日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

コロナ禍での連休

2020-07-25 16:27:36 | 日記

 待っていた4連休、遊びに行く方も受け入れる方も、皆さん楽しみにしていただろうに、急遽、東京へ行く人、東京を出る人に、「待った」がかかり、キャンセル料をめぐって大混乱した。「GOTOトラベル」の補助金の恩恵を受けなくてもいい人は、自粛要請を押し切って旅行に出かけただろう。

 うちでも、久しぶりのairbnbのお客様で忙しかった。外国人がよく利用する宿泊サイトなので、海外からの予約はコロナ禍でゼロ。しかし、日本に住んでいる外国人は、旅行できる。

 連休初日は、広島大学に留学している台湾の学生7人、レンタカーに7人、超ミツでやってきた。マスクも、思い出したように、する。若いからかなあ、あまりの無防備にびっくりする。彼らは、皆、同じ留学生用の宿舎に住んでいる。家族同様なのかもしれない。私としては、気を遣って、一人ずつ部屋を使ってもらうつもりだったが、翌朝見ると、あらら、布団を運んでミツで寝ていた。

   

 旅館組合から、営業する上での注意事項が書かれた冊子が届いている。観光関連の事業所は、この連休のお客様を期待していた。飲食店も宿も、きちんとコロナ対策をして、お待ちしているはずだ。私も、アルコールをしみ込ませた布で拭いたり、換気扇をまわしたり、念入りに掃除している。これまでと違い、手間がかかるが、仕方ない。これからは、コロナを念頭に置いて、生活しなくてはいけない。共存である。海外旅行が難しくなると、観光立国は大変だ。国内で旅行し、消費してもらう方法を考えなくてはいけない。

 観光庁から沢山ファックスが来たかと思えば、次はなんやら言う会社から、「STAYNAVI」登録ご案内というファックスが送られてきた。「GOTOトラベル」における宿代補助を差し引いた金額をお客さんから受け取り、申請代行したこの会社から、宿は、後日給付金をもらう、というのだ。申請代行して手数料をとり利益を得る。西日本豪雨災害のときの、復興支援給付金は、旅行者が自分で申請するものだった。「STAYNAVI」は、ちょっと怪しいから無視している。いろんなお商売を考え出すね。


永い梅雨、もうすぐ明ける

2020-07-16 10:51:15 | 日記

 なんと毎日雨が続くことか。今日は珍しく時折太陽が覗いている。蝉の声も聞こえる。

 朝、庭のタカサゴユリに、昨夜這い上がってきたと思われるクマゼミがじっと休んでいた。今日は多分雨は降らないから、元気に飛び立つことができるだろう。こう毎日降られたのでは、蝉も地中でウズウズしているのでは?

 ときどき庭を飛んでいるシオカラトンボ。私が子供の頃と、家の周りの自然はすっかり変わった。小さなため池がなくなり、用水路はコンクリートで固められた。トンボやカエル、蛇は少なくなった。けれどもまだときどき見ることができ、安心する。

 

 この間、日曜日に泊まられたYさん、久しぶりの遍路さん。10年前に泊ってくださったらしいのだけど、ノートを調べてもお名前が見付からない。何かの理由で、宿帳をいただいてなかったのかも。

 宿では、ずっと一人だけだったらしい。梅雨であることと、コロナが心配で、お遍路さんは本当に少ない。夕食をあがりながら、いろいろお話をしてくださった。ご夫婦で、3か月間、南半球をピースボート船旅をしたそうだ。このお遍路が終わったら、インドへ瞑想の旅に、その次は、シベリア鉄道の旅をするという計画だそう。78歳にもなられるのに、お元気。年を取ってしまったなどとマイナー志向せず、世の元気な先輩たちを見習って、夢をあきらめず前向きに生きよう。人生の先輩遍路さんの話を聞くと、元気をいただける。

 観光庁から、16枚も重要そうなファックスが来ていたので、印刷すると、途中でインクフィルムがきれた。パソコンで検索すると、同じものがでてきた。印刷するんじゃなかった。

 内容は、今再検討されている「Go To キャンペーン」宿泊料が35%補助される。今月23日からの連休は、うちでも少し忙しい。こちらが用意する書類は何か、充分理解できていないので、落ち着かない。しかし、「コロナ拡大キャンペーン」なりはしまいかという声が大きく、政府は慎重に決めるだろう。


