日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

早くも大雪

2013-12-31 22:16:38 | インポート

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 22日に笹ヶ峰へ登ったときの写真である。寒さの底のような天気が続いていたので、どこまで行けるか案じていた。丸山荘まではトレースがあったので問題はなかった。そこから上は先行さんも悪戦苦闘していて、私達がラッセルを変わって前進を試みるものの、霰のような粒粒の雪は、一歩踏み出すと蟻地獄のようにさらさらと落ちてきて足を埋めてしまう。目印のテープは見つけにくいし、ガスって視界も悪い。30分ですごすごと引き返した。

 いつもは小屋に入ってみようなんて考えも起こらないが、この日は、小屋で時々お手伝いをしているHさんと一緒だったので、この機会に中をちょっと見学、入らせてもらった。東京から登山に来ている一人のお客様の為に、経営者片山さんは登ってきている。ストーブがとても暖かい。昼食をとって、Hさんが味噌汁の準備をして、さあ帰りましょう。そのとき、電話が鳴って、「まだ筏津にいるからとても行けない」というキャンセルの電話だった。この大雪の中登ってきたのに、腰が抜ける。片山さんは正月まで居ようかなと言っていた。雪に閉ざされた山で一人で何する?山小屋の仕事もそうなまやさしいものじゃないな、と思う。

 今日は久しぶりの小春日和だった。気温も10度以上にあがった。雲辺寺の雪も大分融けたかな。明日は恒例の雲辺寺初詣である。ところが風邪をひいてしまった。なんとか頑張っていこう。

 


東京滞在

2013-12-27 20:55:43 | インポート

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 子供達が待ちに待っていたクリスマスも終わった。ツリーの下には、サンタさん、お父さん、お母さん、じじばばから、それぞれ二つずつプレゼントが置いてあった。誕生日と、25日の朝は、子供達には一番嬉しい日である。

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 12月初め、孫の子守をするため、5日間東京に滞在した。彼らはドイツ人とのハーフである。私達日本人からみたら、アジア人の顔つきでないと思うのだが、あちらの人からみるとアジア人そのものらしい。彼らはハーフっぽい可愛らしさがあるし、手足が長くて日本人とは違った体つきをしている、と私は思う。

 しかしながら、アジア人は、欧米社会ではやはり差別されていると娘はいう。この子達も、学校に通い始めると、きっと悲しい経験をすることになるだろう。少なくとも二ヶ国語は理解できるようになるだろうし、両方の国の文化にふれることができる。ハーフじゃなくダブルである。子供達は、ママと話すときは日本語、パパとはドイツ語、夫婦は英語である。東京にいるときは日本語をしゃべってくれるので、私は何も困らない。時々ドイツ語らしき言葉をしゃべりながら遊んでいる。

 下の女の子のヘアースタイルが坊主なのは、一ヶ月くらい前、お兄ちゃんが鋏みでチョキチョキしたのである。来年の七五三に髪を結い上げる為に、ずっと伸ばしていた。娘が目を話した隙にヤッチャッタ・・・。娘は興奮して私のところに電話してきたが、子供に鋏みを持たせたら切るのは当たり前、怪我がなくて幸いと言ってやった。親の都合で、目に入りそうに長い前髪を切らずに伸ばしていた凪子は、すっきり坊主頭になって嬉しいに違いない。

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 高島屋の9階にある子供専門の散髪屋さん。ママが美容院へ行くあいだ、私が代わりに連れて行くこととなった。

 鏡の傍にテレビがあり、椅子はクルマ、おもちゃもいっぱい。至れり尽くせり、サービス満点。お客様は次々とやってきて、ほぼ満員になった。このような高級な散髪屋さんにつれてくるママ、結構いるんだねえ。たかが子供のカット、私なら安いところでやっちゃうね。

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 東京見物をするまとまった時間もなかったので、せっかくすぐ近くに住んでいるのだからちょっと見学して来ようと、NHKに行った。午後1時半ごろに始まるスタジオパークって番組、自宅でたまに見ることがある。あれを見学しよう。その日のゲストは、「ごちそうさん」の桜子と、駆け落ちした旦那の二人だった。超有名人だったら抽選だろうけれど、当日の見学者はそれほど多くなく、私はまん前でしっかり見えた。もしかしたら一秒くらい画面の端に出てたかも。

 私は厨房にラジオを置いてあって、いつもNHK第一放送を聞きながら料理をする。アナウンサーが「代々木公園の銀杏が云々・・・」なんて言うと、公園の傍のあのビルから私も見ているような気になる。


代々木公園

2013-12-21 00:24:53 | インポート

今月始め5日間、長女の子供達の子守の為、東京で過ごした。2年前は、夫や次女、子供、総勢5人で長女宅を訪問している。あのときはあとを付いていっただけだ。一人で行くのは何年ぶりだろう。10年ぶりくらいかな。東京駅についてから家まで順調に行き着くかな、やや不安も感じるが、わからないことは誰にでも聞けばいい、ここは日本なんだから。果たして案内標識を見落として右往左往、人にぶつかりそうになる。東京の人の流れに慣れるまで、なかなかうまく避けられない。2日目になると、正面からやってくる人の動きを見ながら行動できるようになり、スムースに歩けるようになった。それにしても、東京の人はこわい。ぶつかりそうになると、冷たくジロッと睨まれる。「何処見て歩いてんのよ!」と言わんばかりに。

 

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 家から歩いて10分くらいのところに代々木公園があるので、毎朝1時間半くらい散歩した。ちょうどカエデやイチョウの紅葉が見ごろだった。ジョギングする人、犬の散歩をする人、楽しんでいる人が大勢いた。

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 ここにもテント生活者がいる。

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 玄関周りをしゃれた感じに設えている。

 あるお宅?にはネコを繋いであった。毛並みのとてもいいネコで、ネコ用のおもちゃが周りの小枝にぶら下がっていた。大事に飼われている。またその子に会いたくて、 お宅の前を注意深くみるものの、とうとう会えなかった。朝は寒いから、きっとまだご主人様とテントの中でぬくぬくと寝てるのかな。

 テントにも、5,6人は入れそうな大きなものがある。中はきっと設備が整っていて快適なんだろうな。でも台風とか大雨は困るだろうなあ。

 テントのそばに立っている人が全く普通の人で、テントから離れると決して誰もホームレスと思わないような男性がいて、彼らはテント生活を楽しんでいるのかもしれないと思った。最初は少し怖くて近寄りたくなかったけれど、ひっそりと片隅で暮らしている彼らをそっとしておいてあげれれたらいいなと思う。玄関の飾りつけや、上品できれいな飼い猫を見て、少しほっこりした気持ちになった。