日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

台湾での散歩

2010-09-25 09:12:59 | インポート

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 台湾では、さすが亜熱帯、ホームセンターなどで売られている観葉植物が自然にあちこちでみられる。

 バナナは当然道端にある。豚の餌だそうだ。まん中の写真はバナナの花。

P1030194 コーヒーの木

以前テレビで見たのだけど、猿のフンの中のコーヒーの種を取り出すと、とてもいいコーヒーができるという。猿が熟した実だけをたべるからだ。高価であるとも言ってた。

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パパイヤ

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このようなヤシのような木がいたるところ見られた。これはビンロウだと教えてくれた。噛みタバコのようなもので、実を石灰と噛むと唾液がでてきて赤く染まる。赤い唾液を路上に吐くのだそうだ。噛むと気分が高揚し、目が覚めるらしい。台北では規制されているけれど、南の地域では道端で売られている。路地を歩いていて、お姐さんが緑色の葉っぱで巻いたものを売っていたが、あれはもしかしてビンロウだったかな。好奇心旺盛な私だけれど、ビンロウはちょっと怖いかな。

P1030214 巻貝のようなかたつむりがたくさんいた。サイズもでかい。

P1030220 小枝で休んでいる蛇、毒蛇ではなさそう。

 台湾でお世話になった方々にまだ礼状を出していない。気にしつつ、2ヶ月が来ようとしている。民宿の林さんには、讃岐うどんを送ろうとおもっている。涼しくなるのを待っていたと理由をつけていたけれど、そろそろ取り掛からなくては。私の勉強のためにも、頑張って中国語で書いてみようかな。


新北投温泉

2010-09-18 12:12:28 | インポート

 帰国の前日、昼前に台北に戻ってきた。観光スポット新北投温泉を観光することにした。

 MRT(地下鉄みたいな電車)、新北投駅から歩いていける。

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 1913年、北投温泉浴場として建てられた建物を復元している温泉博物館である。

畳100畳敷きの大広間や、ローマ式大浴場を再現している。数多くの資料も展示している。

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庭で若い男女が写真撮影をしていた。結婚記念アルバムの前撮りかな。

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80年前に建てられた瀧乃湯は新北投最古の共同浴場。日本統治時代の趣をそのまま残している。

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面白そうな風呂やもある

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北投温泉の源泉、地熱谷

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 駅前で豪華ホテルのパンフレットを配っていた学生アルバイト。ここは温泉リゾートなのだ。立派なホテルが建ち並んでいる。街並もきれいだ。日本人ツアーの団体も見かけた。

 彼女ら、台北教育大学の学生といってた。若い人はたいてい英語ができる。私のつたない中国語と英語で20分間くらいおしゃべりをした。現地の人と会話したり、行き当たりばったりの観光や買い物、食事、個人旅行の醍醐味である。台湾については、治安も人もいいと思うので、今後も団体旅行より自由自在に動きたい。

 昼ごはんは、ちょっと日本のあっさりした食べ物が懐かしかったので、好奇心もあって、くるくる寿司しした。一皿30元、90円弱だ。ナマ魚の種類が少なかったが、清潔だし、日本とあまり変わらないと思った。デザートはかき氷屋さん。台湾にきたからには、これを食べいでか。50元で4種類のトッピング、量も結構あるので満腹満足。次々とお客がやってきて、シャカシャカと氷をスプーンでくずしながら大盛を平らげる。氷にアイスクリームをのせたり、変わったトッピングしてたり、横目でチラチラ見つつ、今度は違うの注文してみよう。ネックは言葉だ。微妙なところが通じないンだなあ。

 翌日は、8時半の飛行機なので4時半にホテルをでた。うまく行けるか心配だった。しかし、さすが繁華街、通りにでると早朝からタクシーがいっぱい停まっている。台北駅のバスターミナルまでタクシーでいき、空港行のバスにのった。スムースにはこんで、5時半についてしまったので、時間をもてあました。次回は段取りよくできるはずだ。


タロコ渓谷

2010-09-08 20:21:39 | インポート

次の日は、タロコ渓谷を観光することにした。ツアーによく組み込まれる観光名所である。清境農場からタロコ観光の終点「天祥」には、合歓山の山脈を越えなければいけない。バスは天祥~花蓮間しか通っていないので、ホテルの車をチャーターした。初め、天祥まで雇って、あとは節約のため、バスに乗るつもりだったが、ドライバーが観光スポットで停まってくれるというので、彼らに(奥さんと小さな子供もいっしょだった)花蓮まで車をお願いすることになった。しかし、後に、花蓮の駅前で「タロコ無料シャトルバス」の案内を見て愕然とした。散財したなあ。

 山越えはちょっと疲れた。舗装はしているけれど、細くてくねくね道だったので、少し酔ってしまった。2時間くらいかかったろうか、ようやく天祥に着いた。ここはバスターミナルでもあるので、観光客で賑わっていた。肉を焼く良い匂いがしたが、車酔いのため食欲はない。ドライバー一家は昼食のソーセージを食べていた。私にも買ってくれたけれど、あとで気分が良くなって食べた。餅米に焼いたソーセージをのせて、甘辛い味のタレをからめてある。台湾人が好んで食べるファストフードらしい。タレが口に合う。おいしかった。

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天祥のシンボル、祥徳寺

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男性二人が暫くの間、祈っていた。台湾人は信仰心が強い。

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お寺に掲げられた文句、十のお願いといったところか。今年1月の中国語の教室で取り上げられた、新年の挨拶?祈り?に、文句は少し違うけれど、とても似ていた。