お遍路さん、徐々に再開

2020-07-06 10:55:25 | 日記

 東京では、連日100人を超えるコロナ感染者が出ている。やはり第二波がやってきた。東京をロックダウンせよという強行な意見もある。地方に住む人間にとっては、せっかく開放されて、感染対策とった上でであるが、ほとんど元に戻ったのに、また活動が規制されてはたまらない。昨日の日曜日、道路を行き交う車も多く、飲食店にも結構車が入っていた。皆、休日をお店で楽しんでいる。経済活動を止めないで、人々の欲求も満たしながら、コロナ感染を防ぐ、都知事は難しい決断を強いられている。

 6月半ば、仕事で長期滞在をする会社から問い合わせがあった。うちの料金は2食付き6000円、去年10月から6500円に値上げしているが、長期のまとまった人数なのでホームページに書いてあるまま訂正しなかった。部屋は長期なのでできるだけ個室、大部屋は二人とさせてもらう。人数は8人なので、空きはあと1部屋となる。

 このようにお返事したが、その後何も言って来られなかったので、どこか適当な宿がみつかったかなと思っていた。すると、先週末から、向かいの藤川さんの駐車場に、そのM社の名を書いた車が停まっている。藤川旅館さんに決めたようだ。藤川さんでは、2食付き5000円、多分消費税が上乗せされて5500円と思う。差額500円×8人、一日4000円違っては、太刀打ちできないなあ。藤川さんは、観音寺一料金が安い。仕事で泊る方やお遍路さんがよく利用している。

 お問い合わせがあったとき、正直、約一か月間8人のご飯を作れるか、不安はあった。もう6年このような大きな仕事はしていない。5人程度の8か月の滞在を受けた以来である。現在、心身ともに老いている。一週間程度ならともかく、一か月も元気でやれるか、一抹の不安があったが、もし決定すればそれに全力投球するつもりだった。しかし、幸か不幸か、ご縁がなかった。少し、ほんの少しずつだけど、予約もきている。来てくださる少しのお客様に、しっかりおもてなしをしよう。

 3月に予約があったけれどコロナでキャンセル、4月に再度予約するもキャンセル、3度目にしてこられた東京のSさん。毎年四国にいらっしゃる。飛行機はどうでしたか?と聞くと、混んでいたそうな。便数が減っている分、乗客が増えるのか。今、讃岐では普通程度の雨だけど、梅雨末期、ドシャ降りにならないことを祈る。

 

 カタツムリの赤ちゃん

 私の畑で取れる野菜。雨が降ったり照ったり、野菜にはもってこいの気候かもしれない。成長する時期、収穫の時期、その時の天候とのタイミングが大事だなと感じる。インゲンマメ、早く蒔き過ぎた株は、育たないで枯れそうになった。種まきのタイミングもすごく大事。

 元芝生の草むらに、あちこちネジバナが咲いている。小さなピンクの花が可愛らしい。庭一面に増えた、この腹立たしいカヤ、なんとかして退治したい。多分、ネジバナはこんな場所が好き。


雨の日

2020-07-01 13:49:19 | 日記

 

 外は雨が降っている。私の部屋のすぐそばの柿の木に、直径3,4センチもありそうな、大きなカタツムリが。

 なんと足が遅いのだろう。でも、少し目を離すと、視界から消えている。どんなに遅くても、進んでいることには違いない。山を歩いていてもそう、あのもう一つ向こうの峰まで登らなくてはいけないと、行く手に心が萎えそうになるけれど、一歩一歩歩いていると必ずそこに着いて、振り返って足跡を見て、よくぞここまでと、感慨深く眺めることがある。

 コロナで、仕事が暇なので、毎日母の家で草取りをしている。雨の日は、コレクションの布、いや、捨てられずにため込んだ古い布や古着の整理をしたり、リメイクをする。時に、ボーっと畑や木々を眺めていると、妙に落ち着き、幸せな気分になる。自宅では、何もせずぼんやり過ごすことはほとんどない。ぐるりと、何処を見ても、掃除や整理整頓など、やらなければいけないことが山程ある。だから、母の家に居ると、あまりに快適で、時間があっという間に経つ。自宅から逃避しているのだろう。

   

 友人に案内を頼まれ、またマドの天狗へ行った。今回は、レポートによくある、高野という集落から登った。登山口や登山道の標識がないこういう山は、スマホが大活躍する。寒峰台地を、林道に出るまで、東に歩いた。寒峰北側登山口は確認できなかったので、また次回、偵察に来よう。

 台地は、とても緩やかで気持ちのいいコースである。足に自信のない人は、林道を車で来て、大地を東から西に歩き、マドの天狗まで行けばいい。途中、たくさんのベニバナシャクヤクが見える。前回、山風呂方面から来て、ベニバナシャクヤクをみつけて感激したけれど、台地での多さはその比でない。徳島の山では結構沢山あるのかな。