日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

兵庫山、野地峰、黒岩山

2021-03-25 11:16:24 | 日記

 21日に一都三県の緊急事態宣言が解除されて、もう感染者が増加している。草花が次々と咲きだすと、気もそぞろになる。皆外に出て、日差しを浴びたいよね。お遍路さんの予約も、少しは入ってきている。少しは、というだけで、平常の春とは比べようもない。どこの宿も同じだろう。コロナの影響はいつまで続くのか。

 近所にやってくる小鳥で、美声でメロディを歌う鳥がいる。「鳴き声」で検索しても、この鳥、いつも同じ節回しではなく、何曲か持ち歌があるみたいで、名前の同定が難しい。一番近いのが「イカル」かなと思っている。毎朝、木に止まって、綺麗な声で囀ってくれる。

 この間から、ツバメも帰ってきている。讃岐は池の多い地域なので、冬にカモのような水鳥が沢山みられる。いつも運転しながら首を伸ばして覗く池も、水鳥が減って、水面をかすめ飛ぶツバメが見られるようになった。確かに季節が変わっていった。

    

 一昨日、山に向かって車を走らせていたら、ソメイヨシノとは種類が違うのかもしれないが、道路わきや山中に桜が満開していた。ここ観音寺は、まだ堅い。場所によって全く違う。ということは、場所を変えれば、長く花見ができるということだ。

 目的の山は、四国山地、兵庫山だ。下猿田というから、天堤山経由、兵庫山往復。車で1000メートルくらいまで行ってしまうので、標高差は300メートル、小さなアップダウンがあるだけだ。尾根歩きだが、ときどき細い尾根になるので、緊張する。下では桜もさいているし、登山靴のソールが具合悪いのでスニーカーでよかろうと思ったが、山に近づくにつれて白いものが見えてくるし、失敗に気づいた。靴の中はびしょびしょだが、気温が高く、寒くなかったので、往復の2時間はそう辛くなかった。ただ雪の上でよく滑るのが危なかった。

 3月17日は愛媛側から野地峰、黒岩山へ登った。最近は山三昧である。

     

 午前中はガスで何も見えず。次第に晴れて、高知側の集落が眼下に見えた。縦走路はきれいに整備されていて、ハイキングにお勧め。黒岩山に近づくにつれて、ツガやブナが現れる。丈の短いササの中にブナが点在する、気持ちの良い森だ。帰りの縦走路は、見晴らしよく、木々の間からキューピーの頭みたいな登岐山も展望できた。

  

 縦走路にマンサクが2本あった。黒岩、登岐山縦走路から下に降りたところにマンサクの群落があると、「むらくもさん」のブログに書かれてあったので、それを目指したが失敗。でも、帰りにこの2本を見つけて大満足の3人だった。

 有名な八方ブナは黒岩山直下にある。根元から四方八方に伸びた枝はタコ入道のよう。皆さんこれをお目当てに来るみたい。ま、一見の価値あり。ここから先の、登岐山への縦走路もきれいだったらいいのになあ。凄い笹ヤブがあるらしい。いつか、四国山地の縦走路を繋げるために、また来ると思う。


カラスの巣作り

2021-03-13 20:06:23 | 日記

 

 実家の裏の神様のケヤキに、カラスが巣を作った。4,5年前に、ここに営巣したことがあったけれど、今回久しぶりだ。私は電柱のカラスの巣を見つけるのが得意だけど、この頃は四国電力も対策を考えてか、少なくなった。カラスは、電柱に付いているドラムのような変圧器?の上によく巣を作る。人間側は、最近、鳥が泊まりにくいように、電柱や電線にワイヤーをグルグル巻いている。カラスたちは、子育ての場所を探すのに苦労しているだろうなあ。

 私がいつも畑仕事をしているすぐそばなので、子育ての観察をさせてもらおう。この巣は、作り始めて4,5日でできあがっている。二羽のカラスが、ご近所の屋根の上から、木の下で見ている私をガアガア警戒しながら、交代で枝を咥えては建設していた。大木に葉が繁って目隠しされるまで日にちがかかる。彼らはいつ卵を産むのだろうか。しばらくうるさいことだ。あまり頻繁に近寄らないことにしよう。

 車で走っていても、満開手前の、よその庭の白いモクレンが目に付く。うちのは紫の大きな花だ。肉厚のこの花が好みの、スズメよりやや大きめの地味な鳥が毎日やってきて、花を食べている。花は無残に食いちぎられて、形よく残るのはわずか。

