香川県にも、9月12日まで、まん延防止等重点措置がとられている。けれども、依然として感染者は減らない。観音寺でも、10人以下ではあるけれど、毎日報告されている。小さな街だからこんな数字でも深刻だ。孫が通う高校で、陽性者が出たというので、自宅待機している。明日から小中学校も新学期、いったん学校でクラスターが発生したらしばらく休校になる。可哀そうなのは子供たちだ。
私のところでも、仕事で宿泊される方は、キャンセルとなった。12日以後、コロナが落ち着いたら経済活動も再開されるだろう。
まん防が適応されてから、空気清浄機だの自動体温測定器だの、営業の電話、ファックスや郵便物が来るわ来るわ。費用の四分の三補助してもらえても、元が何十万もする。うちぐらいの規模であれば、窓を開けて換気、安い体温計で検温、これで充分。
以前、食堂にパーテーションが必要か、と思ったこともあった。うちの場合、別々のグループが食堂で一緒になることは、ほとんどない。だから、パーテーションは要らなかった。7月に予約の人数が多い日があり、どうしたものか悩んだ。パーテーションを付けるより、大変だけども、部屋に食事を運ぼうと決めた。幸い、何人かのキャンセルがあり、食事を運ぶ手間はなくなった。
上記は、「宿泊施設、受入環境整備支援事業」というものであるが、「中小法人、個人事業者のための月次支援金」もある。コロナの影響で売り上げが50パーセント減少した場合、月ごとに申告する。審査が通れば、個人は月10万円を上限に支援金をもらえる。この間は、この申請書を作るのが苦手な人に行政書士を紹介します、という親切な書類も送られてきた。申請する人がすくないのだろか。私も、当てはまるかもしれないが、面倒くさくて放っておいた。
コロナで人生が変わってしまったという人、大勢いるだろう。大儲けした人も。私も生活が変わってしまった。ご隠居さんになった。このまま先細りして、廃業になってもいいかなと思う。10歳若ければ、弁当やでも開業したかもしれない。今は、暇な時間を草取りと猫の世話に遣っている。