日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

ちょっと紅葉狩りに

2020-10-28 20:28:20 | 日記

 昨日はさわやかな秋晴れだった。久しぶりに、山の空気をおなかいっぱい吸い込んだ。

  

 ここは徳島の標高1000メートルを超えたあたり。すすきと紅葉と真っ青な空。1500メートルくらいの山のモミジはピーク手前、まだこれからが本番といったところ。

 剣山系の寒峰を北から登る昔の道があるらしい。小島という地域から林道をどんどん登っていく。峠に着いて登山口をさがすものの、意味深の、ぶら下げたペットボトルがいくつかあったり、赤テープが何か所かあったり、道らしきものがあったり、それらを手掛かりに入っていってみるけれど、どれも道にならない。で、紅葉狩りドライブで終わった。次は必ず頂上まで行く。

  

 お遍路さんの予約が入っていたので、山でゆっくり遊ぶ予定はなかった。登山口を見つけるという本日の目的は達成できず、早くに麓に降りてきたので、祖谷美人で 蕎麦と田楽を食べた。帰りにが、「ボケマート」で蕎麦を買いたかったが、もう茹蕎麦は置いてないといった。きちんと包装された、半生の、日持ちのする蕎麦しか売らないのだそうな。

 快晴の平日、県外ナンバーの車がホテルや蕎麦屋にたくさん停まっていた。秋の行楽シーズンだからね。

 


オフロードバイクのレース、シコクベルグ

2020-10-26 12:36:45 | 日記

  先週末は、本当に、久々に満室した。Airbnbからのお客様16名である。受け入れを承諾したものの、少し不安になった。でも、この団体の貸し切りだから、他の人との接触はないので、うちの家族との濃厚接触がないように気をつけたらそれほど問題はないだろう。

  彼らは、オフロードバイクのレースに出るために、関東から車5台で来ていた。消防の払い下げの赤いトラックや、ハイエースなどに、バイクを積んできた。休日には、うちの前の通りにも、オートバイでツーリングを楽しむ人の大きな音がよく聞こえる。オフロードを走るのも面白いだろうな。

 春、近くの里山に蕨がりに行ったとき、軽トラにバイクを積んできて、ハイキングコースになっている登山道を、ブンブンと大きな音とオイルの匂いを撒きながら、急斜面を登っていくのを見たことがある。登山道は尾根道で、防火帯として広い幅で伐採してあるので、バイクの練習場として適当なのだろう。走りたい気持ちはわかるので、人がいない時を見計らって、気を付けてやってほしい。

 翌朝は5時ごろから玄関の開く音がして、見送りしなきゃとおもって出ていくと、もう誰もいなかった。あらら、残念。会場が近ければ見学にいくところだった。バイクオフロードレース、シコクベルグ、という大会。新居浜の採石場が会場。

 彼らには、観音寺の宿泊キャンペーン、「来てみてGOかんおんじ」を申請してもらう。一人当たり、宿泊代2000円と飲食費1000円がキャッシュバックされる。お客様に喜んでいただけると、私もうれしい。

 

 


GOTOトラベルは何か変

2020-10-13 17:48:22 | 日記

   

 アケビがちょうど食べごろに熟れた。初めて、シカクマメを植えてみた。猛暑ながらも少し取れて、素揚げして食べた。夏を越して秋になって、またきれいな水色の花が咲いた。実るかな?

 鳩がこの間から家の周りでウロウロしているかと思ったら、藤棚の葉っぱの陰でジッと座っている。卵を産むつもり?何度も、母の家で飼っている猫に襲われながらも、懲りずにこの棚に営巣する。無事を祈るばかりだ。

  

 今日は季節が逆戻りした。汗をかいたので、素麺が食べたくなった。今頃、まだ、庭に茗荷の花が出ていたので、薬味にすると、和製ハーブの独特の香りがとても美味だった。今年の夏は、素麺を、飽きもせず毎日食べたなあ。一日のうち、2食、食べた日も多かった。子供のころは、素麺はあっさりしすぎて嫌いで、夕食に素麺がでると、プイっとふくれたりして、しかられたものだ。あの頃は、食卓に出されたものに文句を言ってはいけなかった。ところが、年のせいか、素麺が大好物になった。そういえば、うどんもよく食べるようになった。つまり、あっさりした食べ物を好むようになったということだ。

 

 雲辺寺への遍路道の栗の具合はどうかな?

