日記

お遍路情報と、日記を綴っております。

鳥、いろいろ

2022-11-30 10:23:39 | 日記

 今月、次々と観音寺市で鳥インフルエンザが出た。車で走っていて、「ああ、ここか」と、2箇所、わかった。一つは遍路道上にある。豊田小学校から少し下った、大きな池がある景色が、とても気持ちの良いところだ。秋冬に水鳥が多くやって来るので、私はここを通るたび徐行して、池を見て楽しむ。今年も沢山見られたけれど、すぐそばの鶏舎にテントが設営され、防護服を着た人が立つようになってから、激減している。鳥たちはどこに行ったんだろう。

 時々買う自動販売機の卵、閉鎖されただろうかと思ったら、やっていた。結構近いところでウイルスが見つかったから、卵も出荷されないのかと思った。ウイルスが入り込んで、何万羽という鶏が無惨にも処分されたという話を聞くと、胸が痛む。養鶏場の鳥は、食用のため殺されるには違いない。鶏舎の鶏と肉屋のカシワを、別物と認識しようとしている。

  

 10月に確認できた鳩のヒナが、末に消えた。暖かいうちに巣立つだろうと楽しみにしていた。まだ蛇は活動的なんだろうか。とれとも、猫かイタチかカラスの仕業だろうか。

 すると、鳩の親はすぐに巣作りをはじめた。そして10日くらい座っていただろうか。卵を温めていると思った。調べると年に6回繁殖するという。けれども10ほどで座っていた親がいなくなった。孵化するには少し早いし、近辺に親が見られない。そっと脚立を持って行って覗くと卵が2個置き去り。どうしたことだろう。

  

 この間、畑仕事をしていると、トビの群れが数羽、輪を書いて上っていくのが見られた。ええっ?と驚いたことには、白くて羽が黒い鳥が一羽、一緒に輪をかいている。鶴? トビと仲間のようにして、気持ちよさそうに高く上っていく様子が、何とも可愛らしかった。急いで家にスマホを取りに行き、ようやくぼやけた写真が撮れた。

 

 その後、一の谷池の堤を車で走っていて、白くて尾が黒い鳥を3羽発見。これってコウノトリじゃない? 先日丸亀のため池でインフルエンザに感染したコウノトリが死んでいたとニュースで言っていた。ここにいてもおかしくないよね。でも、一の谷池にコウノトリがいるなんて誰も言っていない。見に来る人もいない。この鳥が何という鳥なのか、鳥に詳しい人に訊きたい。


年賀状どうする?

2022-11-28 17:57:07 | 日記

 暖かい日が続いたけれど、木曜日は全国的に寒くなるそうだ。暖かさのせいではないだろうけれど、干し柿は二度も失敗した。雨の日は室内に入れるという手間を省くため、日当たりのいい、風の当たらない部屋に吊るしたのがいけなかったらしい。干し柿の白い部分がカビであるかどうか、判断は難しい。ナイフで切り取ったり、中身だけスプーンで掻きだしたりして、いやしく食べてみると、トロリとしてコクがあって、とても美味しかった。何個もそうやって食べたけれど、お腹はこわしていない。私のお腹は、ストレスにはとても敏感だけど、カビやばい菌には強いらしい。

 先々週、埼玉の妹のところに、急遽2泊3日で出かけた。行きも帰りも上天気、間の日は雨が降ったおかげで、帰りは新幹線から白い富士山が見えた。本当に富士山は世界一美しい山だ。

 母が夏に亡くなり、妹の夫が11月に亡くなった。同じころ、叔母も亡くなった。そして昨日、古い親戚の方が亡くなり、私の喪服は乾く暇がない。

 友人関係には年賀はしない。が、店としてはやはりお礼と感謝のご挨拶をしたい。印刷屋さんに年賀状を出してよいものか相談すると、会社やお店がお客さんに出すのはいい、ということなので、いつものように書くことに決めた。あと幾日かで12月だ。あれよあれよという間に暮れになってしまう。こころしてかからねば。