 春は、動物も植物も活動を始める季節、ヒトも同じ。3月になって、ポツポツとお遍路さんの予約が入りだした。歩き遍路さんには、6時に朝食を食べていただかなくてはいけない。お客さんのない冬の間、布団でグズグズする癖がついた。暖かくなったのと、夜明けが早いのとで、5時起床にもだんだん慣れてきた。早起きは三文の徳、時間が過ぎるのが遅く感じられ、得した気分だ。

 GOTOトラベルはいつ再開されるのだろうか。東京ではコロナ感染者が一向に減らない。オリンピック開催は成るのだろうか。


ネコに噛まれる

2021-03-06 20:13:05 | 日記

   

 この3匹のノラは、去年10月に保護した猫たちだ。路地で住み着いているメスのノラ猫が、9月ごろ、子供たちを引き連れて生活の場である、この路地に戻ってきた。捕まえて里親を探そうとしても、ママの教育のおかげか、そう簡単ではなかった。少しづつ人に慣れさせて、エサを食べているスキに捕まえる、という計画だった。小さいうちに実行しないと、より難しくなる。そして10月、怖がらせないように、一匹づつ静かに捕まえた。

 猫たちはしきりにポリポリ掻いていたので、ノミが湧いていると思った。可哀そうに、ノラ猫はたいていそういう環境で耐えている。自宅には2匹いるので、この子たちは母の家に連れていく。ノミを駆除できるまで、浴室で飼うことにした。その後、一部屋をネコ部屋としてあてがってやり、今に至った。外で遊ばせてやりたいのはやまやまだけど、ここ3,4年の間に4匹の猫が行方不明になっている。退屈だろうけど、部屋の中ですごさせるしかない。

 その子たちも大きくなり、去勢避妊の時期がきた。3匹一緒に一回で済まそうと、猫たちをそれぞれ玉ねぎネットにいれ、お医者に連れて行った。ところが一匹のネットの口の締め方が悪く、診察室で逃げてしまった。レントゲンの機械の下に潜り込んで怖がっている。床に這いつくばって、覗きながら、手を力いっぱい引っ張って出した。先生が網をかぶせて捕獲、やれやれ。しかし、私の手は噛まれて、大小10か所くらい傷を受けた。そのうちの深く牙がはいったところは、夜には熱を持ってはれ腫れあがった。まる二日くらい腫れていたが、今は引いている。痛みはしばらく続きそうだが、なんとか治るだろう。怪我はするし、先生には怒られるし、さんざんな一日だった。


明日は猫さん、病院予約

2021-03-02 17:20:29 | 日記

 朝から雨が降っていたが、昼過ぎには止んだ。この重苦しい雲は東に去って、明日は晴天になるのか、予報によると、一日だけすっきりとおひさまマークだ。

 明日は、去年保護した野良猫兄妹3匹の、避妊去勢手術の日だ。一匹ずつ、玉ねぎネットに入れて、病院へ連れていく。怖がって、ギャーギャーやかましいだろうな。

 億劫だけど、もう切羽詰まっている。2匹のオスはまだ子供っぽく、のんびりしたものだが、メス1匹がこのごろニャーニャーとよく鳴く。外にオスの野良猫が通りかかると、ガラス越しに、特にうるさく鳴く。どうやら、発情期をむかえたらしい。ヒトでもそうであるが、女の子の方が発育が早いのだろうか。男の子2匹は、無邪気にじゃれあって遊んでいる。

  

  

 雨が上がると、いつもの梅の木にスズメの群れがやってきて、しきりと羽つくろいをしている。この木はスズメのお気に入りみたいで、ときどき群れでワイワイガヤガヤ、やかましくおしゃべりしている。メジロが食事にしていた梅の花はもう終わって、となりのサクランボの花が咲き始めた。

 

 初めて作った、つるなしのエンドウが実をつけた。ふっくらした実のスナップエンドウだ。上に伸ばす支柱の必要がないからラクと思ったが、あんまり横に這ってくるので短い棒は立ててやった。やはり上へ上へと背を伸ばす種類のほうが、日光もよく当たって収穫量も多いのではないかと思う。一袋の種を蒔いたけれど、発芽しなかったり、途中で枯れたりで、成績が悪い。来年はこの種類はやめよう。

 この間、車から見えたヤギ。キャベツ畑で食事中。最近ヤギを飼うの、流行りかなあ。雑草を食べてくれるので、草とりの役に立つらしい。母の家の近所にも、敷地内でペットとしてヤギを飼っているお宅があって、びっくりした。それは白いヤギだった。時々散歩に連れていくそうだ。