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塔に登って景色を眺めると

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このホテルの奥2キロくらいのところに、大理石の絶壁に囲まれた、文山温泉という水着着用の露天風呂があるそうだ。次回、無料シャトルバスで来て、入ろう。

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花蓮駅前で、ドライバー一家とお別れする。

彼らが清境農場のホテルに帰りつくには、夜8時か9時になるだろう。山道気をつけて。

 さて、今日のホテルを捜さなきゃあ。観光案内所にはいった。「安いホテルを捜している」といったら、すぐ傍のあまりきれいじゃないホテルを教えてくれた。案内書で紹介するんだから大丈夫、古いけれど危険そうには見えない。

 フロントデスクを歩道間近にもちだして、お姐さんが元気よく客引きしている。料金は800元と1200元の部屋があるという。ウーン、安いなあ。どう違うのかと聞くと、1200元のほうがきれいだそうだ。1200元に決めて案内してもらった。確かに古い。バスルームはタイルの目地をいたるところコーキングしているしテーブルや椅子など家具も古い。でも寝具は清潔だったしテレビもエアコンもよし。テーブルを小さな蟻が10匹くらい這い回っていたが、夜にはいなくなった。まあこれくらいならいいだろう。私は立派なホテルに泊まりたいとは思わないタチである。安全で清潔であればいい。台湾のホテルはシングルはないのか、どこもダブルベッドである。二人用の広い部屋を用意されるともったいないなあと思う。蛙おばさんの民宿と清境農場の名人渡暇村というホテルはきれいで設備よく、部屋も広かった。料金は倍近くするんだけど。


高度障害かなあ

2010-09-07 23:28:04 | インポート

 清境農場は2000メートルの高原にある。

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ホテル、ペンションがあちこちにある。畑には花や野菜が作られている。

 合歓山に登った時には、心配のタネである頭痛はなかったのに、夕方チェックインして、食事を待つ間にじわじわアタマが痛くなってきた。なんだこれは・・・、まあ、とにかく食堂へいってみよう。

 食堂には家族連れが大勢いて賑やかだった。メニューは鍋物だった。キャベツとたくさんのなべ用の具がグツグツ、小皿のタレのようなドロリとした液体につけて食べてみた。ウッ、こ、これはナニ?黒ゴマかなあ。ちょっと口に合わないと思った。合歓山荘の食事がまずかったと、ある日本人がブログに書いていたが、こういうことかもしれない。日本人の口に、まったく合わない食べ物があるようだ。前日のレストランでいただいた晩ゴハンがなつかしい。台湾人はおいしそうに食べている。仕方ない、テーブルにおいてある醤油を鍋にたらして味付けした。これならまだ食べられる。でも頭痛はどんどん深刻になってきて、吐き気をもよおすまでになった。夕食はほとんど残して、部屋に帰り、鎮痛剤を飲んで寝た。

 翌朝、体調は快復していた。前日のは、やはり高度障害かなあ。

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朝食はバイキングだった。お粥、食パン、マントウ、おかずもいろいろ、おいしくいただいた。お粥に、トウフヨウのようなもの(腐乳というのだと思うが)をのせていただくととてもおいしい。


合歓山へ

2010-09-05 23:53:46 | インポート

さて、今回の旅行の最大の目的地、合歓山へ行く。

前日、皆で、「ああでもないこうでもない」と、私のスケジュールを何通りか考えてくれた。バスの路線が登山口よりずっと手前で終わっていたり、勤務時間外であったので公営の宿泊所の空き状況を調べることができなかったりで、もうひとつ、計画が具体化しなかった。私が「ひとりで登る」と言うと、「それはいけない、私の知り合いのガイドをたのみなさい」ということで、一日5000元で車と登山のガイドを雇うことにした。次の宿泊所は、このガイドに世話してもらえば安心である。

 朝9時に民宿を出て、観音瀑布、霧社を見学、清境農場にある「名人渡暇村」というホテルで昼食を摂る。ここに今晩泊まることになった。霧社は日本の統治時代、抗日運動が起こった場所である。小さな公園のようなところに銅像や碑があるだけで、訪れる人も無いようだが、事件の内容について調べてみたい気がする。

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上がホテル、下の写真は食堂。間に駐車場があり、敷地は広い。小さな屋内プールのようなものもあったが水ははられていない。採算が合わないのだろう。清境農場には、かわいらしいペンションやら、大きくて立派なホテルやら、たくさんある。リゾートである。P1030253

お昼ごはんの豆腐料理(揚げ出し豆腐みたい)、カラアゲ、キャベツの炒め物、スープ、ごはん。これで300元だったかな。

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武嶺の展望台。3200メートルを越える地点であるが、バイクを楽しむ人の多いこと!

途中の狭い山道で、自転車こいで登ってくる人を何人もみかけた。人事ながら、事故が起こらないことを祈った。土曜日だからか、車も自転車もおおいけれど、道は所々待避所があるだけの狭い道路だ。どうやら合歓山は、ドライブしたり、ハイキングしたり、サイクリングしたり、市民に人気の場所らしい。

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公営の山小屋、合歓山荘。日本人で、ここに泊まった人がブログで、食事が良くなかったといってたっけ。

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バスでやってきてハイキングする団体さん。

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笹原があって池塘があって・・・日本でもみかける景色だ。

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P1030275 笹原を行くのはガイドさん

日本のものより葉っぱが細くて小さい。

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皆さん、駐車場に停めて、いくつかのコースをハイキングする。手ごろな山である。ガイドさん、ちょっと腹回りが大きすぎるかも・・・、フウフウいって登っていた。だから私の山行はちょこっとハイキング程度だったのである。