紅葉が最高だった

2022-11-14 18:18:52 | 日記

 今日も暖かい一日だった。随分間に吊るしておいた柿にカビのようなものがついているのが、4,5日前わかった。捨てるのはもったいないので、怪しいところを切り取って食べた。トロッとしてこくがあり、とても美味しかった。その後、店先できれいな渋柿が出ていたので、また買って、吊るした。今度は上手につくりたい。

 一昨日土曜日、滞在のお客様のごはんを用意しなくてよくなったので、チャンスとばかりに山に向かった。徳島の善徳天満宮からマドに歩く予定だった。これについてはレポートがネットに出されているので、まあそれほど厳しい山行ではないとわかっていた。ほとんど分かり易い尾根歩きだった。けれども、斜面をトラバースする道では、いくつかの小さな谷を渡るのに、滑りそうで緊張した。どうやらいつものように道をはずしたようで、危うい思いもした。掴まる木のまばらな、土と落ち葉のずるずるの急斜面だ。鹿ならラクラクと歩けるだろう。「ピーッ、ピーッ」とうるさく啼いている鹿に「やかましく啼かないで、往く道を教えてよ」といいたくなった。

  

 栽培の栗か、自然のか? 林道が少し下まで来ているから、栽培かな?

 尾根道に大きな栗の木があった。大きな栗の木の下で~♫

 立ち止まると、カサコソ、ハラハラと木の葉が舞い落ちてくる。これが「落ち葉のエチュード」か。

 

 中津山、左遠くに国見山

 植林の中で山シャクヤクの種をみつけた。生え方、茎の少し赤いところ、紅花山シャクヤクと思う。

 祖谷渓の車道で紅葉が見ごろ、最高の紅葉狩りだった。


雪彦山

2022-11-07 09:49:59 | 日記

 連日、晴れか曇りという乾燥した天気が続いている。先週末も秋日和で、お遍路さんも観光客も楽しんでいる。私はというと、ずっと仕事が詰まっていて遠出をする時間はない。9月も10月も忙しく、ストレスが溜まっていた。これでは精神衛生上よくない。というわけで、思い切ってこの3日、山の会の山行に申し込んだ。おかげで、また楽しく仕事ができている。仕事で滞在中のお客様には、食事ができなく、ご迷惑をかけたが、私にも気分転換が必要だ。

 久しぶりの会の山行は、遠足気分でわくわく。登山口までバスに座っているだけ、なんとラクチンであることか。行き先は兵庫県雪彦山、せっぴこさんである。前もっての説明によると、岩登りもあり、クライミングの名所らしい。実際、915メートルの高さだけれども、鎖ありロープありの、登りごたえある山だった。

   

 10時に駐車場に着くと満車。ボルダリングの練習か、若い男女が大きなマットを背負って車道を歩いて行った。登山道途中から岩山が見えた。地蔵岳、クライマーはここを登るの?

 私達は高齢者16名、人数が多いと詰まって、待ち時間もいる。翌日の筋肉痛がなかったのは、待ち時間で休憩ができたからだ。

  

 下りは沢沿いの登山道で、周回できる。地蔵岳を裏側から見る。かなり下ったところで、変わった砂防ダムがある。石を通過させる、透過型ダムである。初めて見た。

 私は人見知りするタイプなので、積極的にお話することはあまりない。年一度参加するかしないかでは友達はできにくい。何度かお会いして顔見知りであるSさんから、いろいろお話を聞くことが出来た。パーティーで、ペースが遅く、遅れがちの男性が3人いた。今、がんと戦っている人、過去に大腸がんの手術をした人、アキレスを切って後遺症で痛みをかかえつつ歩く人、山の経験豊かな方々がそれぞれの思いで山を歩いている。Sさんたちリーダーや仲間のサポートで安心して歩くことが出来た。仲間と山歩きするのもいいなあと思った1日だった。人生を見た気がした。