

 恒例の、年賀状書きのお仕事が始まった。私が何かしようとするとウェイは必ず邪魔をする。今日もテーブルに上がって座り込む。客室の掃除をするとき、布団にシーツをパーッと広げるとササッーと走りこんできて、シーツの下に潜り込む。時々私に付いてきて、仕事の邪魔をする。少しは遊んであげるけれど、しつこいときは立ち入り禁止だ。


本場のバームクーヘン

2014-12-26 21:24:19 | 日記

 ドイツの親戚から送っていただいたバームクーヘン。高さ20センチ直径10センチ以上もありそうな、ホワイトチョコレートと普通のチョコレートをコーティングしたもの2種類である。友人たちにもおすそ分けして、本場のバームクーヘンを味見してもらった。日本のケーキ類はどれも柔らかくふわっとした感じ、私たちは口に入れるととろけるような、やわらかくいい香りのするケーキを好む。ドイツのはかたくて重たい。バームクーヘンもしかり、ずしりと重たい。チョコレートはパリッと硬い。お味は・・・、日本のものは、口にもっていくとバニラの香りが先ず食欲をそそるが、ドイツのはスパイスがきいていてとてもおいしい。ナツメッグなのか何かはわからない。本当のバームクーヘンをいただくことができて、とてもうれしいクリスマスだった。

 日本人は、器用に、なんでも自分たちの好みに改良してしまう。バームクーヘンも日本で別物に生まれ変わったのである。大阪に行ったときは、阪神デパートで、ハリエのバームクーヘンを買うために列に加わる。しっとりやわらかくて最高。

 お礼のお手紙を書かなくてはいけないのだが、ちょっとやそっとではできない。昔むかし、ドイツ語を習ったことがあるけれど、手紙を書くなんて不可能、年明けたら英語で頑張ろう。


早くも大雪になった

2014-12-08 18:34:55 | 日記

 一昨日の雲辺寺、麓のあたりまで白いということは、相当に積もったのだろう。

 四国山脈の北のほうで大雪になった。高越山(こおつさん)の山中で二人の男性が亡くなった。車で頂上まで行けるので、20年くらい前は子供連れでよくドライブしたものだった。頂上はミツバツツジの群生地で、5月の満開の時期はお祭り騒ぎである。

 車が脱輪して、そのあと、雪道を歩き始め、目的地である寺の手前1キロで倒れていたという。いったいどうして車から出たのだろう。ひとりは80才代のお年寄りだったというから、何かのっぴきならない事態でも起こったのだろうか。大雪で、動けなくなった車の中で亡くなるという事故が、去年北海道であったけれど、高越山は奥深い山でもないので、待っていたら救助に来てくれただろうに。冬は、車にも防災グッズを常備しておくべきかな。私の車の中には何でもある。準備しているというより、いったんつみこんだ荷物を下ろすのが面倒で、そのままにしているに過ぎないのだ。2年前、積雪期に大山へ登山に行ったとき、ザックを車に積み込むのを忘れたことがあったが、前回登って、ヤッケもピッケルも靴も車に積んだまま(つまり、車中にひろげて乾かす)、アイゼンは家に忘れたザックの中だったが、天気もよく、頂上まで行けてしまった。

 この週末、その大山に行くことになっている。今日冬タイヤに交換してもらった。また寒くなるらしいが、道中も、山中も少し心配だ。


小春日和、初冬の一日

2014-12-03 11:01:12 | 日記

 ついに最終月12月に突入。お店に入ると、どこもクリスマスツリーが飾られている。大人も子供もワクワクする季節だ。子供が小さいときは、ケーキをつくってみたり、何をプレゼントしようかあれこれ考えたり、私もそわそわする時期だった。今は・・・、アレもしなくっちゃ、コレもできてない、云々、結局何も片付かず一日が終わる。そして、一週間が過ぎ、大晦日を迎えるのである。

 昨日から日本中で真冬に変わった。今朝は雨が降ったり、雨音が少し大きいぞと思ったら霰だったり、出発されたお遍路さんが気にかかる。又暖かい日もおとずれるはず、それまで我慢して、元気で歩いてほしい。昨日は、雪が積もる雲辺寺を池田から越えてきている。急な冬の到来に驚かれたことだろう。

 この北風で、里山の紅葉もすっかり落ちたことだろう。三日ほど前、里山を歩いてきた。小春日和のなか、里の紅葉がちょうどきれいで、ゆったりのんびりと楽しんできた。ただし、案の定、ヤブ漕ぎに相成った。ヤブ漕ぎも里山ならば楽しい。だいたい見当はつくからだ。里山は、案内はないし、道がたくさんあって、難しい。

弘法大師がつくられたという満濃池のちかく、尾野瀬山、577メートル、という里山である。

 

展望台から満濃池を望む。