 ほとんどが爪の先ほどの栗。初めの予定では、お寺までハイキングするつもりだった。栗拾いに時間を取られたこと、クロス屋さんが4時に家に来てくれること、などで、頂上へ行くのは無理。鰻淵の看板のところでお茶をした。後ろの栗の実が割れて今にも落ちそう、長い棒でもあったら取れるのに。

 遍路道で、今日うちに泊まるはずだったSさんにバッタリ遇ってしまった。お互い、まさかの出会い。カレンダー見て確かめて来るんだったなあ。ばつが悪い。Sさん、「わるかったね」とおっしゃった。「いえいえ、どうかお気を付けて」と答えた。

 というのは、一週間ほど前、私のところが、まだGOTOトラベル割引できないので、予約をキャンセルされたのだった。Sさんは何度も泊ってくださっているリピーターなので、私も少しショックだった。お客さんからすれば、少しでも安く旅ができたほうがいいに違いない。迂闊だった。今日雲辺寺へ行くべきでなかった。当てつけのように思われはしまいか。

 宿泊費の15パーセント相当のクーポンも、切り上げで、1000円単位のクーポンがもらえるようだ。1か月以上も前、クーポンについて問い合わせてみたら、1000円以下は切り捨てと言われた。ならばうちのような安宿は、クーポン発行にあてはまらないなと思った。その後、再度聞いてみると、切り上げという。GOTOなんやらの事業に携わっている人たちもよくわかってなかったんだろうね。おそらくかなりたくさんの人がスタッフとして雇われているだろうから。それはさておき、ばらまかれる膨大なお金、いったいどこから出てくるんだろう。旅行したり、食事したら、お金がプラスになるなんて、なんか変。

 GOTOトラベルでは、観光庁と第三者機関に登録は終わった。概要は理解できたものの、私がすることは具体的に何なのか、いまいち不安。割引料金で泊まっていただいて、のちに差額が振り込まれるわけだが、確かだろうかと不安になる。書類不備でお金はあげません、なんて言われたらどうしよう。なにもかも、メールで処理なので、ちゃんとできるか心配なのである。ペーパーレス、キャシュレスに乗り遅れている私。

 


東赤石がテレビに出る

2020-10-04 22:23:49 | 日記

 NHKの朝7時45分からの番組、「なんやら百景」というのに、200名山に入っている愛媛の東赤石が紹介された。山の好きな四国の人々にとっては、とてもポピュラーな山である。高山植物や樹木の花を見に、夏によく登る。山のない香川の人たちにとって、法皇山系、赤石山系はアプローチがラクである。石鎚山系となると、高速で行かないとちょっと時間がかかる。

 東赤石の風景が放送される予告映像を見て、テレビの前で待ち構えていた。尾根に連なるむきだしの岩石は、橄欖岩という地下深部のマントルが地表に現れたものである。石に含まれる赤茶色の鉄分が、その名の由来である。なじみの植物、鳥、虫などが次々登場して、「へぇー、そうか!」と知らなかっとことを教えてもらって、次に登るのが楽しみになった。

 続いて「小さな旅」を見た。福島県南会津というところの山間の村を映していた。茅葺屋根が残る、昔から変わらない集落である。個人で、文化材のような昔のままの住宅を維持するのって可能なのだろうか。公が補助しているのだろうか。

 「小さな旅」で紹介される、山村や郷愁を感じる街をわたしも旅したくなる。ずっと変わらずそこに暮らす人々の日常を見たい。

 彼岸に、ほとんどヒガンバナを見なかった。何か異変が起こって枯れてしまったのだろうかと思っていたら、遅れて今満開。

 

 トラクターで耕すおじさんの後ろをダイサギがついて歩く。共存。

  

 讃岐には昔からため池が多い。小さなものは埋められて、今は大きな池だけが残っている。子供のころからある、変な名前の「へそ池」にホテイアオイが一面満開。あまりの見事さに、車を停めて見に来る人がチラホラ。新しい名所になるかも。地元の人は、出水口が詰まるので困るといっていた。この間堤防の工事を終えて、ソウギョを捕ってしまったので、水草がこんなにふえたんだと。来年はないのかなあ。