日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

仕事は順調

2015-02-20 21:49:18 | 日記

 長期滞在の方たちがはいって4週目が終わろうとしている。私の料理力もそろそろ力尽きた感じがする。レパートリーの底がみえてきた。最初に返るしかないかな。

 滞在期間が長いと、お客様も宿側も気持ちよく過ごしたいなら、トラブルのないよう、お互い気を遣うべきである。今回のお客様たちは、わりと仕事がやり易いと感じている。ストレスなく仕事ができることは、とても大事なことである。彼らは、食事中、和気あいあいと楽しく食べているし、偏食する人も少ない。息子ぐらいの年の子がモリモリと食べてくれると、作り甲斐があるというものだ。今日のおかずはなんだろな、と楽しみに帰ってきてくれるよう、私は一生懸命考えて、おかずを作っている。

 家庭用のキッチンで10人ものごはんを作るのは、ちょっと厳しいところがある。とにかく狭いのである。ガスは家庭用三口しかない。段取り良く調理できる献立を考えなければいけない。食器を並べる配膳台もない。以前の厨房の四分の一のスペースしかないのである。広ければ無駄な動きをするので疲れる。これからは仕事を抑えていこうと、狭いキッチンをつくったのだけど、まさかこんな大仕事をすることになろうとは思っていなかった。狭いけれども、前の、床がセメント、隙間風が吹き込む厨房に比べたら、天国と地獄みたいだ。

 しょっちゅう油を使っているので、フードの中がどうなっているのか、開けてみるのも恐ろしい。落ち着いたら大掃除をしなくてはいけない。食洗機も、毎日朝と夜の二回、フル回転だ。壊れやしないか心配だ。あと一、二週間、元気で頑張ろう。ストレスなく、機嫌よく働けるのが何より大切だ。

 ♪ 真綿色したシクラメンほど、清しいものはない、出会いのときの君のようです ♪

学生時代に流行った懐かしい歌だ。 スーパーで350円で買った真綿色のシクラメン、本当にお買い得、と満足して毎日眺めている。シクラメンは長持ちするから、他の切り花よりずっと長く楽しめて安上がりだ。このシクラメン、たかが白なのに、陰影がかもし出す奥深さがなんとも上品で華やかで見飽きない。花も葉もしっかり力強いので、まだ暫らくは楽しませてくれる。


かんじきを作る

2015-02-09 21:49:17 | 日記

 今日は今年一番の寒さとか、東北の豪雪地帯の雪の被害が報道されていた。毎日雪かきに明け暮れているのだろうか。

 雪がうっすら積もりでもしたら、心がうきうき楽しくなる私たちには考えられないことだ。

 最近、冬の山を楽しむ人たちのあいだでスノーシューウォーキングが流行っている。私の所属する山の会でも、スノーシューまたはかんじきをいつも持っていくようになった。私はどちらも持っていなかったので、会の備品として置いてあるものを借りている。いつもいつも借りていたのでは装備係りのひとに厄介をかけるので、丁度かんじきの作り方を教えてくださる機会もあって、ついにマイかんじきを持つことができた。スノーシューは3万円以上する。年齢から考えてもあと何回使えるか。背中に括り付けて運ぶのも重いし、四国の山では必需品とも思えない。かんじきは形から見ても、スノーシューより威力は劣るだろうが、2500円でできるのがいい。着け心地を試してみるのが楽しみである。

 別子の「オーベルジュゆらぎの森」の一画の工房でワークショップがあった。

 生徒は私を含めて5人、手間のかかるヒノキを曲げる作業は既にできている。簡単そうと思いきや、結構、力も時間もかかった。ビニールひもを巻きつける難しいところは講師の先生にやってもらたので、全員が出来上がったのは昼もとうに過ぎていた。

 完成!

 お腹も減って、せっかくだから、レストランでフレンチのランチをいただく。シーズンオフである。誰も他には客はいない。サラダは山葵の香りがする野菜だった。ワサビ菜という名で売られているあれかな。それと里いものポタージュ、メインはチキン。しゃれててお味もよかったが、1600円、妥当でしょうか? ランチに付き合ってくれた男性には少々物足りない食事だったろう。お気の毒だった。


肩こり

2015-02-07 08:40:35 | 日記

 首の後ろが硬く張ったような感じで、なんとも気持ちが悪い。これは世にいう肩こりだろうか。

 この肩こり発症の原因は今のお仕事にある。長時間キッチンに立って、野菜を切ったり、芋の皮を剥いだり、食器を洗ったり、殆ど同じ姿勢で台所仕事をしている。切れ味の悪い包丁を使い続けるのも体に悪い。腱鞘炎と肩こりのもとだ。その外、掃除、買い出し、雑用で、ウィークデイは朝5時から夜9時半頃まで動いている。なんという働き者だろう、褒めてあげたい。

 肩こりは、軽い体操や運動で緩和できると私は思っている。普通、マッサージにいくと人は言うけれど、どうも一度やると癖になりそうで足が向かない。細々ながらも、ずっとジム通いをしてきたから肩こりとお友達にならずにすんだと思う。ところが、今はジムへ行く時間をなかなか捻出できない。先週は一度も行けなかった。今週はこの仕事に少し慣れて、二回いけた。一日三時間の週三日、友人が掃除を手伝ってくれているお蔭もある。

 もう二週間も前のことであるが、「花麹カフェ」へ行ったら若くてきれいな女性がカウンターの席に掛けていた。あ、もしかして、マスターが言ってた台湾からワーホリで来ている・・・? うちに滞在できないかと提案された彼女だ。年末から、今の長期滞在の予約があったので、残念だけど部屋がとれないとお話していた。

 お名前は陳さんという。台中の彰化県出身、大学で日本語を専門に勉強したらしく、日本語がとても上手で会話に不自由はない。にこやかでおとなしく穏やかな感じの女性だ。半年も前に日本へ入国、東京のお友達のところに滞在したり、和歌山で梅のアルバイトをしたようだ。今観音寺で二週間滞在、でももう明日、大阪へと発つ。せっかくのチャンスなので、カフェに三度中国語のお勉強に行った。ネイティブが話す言葉はやはりまだ聞き取れない。そう簡単に外国語が習得できるわけないか。